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ヒマつぶし情報

2020.02.13

【キタコレ!】日本一長い商店街に湧き出る温もり「戸越銀座温泉」【お風呂俳優・髙﨑俊吾の銭湯日記 vol.2】

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皆さまこんにちは。お風呂好きで温泉ソムリエの資格まで入手した俳優・髙﨑俊吾の銭湯紹介連載企画第2弾です。今回の銭湯もとても素敵なところだったので、もしご興味ありましたら足をお運びください。


さて今回は、都営浅草線「戸越駅」から徒歩3分という駅近に存在する戸越銀座温泉さんに行ってまいりました!

戸越駅を出まして、

A2番出口から地上へと上がります。


すると、すぐさま見えてくる戸越銀座商店街!

戸越銀座商店街は、全長約1.3キロメートルの中に約400軒もの商店を構える、日本有数の商店街です。テレビなどでも日本一長い商店街などと称されることがありますが、実際は大阪にある天神橋筋商店街が日本一の長さ約2.6キロメートルを誇るようです。

それでもやはりとても長い商店街には変わりなく、歩いているだけでとても楽しくなるスポットです!

実は僕、かなり商店街好きでして、この戸越銀座にも小さいころからちょこちょこ訪れています。

そんな素敵ロードを歩いているとあっという間に、、、

戸越銀座温泉さんに到着いたしました!

そうなんです、こちらは大通り沿いから1本入ったところに位置している、商店街の中にある銭湯なんです。

実はこの取材日、雨が降っておりまして、その中で頑張って自撮りしたものがこちら。

髪がぼっさぼさ!笑

あいにく風も強く、これ以上のスーパーショットは見込めなかったのですぐさま中へ。

暖簾の下にはこんな看板が。

居酒屋さんやバルなんかでよく見かける黒板タイプの看板です!

本当にここは銭湯なのだろうかと少し疑ってしまうほどですが間違いなく銭湯です。

券売機で今回はサウナとタオル付きの750円のチケットを購入。

東京都の銭湯には、このように共通入浴割引券という10枚綴りのチケットが販売されていて、これを買えば東京の銭湯ならばほぼ全て入ることができるんです。

なぜなら、銭湯は各都道府県の条例で値段が均一に設定されているからです。詳しくは別の記事でご紹介します。

ただ、サウナ料金については一貫されていないので、その銭湯ごとに買わないといけません。

こちらの銭湯には備え付けのシャンプーやボディーソープなどは一切ないため、持ち込むかこちらの番頭横のアメニティを購入します。



それでは実際に風呂場に入ってみましょう。

ここからは撮影NGなので、公式HPの写真を拝借します。

こちらは実際に僕が入浴したお風呂、陽の湯です。


こちらの戸越銀座温泉さんでは月の湯と陽の湯の2つが男女日替わりで提供されています。陽の湯の洗い場は23か所、シャワー2か所、ロッカーは42か所という充実ぶり。

写真左上が大浴場となっており、44度ほどの熱湯で身も心も温まりました。

そして、その大浴場の中に仕切られて電気風呂とリラクゼーションバス、そしてスーパージェットバスまで完備されています。

そしてこの戸越銀座温泉の一番の推しポイントは写真右の露天風呂!

銭湯に露天風呂がついていること自体あまり多くないのですが、それがなんと天然温泉なんです!ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉の黒湯でした。

名前を聞いただけではなんのこっちゃという方がほとんどだと思いますので、温泉ソムリエとして少し補足を。


天然に湧き出る温泉を温泉として制定する場合、その温泉にどのような成分が含まれているかを明記する必要があります。温泉水に含まれる含有割合で明記するかが決まっており、今回のナトリウムが多く含まれた炭酸水素塩泉であり、その温度が25度未満のものであるため冷鉱泉とされています。


そうなんです。天然温泉って、温かいものばかりじゃないんですよ!

炭酸水素塩泉は、美人の湯、美肌の湯とも呼ばれ、入ると肌がツルツルになる効果が高いとされています!僕もこの陽の湯でツルツルになってきました!


写真にはないのですが、もちろんサウナと水風呂の3セットは欠かしません。笑

サウナは94度ほど、水風呂は17度ほどで入りやすい温度でした。露天部分には椅子も用意されていまして、涼むこともできました!最高!


お風呂を上がりコーヒー牛乳はどこかなとロビーに立ち寄ると、、、

恐らくは食堂もやっていたのでしょうか。今はなきメニューの跡がうかがえます。

銭湯のあり方、地域との密着の仕方が昔とは少し変わったのかなというのも感じられました。

このような銭湯の風刺画のようなものも飾られていました。雰囲気も明るくモダンな感じを受けました。

せっかくなのでお目当てのコーヒー牛乳と絵画とでパシャリと。


十分に温まって戸越銀座温泉を後にします。


せっかく戸越銀座商店街に赴いたので、少しブラブラして帰ろうかと歩いていると、美味しそうな鯛焼き屋が!

商店街ぶらぶらは、食べ歩きが醍醐味ですね!最高!

アツアツのカスタードクリーム入りの鯛焼きに心もお腹もさらに温まりました。

帰りは行きとは変えて、東急池上線の戸越銀座駅から帰路に着くことにしました。

可愛らしい駅舎にほんわか。

今回は、戸越銀座温泉さんに行ってまいりました。

銭湯でありながら、天然温泉の浴場でさらには露天風呂もついているという豪華なお風呂でした。戸越銀座商店街という土地柄もあり、身も心も温まる素敵な銭湯にとても魅了されました。

今回ご紹介できなかった月の湯にも次は是非とも入りに行きたいと思います。

商店街で街ブラして天然温泉で美肌になって温まって帰る、そんなプチ贅沢気分を味わいに足を運んでみてはいかがでしょうか。

今回の探索人

髙﨑俊吾 

Twitter:https://twitter.com/shun5tksk1112


記事元

こちらの記事は、キタコレ!で読む事ができます。

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