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2025.02.06

【キタコレ!】お風呂俳優 髙﨑俊吾の銭湯日記Vol.59 壮大な富士山につい見惚れる銭湯~学芸大学 千代の湯~

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壮大な富士山につい見惚れる銭湯~学芸大学 千代の湯~

今年は暖冬と言われるだけあって、関東はすでに春の日差しを感じる日も多くなってきましたが、朝晩の冷え込みはやはり厳しいです。インフルエンザの爆発的流行にも、銭湯に入って免疫力を高めて打ち勝っていきましょう!改めまして、お風呂俳優・髙﨑俊吾の銭湯日記です。

今回ご紹介するのは、東急東横線 学芸大学駅から徒歩2分にある駅近銭湯、千代の湯さんです!

駅から徒歩2分という駅近銭湯さん。

学芸大学駅の改札を出て右へ直進しす。

商店街がありますね。さすが目黒区というだけあって、とても賑わっています!

2ブロックほど歩き、整骨院のある路地を左折します。

さて、見えてきました、千代の湯さん!

富士山と月が描かれた暖伩は、まさに和。高級料亭のような雰囲気を感じました。とても素敵です!

さて、店内はというとこんな感じ。

入湯料は都内一律550円。シャンプーやボディーソープはないので、持ち込むか受付で購入します。サウナはありません。受付の奥に飾られているのは、弁天様が彫刻された透かし彫りの一枚板で『懸魚(げぎょ)』というものらしいです。『懸魚』とは、神社やお寺などの屋根の破風板に吊り下げる装飾板を指すようです!建物を守るお守りの役目もあり、2010年にリニューアルされる前の旧千代の湯の時から見守ってくれているようです。すごいなぁ、こんな複雑なものが一枚の板から掘られているんですから。あっぱれ!

それでは早速浴室へ参ります。ここから先は、公式HPの写真を拝借いたします。

脱衣所です。

明るく清潔感のある空間に、大字と漢数字で書かれたロッカーがいい味を出しています。自然と背筋が伸びるような感覚がありました!また漢数字でもあまりみたことのない『廿』や『丗』の漢字。旧仮名遣いとして二十が『廿』、三十が『丗』と読むそうです!勉強になるなぁ~!!

さて、浴室はこんな感じです。

こちらは女湯側から撮られた写真です。壁面には大きな富士山!そして男湯側には赤富士が描かれています!

なんとも雄大で壮大な富士山でしょうか。女湯の富士山は丸山清人氏によるもの、男湯の赤富士は中島盛夫氏によるものです。浴室に入るなり目に飛び込んでくるこの富士山に、ついつい足を止めて見惚れてしまいました。何かを考えるということも忘れてただただすごいなぁ、ととても引き込まれました。

カランは22箇所、先ほど述べたようにシャンプーやボディーソープの備えはありません。千代の湯さんは軟水を使用しているので、とても肌触りが柔らかいです!

浴槽は、電気風呂やジェットバスが併設されている大きな浴槽と、洞窟のようになっている炭酸泉があります。大きな浴槽は温度が43度近く熱めのお湯でした。この寒い時期には、少し熱いくらいのお湯に浸かると、体がポカポカで気持ちがいいですよね!免疫がUPしている気がします!!

写真右手に写っているのが、炭酸泉です。洞窟のように周囲と遮断されている感じ、とっても大好きです!温度も少し低く37度ほどで、とても気持ちが良くのんびりできました。こういう閉鎖的な空間だと、つい大声で歌いたくなってしまいましたが、なんとか我慢して小さい音のハミングで迷惑にならないようにしました!笑

千代の湯さんにサウナはありませんが、水風呂があります。こちらは16度ほどでしっかり冷えています!温冷交代浴をして”整う体験”をしてみてもいいかもしれません!

さて、すっかり気分が良くなったところで、お風呂を後にします。

受付でコーヒー牛乳を購入しました!160円です。電子マネーも使えるのでありがたい!

ということで、今回ご紹介したのは、学芸大学駅にある千代の湯さん。渋谷から東急東横線 各駅停車で8分という近さ、中目黒や自由が丘というお洒落な街に挟まれたとても立地の良い場所で、大きな富士山に見惚れることができるのは、ここ千代の湯さんにしかありません。大きな富士山に見惚れ、洞窟風呂でご機嫌に過ごしに、是非千代の湯さんへ足を運んでみませんか。

今回の探索人

髙﨑俊吾 

X(旧Twitter):https://twitter.com/shun5tksk1112

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