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2024.12.05
【キタコレ!】お風呂俳優 髙﨑俊吾の銭湯日記Vol.57 風情のある銭湯の温泉で癒される~上板橋 第一金乗湯~
風情のある銭湯の温泉で癒される~上板橋 第一金乗湯~
寒暖差の激しい日々、皆さま体調は崩されておりませんでしょうか。昨年の月に比べて、比較的暖かいような気もしますが、翌日には10度も下がることがたりして参ってしまいます。そんな寒い日でも、湯船でしっかり体を温めて免疫力をアップさせていきましょう。改めまして、お風呂俳優・髙﨑俊吾の銭湯日記です。
今回ご紹介するのは、東武東上線 上板橋駅にある第一金乗湯さん。
第一金乗湯さんには、駐車場が4台分あるとのことでしたので、今回は車行ってきました!お店の目の前に駐車場があったのですが、地面に予約車と書かれていたので番台に電話をかけてみました。営業時間外は別で貸していて、そのための予約ということでした。営業時間内は好きに停めて大丈夫とのことでしたよ!
外観は少し角ばった建物で、大きな煙突がとても印象的です!
浮世絵風な暖伩が、いい味を出していてとても素敵!
店内はこんな感じです。
内装も和モダンに統一されていて、めちゃくちゃ落ち着きます。
なんか心が静まるような感覚があってとても居心地がいい!
待合室では少し照明を絞ってあり、壁には浮世絵の絵画が飾られています。回廊のような雰囲気もありつつ、厳かとまではいかないので、風情がありとても落ち着く空間です!まさに和モダンで統一された内装にセンスの良さをとても感じます。こちら第一金乗湯さんは、1961年に創業され、今年で63年を迎える老舗銭リニューアルされ今の形となりました。和モダンで統一された店内は、ロビーだけでなく浴室まで続いています!
公式HPの写真を拝借し、浴室内をご紹介していきます。
入湯料は都内一律550円。サウナはありません。
脱衣所です。見てすぐにわかりますが、伴付きのロッカーだけでなく、旅館の大浴場などにあるような荷物入れの籠が置かれています!旅館に泊まったりすると、着てきた浴衣とタオルを籠に入れて最小限の荷物でお風呂に入りにくる、なんてこともありますよね。銭湯でそれが実現できるのがとても素晴らしい!伴付きのロッカーと併用することで、防犯対策もしつつ、旅館のような大浴場気分を味わうことができます!本来の銭湯はそういう生活の中の一瞬の出来事であったのが懐古されました。そして、照明がなんともおしゃれ!和風なシャンデリアのようです。もうね、脱衣所の雰囲気からしてめちゃくちゃ好きです!
浴室内はこんな感じ。向かって左が女湯、右手が男湯なのですが、左右で絵のタッチが違うのは、違う絵師さんが富士山を浮世絵風に描いた合作だからだそうです!同じような色、富士山という題材を描いても、構図や絵のタッチが違うだけで全く別の情景が浮かんできます。また、浴室内の蒸気によって、より一層幻想的に見ることができました。
カランは全部で15箇所。シャンプーインリンスとボディーソープは備え付けです。
内湯は水風呂を入れて3箇所。一つは熱めの湯で、電気風呂と3種類のジェッバスが併設されています。最近電気風呂の気持ちよさに気づいちゃいまして、ちょいハマり気味なのですが、第一金乗湯さんの電気風呂はね、すごいちょうどいいんです!電気が強すぎず弱すぎず、叩いたり揉んでくれたりグイーンってされたり。年齢とともにだんだんと体の痛みが出始めますからね、しっかり銭湯でもケアしていきたいと思います!
もう一つは、バドガシュタイン鉱石風呂です。あまり聞き馴染みがないですよね。バドガシュタインというのは、オーストリアとイタリアの国境あたりの地方で、そこで採れる鉱石は、天然のラジウムを発しています。これが水と反応することでラドンという元素を発します。このお風呂に入ることで、痛風だったり腫瘍の鈍化などにも効果があるとされています!また、第一金乗湯さんは2019年に温泉と認定がされました!お湯自体あるので、湯に浸かるだけで肌がすべすべになります!とても気持ちがいいお風呂を満喫させていただきました!
サウナがお好きな方は、ぜひ温冷交代浴というものをやってみてください!熱いお風呂で温まって、水風呂に入って冷やすことで、サウナのように整う体験ができます!第一金乗湯さんの水風呂もしっかり冷えているので、温冷交代浴に最適でした!
さてお風呂を後に、受付でコーヒー牛乳を買いました。160円でした。
ふぅーさっぱり!めちゃくちゃ気持ちよかったなー!
せっかくなので後ろの浮世絵風な写真も撮ってみたりして。
なかなかいいクオリティの写真が撮れたと自画自賛しておきます!ということで、今回ご紹介したのは、上板橋にある第一金乗湯さん。和モダンに統一された店内や浴室は、回廊のような清廉さと幻想が混ざったようなとても素敵な雰囲気で、個人的にもめちゃくちゃ大好きな銭湯さんとなりました!
是非ともお近くにお越しの際は、電車でもお車でも足を運んでみてください。
今回の探索人
髙﨑俊吾
X(旧Twitter):https://twitter.com/shun5tksk1112