6月にも入り、そろそろ梅雨入りの宣言が各地でされていく頃です。ジメジメした空気の中にあっても、心は晴れ晴れとしていたいものです。改めまして、お風呂俳優・髙﨑俊吾の銭湯日記です。

今回ご紹介するのは、つくばエクスプレス 浅草駅から徒歩およそ7分に位置する、アクアプレイス旭さん。

浅草駅のA2出口から出ると、すぐに大きな通りに面していますので、そこから左に進みます。

アクアプレイス旭さんは、通りの逆側なので、信号が青の良きタイミングで渡っておくと楽です！

さてさて、右手には花屋敷の名物の乗り物も見えたり。

実は僕、先日までこの花屋敷の中にある浅草花劇場にて、なめ猫ロックショー！という作品に出演しておりまして。劇場から見えるこの花屋敷遊園地の賑やかな声に、密かに行ってみたい欲が掻き立てられておりました。笑

さてさて、まだまだ通りを直進すると、5伹路に差し掛かりました。

こちらは、右斜め前の方向に進みます。すると、すぐまた５伹路に差し掛かるので、今度は右ななめ手前に右折します。

アクアプレイス旭さんはもうすぐです！

左手に見えました、アクアプレイス旭さん。

AQUAの文字がブルーに輝いています！

パシャリと。

アクアプレイス旭さんがあるのは、浅草寺から徒歩で10分しないのですが、インバウンドの効果で外国人で賑わっている浅草の喧騒からは離れ、昔ながらの江戸の雰囲気を残す奥浅草と呼ばれるエリアとなります。渋いですねぇ。

さて、店内はというとこんな感じ。

正式な開業は不明ですが、1941年には前身の旭湯の名前が残っていることから、80年以上の歴史があるとのことです。2001年に現在のマンション型にリノベーションされ、名前も新たに「アクアプレイス旭」として生まれ変わりました。

入湯料は都内一律520円。サウナは200円で、タオルはつきません。レンタルタオルは大が100円、小が30円です。ボディソープとシャンプーインリンスは備え付けです。

さて、それでは、浴室へ参ります！

ここから先は、東京都浴場組合のアクアプレイス旭さんHPの写真から拝借いたします。

脱衣場です。ロッカーは大きめで、荷物がたくさん入るので、リュックなどで来ても大丈夫！100円返却式ロッカーなので小銭の準備をお忘れなく。

さて、浴室内はこんな感じ。

アクアプレイス旭さんは、奥に壁画がドーンとあるような銭湯さんのイメージとは違く、女湯とを隔てる壁にタイル絵が施されています。カランは全部で22箇所あります。

内湯は、全部で2箇所。一つは、ジェットバスやリラックスバス、ボディバスがついているバイブラバスになっています。また、電気風呂もついていて、気持ちいいです。もう一つは薬湯です。取材日は、じっこう湯と言って川芎という生薬が溶けているお風呂です。こちらは、体の芯からめちゃくちゃ温まるので、少し体が弱ってる時などにとても効果があります！

さて、サウナと水風呂は階段を登って２階部分にあります。

サウナです。広さは10人ほど入れそうです。ヴィヒタの香りなのでしょうか、室内全体がほうじ茶のような香ばしい香がしていて、とても落ち着きます。室内計では115度ほどをさしていますが、そこまで温度が高くはないかなと思います。それにしても、本当に落ち着くなぁ。

水風呂は、16度ほど。常に掛け流し状態になっているので、いつでも冷やされています。とても気持ちの良いサウナを味わうことができました。2階部分には、椅子などはないですが、ちょっとした段差があったりして、そこで休憩をとっている方もいます。いやぁ、いい感じです。

さて、浴室を後にして、ロビーでコーヒー牛乳を購入しました。

150円です。ロビーに大きめなゆっポくんのぬいぐるみがあったので一緒にパシャリ。とてもスッキリしました！

ということで、今回お邪魔したのは、奥浅草にあるアクアプレイス旭さん。同じ台東区の銭湯さんを以前にもご紹介したことがあるのですが、実は台東区、サウナーやお風呂好きの方たちからも好評な銭湯さんがかなり沢山ある地域なのです。今回ご紹介したアクアプレイス旭さんも、まさにその一角で、サウナの温度と水風呂の温度、休憩スペースや生薬風呂など、愛好家が多くいるのも納得の銭湯さんでした。

是非とも浅草までお越しの際は、少し足を伸ばして、奥浅草でひとっ風呂浴びませんか。

髙﨑俊吾 

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