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ヒマつぶし情報

2024.01.04

【キタコレ!】マキタジャーナルスペシャル対談!~ぁぃぁぃ(廣田あいか)×槙田紗子~

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槙田:今日はありがとうございます。よろしくお願いします。

 

ぁぃぁぃ:よろしくお願いします。

 

槙田:めっちゃお久しぶりです。元気でした?

 

ぁぃぁぃ:何年ぶりだろう。PASSPO⭐︎さんの最後のライブとかぶりだったような気がします。

 

槙田:ラストライブ?

 

ぁぃぁぃ:中野サンプラザ(2018年9月22日のPASSPO⭐︎解散ライブ)見に行ってたので、あれが最後だと思います。

 

槙田:5年ぶりだね。この連載はいつも私が会いたい人に会って、聞きたいことをたくさん聞かせていただくんですけど、気楽に話してもらえたらなと思います。

 

ぁぃぁぃ:ぜひ、何でも。

槙田:ぁぃぁぃって、子役からですよね。

 

ぁぃぁぃ:芸能のことになると恥ずかしいんですけど、0歳9カ月とかからやってて。

 

槙田:それはご両親の意向で?

 

ぁぃぁぃ:幼稚園くらいまでずっと子役をやってたんですけど、小学生に入るときにいったん辞めて。でも、生まれた時から仕事と学校両方ある自分がデフォだったんですよ。どっちかうまくいけば、どっちか失敗してもいいやみたいなバランスをとっていて。小学生になってから学校でいいことも悪いこともあって、学校生活だけじゃバランスとれないなと感じ始めて、小3からまた子役を始めました。ずっと入りたい事務所があって、その事務所のオーディション受けたら合格してアイドルになってたって感じの流れですね。

 

槙田:小学校でそんな自我があったんですね。

 

ぁぃぁぃ:そんなに学校頑張れなくても、お仕事が頑張れてれば自信になるみたいなのがあったから。

 

槙田:アイドルは別に自分の意思でアイドルになりたいっていうよりかは、たまたま?

 

ぁぃぁぃ:たまたまです。小5ぐらいのときに、ももいろクローバーさんにはまって、フリーライブとかも行ってたんですよ。

 

槙田:代々木公園とかでやってた時?

 

ぁぃぁぃ:私が行ってた頃はショッピングモールぐらいですね。ららぽーととかでやってたぐらいなんですけど。

 

槙田:リリイベか。

 

ぁぃぁぃ:そうです。それこそメジャーデビューのリリイベとかフリーライブとかし始めて、ももクロがいる事務所、受けたいって思って。事務所も入るのがめっちゃ難しいっていわれてたんで、オーディションで好きな芸能人は佐々木彩夏さんです!って言ったり、ブーツの中にインソールめっちゃ仕込んだりして、とりあえず入っちゃえば勝ちだと思って、無理やり入りました。

 

槙田:無理やりでも入れない事務所よ!(笑)

 

ぁぃぁぃ:事務所に結構グループがいたから、どっかしらのグループには入れそうだなっていう感覚があったので、自分が器械体操ちょっとできたので求められてないけどアクロバットしてる映像資料をDVDに焼いて渡したりしました。どうにかして入りたかったんです。

 

槙田:それもお母さんとかに言われてとかじゃなくて、全部自分で決めたの?

 

ぁぃぁぃ:ママも小さい時から見守ってくれてたし、ずる賢い系だったんで、応募写真2枚の規定なんて絶対守らなくていい!いろんな写真送ったほうがいい!っていう感じで、結構親の発想は影響してるかもしれないです。

 そしたら、ちゃんと的中してグループに入れてもらえたみたいな感じでした。

 

槙田:今まで、自分の狙いを定めてしっかり行動して、狙いどおりいくことが多いですか?

 

ぁぃぁぃ:結構、行き当たりばったり系だとは思うんですけど、当時は小学生だったんでハングリー精神はありました。


槙田:女優さんがいいとか、アイドルは嫌だとか、そういうこだわりはあんまりなかった?

 

ぁぃぁぃ:なかったです。でも、私がいたグループはアイドルになろうと思ってなった子が誰もいないぐらいな感じで、女優さんを目指す中でも人に慣れてたほうがいいし、レッスンしてるだけじゃ表に披露する場がないからアイドルグループを活動をするっていう事務所の方針だったので、アイドルになりました。みんな頑張ってたけど、モチベは人一倍高かったと思います。

 

槙田:アイドルは何年くらい?

ぁぃぁぃ:11歳に入って18歳に辞めました。

 

槙田:11歳で入ったの、やば。

 

ぁぃぁぃ:今も13歳〜14歳の子とかお仕事で関わることあって、若いなと思うけど、自分もそれくらいの時めっちゃ自我あったな、なめちゃいかんなって思います。ちょうどそれくらいが私がグループとしてメジャーデビューした年ぐらいなので、結構人生進んでんなみたいな。

 

槙田:早熟!学校の友達とかと話合わなくならなかった?

 

ぁぃぁぃ:小学生のときは芸能活動してる子ってイメージがついてたからよかったんですけど、中学に入ってからはいろんな人が増えて、嫌なうわさとか書かれちゃうようになっちゃったのがきっかけで、あんまり余計なこと話さないようになりました。中学では男の子と一言も喋らなかったです。

 

槙田:意識高い。

 

ぁぃぁぃ:必要な会話以外、一切しなかったので。

 

槙田:どこを切り取られてどういうふうに言われるか分かんないですもんね。

 

ぁぃぁぃ:それをすごい気にしちゃって、その上中学のときが一番お仕事忙しくて、学校に全然行けなかったので友達の作り方が分からなかったです。


槙田:今、ぁぃぁぃって「職業:ぁぃぁぃ」ってくらい幅広く色んなことやってるじゃないですか。

 

ぁぃぁぃ:何でもやってます。


槙田:今の活動スタイルって、アイドル卒業する前から何となくこういうふうになりたいなって思ってたことなのか、卒業後に色々挑戦する中で出来上がっていったのか、どっちなのかなと思って。

ぁぃぁぃ:辞めるときは勢いというか、今だ!みたいな感じで辞めたので、当時のスタッフさんとかに、辞めてどうすんの?みたいなことをすごい言われたんですけど、サーティーワンでバイトするみたいな適当なこと言ってて。

 

槙田:余計心配されそう(笑)。

 

ぁぃぁぃ:でも、結局人生で一回もバイトはしてなくて。私、グループ入ってるときからずっとYouTubeのオタクだったんですよ。放課後遊びに行ったりとかはできなかったけど、移動の電車の中でYouTubeを見ることが私の放課後みたいな感じだったから、すごく支えられた感覚があって、その業界に興味があるなって思いました。

ちょうどCMとかテレビ番組にもYouTuberさんが出るようになってきたタイミングだったので、YouTuberへの賛否はあったんですけど、インフルエンサーと芸能界のボーダーはいずれなくなるなと思ったから、なら、自由に自分で仕事を取れるインフルエンサーみたいな立ち位置のほうが後々楽だなって思ったんです。


槙田:頭いい。


ぁぃぁぃ:芸能ももちろんかっこいいけど、私、まじでプライドないんです。自分が好きなことをして楽しく生きることが何より大切だしSNSをお仕事にできたら理想的だなと思い、憧れの事務所もあったので、その中に入ってみたいっていう興味で事務所に入りました。

 グループ辞めた一つの理由が、自分の地位が怖かったんですよね。大人の方々に協力していただいていろいろやらせてもらってるっていう意識があって、そのまま20代に入るのは不安だと思ったから、一旦リセットして自分の手で積み上げられるやり方を覚えたかったんです。なので、インフルエンサーはすごくプラスの要素がありました。

事務所に入りながらインフルエンサーとして活動していくうちに、あれもできる、これもできる、別に事務所入らなくてもいいんじゃない?ってなってきて、気づいたら今の状態になっていました。

 

槙田:今、完全にフリーですか。

 

ぁぃぁぃ:完全にフリーなんですけど、全部のジャンルで業務委託しているところがあって、インフルエンサーはここにお世話になってるとか、このジャンルだったらここにお世話になってるっていう感じなんです。自分自身が所属してる所はないので、全部自分が選ぶって感じです。

槙田:見極め力、先読み力がすごい。

 

ぁぃぁぃ:これはこうじゃなきゃいけないみたいなこだわりがあまりないので、いろいろやっちゃってます。

 

槙田:でも結構、現実主義ですね。

 

ぁぃぁぃ:めっちゃ現実主義です。結構ファンタジーとかが好きなイメージ強いと思うんですけど、それは現実主義だから好きみたいなところがあって。

 私は物心ついたときから、テレビを見ながらも、この中にはカメラで撮ってる人がいて、場ミリがあって、何テイクも繰り返して作ったんだなって事を考えていて、早熟だったんです。テレビは出られたら嬉しいしありがたいですが、憧れとは違うみたいな。憧れるものはアニメとかマンガばかりです。

 

槙田:じゃあ、ぁぃぁぃの世界観っていうか、お洋服のデザインとかもちょっと現実離れしててアニメっぽいけど、それは現実をめっちゃ見てるからこそなんですね。

 

ぁぃぁぃ:はい。非現実的なものに憧れてるみたいな。

 

槙田:今、ぁぃぁぃの肩書きってこれっていうものがないよね。

 

ぁぃぁぃ:ないんですよ。

 

槙田:でも、歌を出すにしても、洋服売るにしても、YouTubeやるにしても、ぁぃぁぃっていう人間がブランドになっていて、自分自身に商品価値を付けなきゃいけないみたいのは共通してるのかなと思って。だから、そんなに表に出たい欲がないっていうの聞いて、めちゃめちゃ意外で。それでも、表に立つことに対してどういうふうに捉えてるのかなってすごい気になります。

 

ぁぃぁぃ:今、言っていただいたことそのままなんですけど、真逆でもあるというか。私は表に出る欲はないんですけど、このままで出してくれればいいんですよっていう感じ。メディアに出るときに、こういうことを言うの控えてくださいとか、こういう衣装でお願いします。とか言われたら、いや、私、自分の言葉を言いたいし、自分の服で出たいんですけどみたいな。こういう言葉を言ったほうが、盛り上がるんだろうなっていう言葉が、言いたくない言葉だったら、私は絶対言わないから、それが応援してくれてるみんなの信頼にもなってると思うので、自分が違うと思ったことを発言したり、投稿したりしないようにしてます。だから、それがブランドというか、一貫性に繋がってるのかなと思います。みんなにとっても、わたしの発言が、こういうふうに言ってる人がいるよって味方みたいに思ってもらえたらいいなって思うので、誰かに何か言われて意見を変えるみたいなのが嫌なんです。だから、意見を言ったり、コメントをする機会ではすごい慎重。自分の信念を変えてても表に出たいとは思わないですね。

 

槙田:それってアイドル時代からそうですか。

ぁぃぁぃ:結構そうですね。

 

槙田:グループ活動大変じゃなかったですか。

 

ぁぃぁぃ:めっちゃ大変だったんです。集団行動が苦手で、でもメンバーが本当に良かったから、やり続けられました。それこそ入りたてのときは、まず女の子の集団って一番苦手な分野だったのでどうしようとか思ったし、楽屋にいるのがしんどくて非常階段にいるような感じだったんです。

 みんなのこと好きだけど会いたくない日とかあるじゃないですか。だから、1人でヘッドホン付けて、話し掛けないでって空気を出しちゃった日もたくさんあったと思うけど、みんな深く気にせず、あいかってそんなんだよね理解してくれるくらいの関係性を築けて、自分がいたグループがそのグループでよかったなと本当に思います。違かったからやってないと思います。

 

槙田:8年もできないですよね。この先、どういうふうになっていきたいとかってありますか。

 

ぁぃぁぃ:いろいろあるんですけど、まず一つは声の仕事をしたいです。自分が年齢が上がっても声って絶対変わらないなって思って。もともと自分の声を珍しいものだとは思ってなくて。でも、それこそグループに入ってメディアに出てから、声がやばいぞって世の中的になって、まじかって。別に声優さんとかに憧れなかったんですけど、アイドルを辞めた後にすごい時間が増えて、アニメを死ぬほど見るようになったときに憧れがそういうところにしかなかったから、もう私はそういう存在になるしかないんだと思って。こんな世の中で、自分がどうやっても真っすぐ伝わらないんだったら、キャラクターに声を乗せて、キャラクターとして生きたほうが絶対、幸せじゃんって思って。

 一回、謎に声優のオーディションを受けさせてもらったことがあって。そのオーディションは女優さんとかモデルさんが受けて、声優さんから選ばないオーディションで。いいところまでいったんですけど、落ちちゃったんですよ。そのとき、マンガを全巻買って、片っ端から読んで死ぬほど熱を上げて行ったオーディションだったけど、いいとこで落ちちゃったのが、は?と思って。私にしとけばよかったのに!みたいな。自信をなくすってよりかは、私を選んだら、これだけ熱量あって、これだけ追求してやるのに、なんで落としたんだろうって、素人で何も経験も知識もないのに思っちゃって。

それがきっかけで声の仕事やりたいっていうのを思い始めて、今、動き始めてます。 


槙田:楽しみ!


ぁぃぁぃ:ぁぃぁぃってグループをプロデュースしたりしないの?など、お話をいただいたこともあるんですけど、思い通りにならなそうだから難しそうで考えたことはなくて。

元々アーティスト活動をしていた方々にプロデュースしていただく機会が何度かあったのですが、演者側の方って更にイメージが明確な気がするから、それを叶えたいし予想以上のものをお返ししたいなって常に思っています。それと同時に、自分もあと十年くらいしたら、そっち側も楽しいのかなっていうかタイミングが来たら誰かの夢を一緒にサポートさせていただく道もありなのかなって思ったりします。

 

槙田:今まだやっぱり演者側でいたいんですね。

 

ぁぃぁぃ:ていうか、全部が自分がやったほうが早いに全てがなってる。

 

槙田:全部に対してそういう意識なんですね。

 

ぁぃぁぃ:メールすらも自分で返信したほうが早いみたいな感じなので。

 

槙田:人をあんまり信用しないスタイルですね。

 

ぁぃぁぃ:まじでそうかもしれない。でも、たまには任せないと時間が足りなくなっちゃうと思うんですけど、人に何かを任せるのが得意ではなくて、結局自分でやったほうが早いだろうって思っちゃう。

 

槙田:でもめっちゃフリーに向いてる。フリーのほうがいいタイプの気がする。


ぁぃぁぃ:スケジュール管理とかもめっちゃ大変なんですけど、自分でやった方が間違えないなみたいな。


槙田:何がきついかとかも自分の感覚で分かってるし。

 

ぁぃぁぃ:フリーになって大変だなって思う部分もありつつ、でも、これを誰かに任せたらもっと自分を管理できなくなるなみたいなのは感じてるので、合ってるのかなとは思います。

 

槙田:いろいろやり過ぎてるからね。

 

ぁぃぁぃ:散らかしてるんで。

槙田:ぁぃぁぃのスイッチ入る瞬間って、喜怒哀楽のどの感情が一番活力になりますか。

 

ぁぃぁぃ:怒ですね。怒でしかない。

 

槙田:さっきのオーディションの話聞いて、そうかなって思ったんですけど(笑)。

 

ぁぃぁぃ:でも、グループを辞めてから本当に穏やかな生活で、自分の好きなようにのんびり生きれて、余生みたいな感じになってたんですよ。あったかいお茶だけで幸せみたいな。意外とそういう風にも生きれちゃうんです。でもその中でちょっと嫌なこととかあったりとかするとスイッチが入る。

 私でいうと、インフルエンサーになって結構、休みも増えて、友達が増えたんです。みんな仲良くやってて、今でも仲いい子もいっぱいいるんですけど、その中で嫌な思いというか、例えば、根も葉もないうわさが広まったりとかして。

 みんなに優しくしてたら、知らない間に一部ではなめられてる感じ。ぁぃぁぃのことなら何でも言っていいやみたいな感じに思われてそうだなって出来事がいくつかあったのが、は?そんなこと言われる筋合いない!と思って。じゃあ、もっとちゃんと仕事やらなきゃいけない!と思って、事務所にいたほうが安心だし、あったかいんですけど、フリーで歩いて動き回ろう!と思って。実際フリーになって動き始めたら、プライベートゼロ、仕事100みたいな、極端に切り替わるんです。

 

槙田:そのタイミングで事務所っていう看板をうまく利用して、人が寄ってくるようにしようみたいなミーハー思考の人っていっぱいいると思うんですよ。でも、逆にやる気スイッチ入った瞬間に持ってる看板を全部投げ捨てるっていうのが、すごい。強い。

 

ぁぃぁぃ:こんな感じで温かく支えられてたら駄目だみたいな思って。

 

槙田:アイドル辞めるときもそんな感じで辞めて、次入った事務所もそんな感じで辞めて、これから何をどんどん捨てていくんだろう(笑)。

 

ぁぃぁぃ:荷物をいったん軽くしたらまた新しいもの入ってくるんで、いったん軽くしちゃうんですよね。事務所もすごくお世話になって、動画とかSNSに関してのノウハウとか、お仕事の受け方など、本当にたくさんのことを学ばせて頂きました。でも、いろんなお仕事とかに挑戦してみたいってなったときに、それはちょっとできないってものもあって。オーディション受けれる人って専属契約がない人なので自力でがんばってみようと思い、それがきっかけで辞めました。

 

槙田:さっきプライドがないって言ってたじゃないですか。それがめっちゃいい意味でそうだなって思って。私からしたら、ぁぃぁぃって、経歴もすごいし、知名度もあるし、ブランドとしても完成されてるなって私は思ってて。だけど、そういう子がオーディション受けたくて事務所を辞めるっていう感覚がすごいなって。私がぁぃぁぃだったら、オファーが来るのを待っちゃいそう。だから、そこに裸の状態で行くみたいなのが、めっちゃかっこいい。

 

ぁぃぁぃ:いや、全然。ありがとうございます。多分、小さいときからオーディション受けたり、芸能活動させてもらってて、私にとってそれが普通のことだから、芸能でこれに出れたからすごいみたいなのが別になくて。ただいただいたお仕事をちゃんとやるだけだからそこに差はないし、むしろ自分にとって価値あるものっていうのは、自分が好きなものだから、仕事の大きさよりも、この人に会えたから価値があるとか、そういう感じなんですよ。自分の充実度だけで選んでる。

 

槙田:出世とか、そういう欲じゃないんですね。

 

ぁぃぁぃ:全くないです。知らない世界があったら嫌だから、自分が興味あるコンテンツに携わりたいし、中身を見て本当のことを知りたいみたいな。それでショックを受けても、あ、そうだったんだって思って違う所にいくだけです。。

 

槙田:知れてよかったみたいな。

 

ぁぃぁぃ:そうです。

 

槙田:数字とかってそんなに気にならないですか?

ぁぃぁぃ:気にしないです。でも、あったほうがいいんだろうなってのは常にあるんですけど、とらわれてはないから、数字を集めるためにみたいな考えがなくて、そこはインフルエンサーに向いてないなと思います。

YouTuberって何もしてないみたいに思われることも多いと思うんですけど、本当に戦略家でみんな頭がいいし、ぎらぎらめらめらしてる子もいるし、寝る時間を削ってでもやるような子がいっぱいいるような世界で。

でも、私はちゃんと寝たいし、ちゃんとご飯も食べたいみたいなタイプだから、向いてないなとは思うんですけど、その隙があることで、最近スケジュール緩めだから、こういうお仕事も受けてみようかなってことができるのがすごいいいなって思ってて。

 

槙田:なんか男前だね。誰にもこびません、何にもこびません、私は私!みたいな。めちゃめちゃかっこいい。でも、意外なところもありました。YouTubeとかTikTokを拝見していて、発信することが好きというか、私を見て!タイプなのかなって思ってたんですよ。だから、全然そっちじゃないんだっていう。だからこそ、この世界観ができてるんだと思いました。

 

ぁぃぁぃ:数字を今月までに何万人伸ばす!有名になる!っていうモチベーションだったら、まじで違う方法なんだろうな。絶対に私みたいにならない。

 

槙田:もっと流行に乗ったりとか。

 

ぁぃぁぃ:はい。でも、好きなときに好きなのものをアップしたいんですよね。


槙田:自分の直感っていうか、やる気になったタイミングでそれをやるみたいな。

 

ぁぃぁぃ:今やってるお仕事とかも、去年だったらやってないだろうなって思ったりします。今年だからやってる。

 

槙田:モードが違うから。

 

ぁぃぁぃ:モードが違うから、友達100のモードのときに言われても、うーん。ってなってると思います。

 

槙田:でも、新しくオーディション番組が始まるんですよね。それもやっぱり自分が今ならやりたいなって思ってやってるっていう。

 

ぁぃぁぃ:そうです。そのオーディションのテーマが、ヒーローで。私、憧れてるのがヒーローしかないってくらいだったから、リアルでもヒーローになれる?って話が来て。

 

槙田:その言葉が超刺さったんだ。

 

ぁぃぁぃ:はい。コンセプトがすごく素敵で、携わる人間も絶対ご一緒したいって人がいっぱいいて。私、人でテンション上がるタイプだから、この中に入りたい!と思って受けたって感じです。

 

槙田:そういうのって大体、名前を売ろうとか、これきっかけで知名度あげてドリームチャンス掴もうみたいな子ばっかりのイメージがあるから、コンセプトに惚れて挑戦するのがかっこいい。ぁぃぁぃがこれから何するのか、めっちゃ楽しみだなって思います。

 

ぁぃぁぃ:うれしいです。

 

槙田:今日この話を聞けたからこそ、これから何をやってても、ぁぃぁぃがやりたいからやってるんだって思って応援できるし、ファンの人もめっちゃ大信頼だろうなと思って。


ぁぃぁぃ:ファンのみんなは、私のことちゃんと分かってる人しかいないんです。ふるいにかけられ過ぎて全員落ちてったんで(笑)大きい石ころみたいな人しか残ってないんですよ(笑)。私のファンの風紀を整えてる人たちが、モデレーターとしているんです。あいちゃんはそうだからみたいな。

 

槙田:誰かの理想を当てはめられたところで、絶対そこに寄っていかないもんね。

 

ぁぃぁぃ:だから何でも、うん、そうだよねっていう人だけが今しっかりいてくれてて、それにみんなが付いてってるみたいな感じなので、すごい整ってます。

 

槙田:すてきな環境が整ってる。

 

ぁぃぁぃ:だから私も、応援してくれてるみんなをすごい信頼してます。

 

槙田:最後に、改めて将来の夢や目標があればお願いします。

 

ぁぃぁぃ:私、ずっとこうやって地味に顔と名前さらして活動させてもらってて、人生どこ切り取っても検索したら出るぐらいネットに存在する人間なんですけど、その中で、私の何気ない発言とかをスクリーンショットして待ち受けにしてくれて、それで受験に受かりましたとか、それで頑張れましたみたいな事を言ってくれる方がいるんです。え、それが?って思うような何気ない自分の言葉が、その人の人生にちょっとでも響いてるっていうことが何より一番嬉しくて。

だから、あいちゃんは味方だって思ってくれてる子を今もこの先も裏切らないように、そして、今の自分でも30代の自分でも、過去の自分の言葉に自信を持てるような真っすぐな人で表に立ち続けることが目標です。誰かにとっての味方でいたいので、いろんな形があるとは思うんですけど、一貫して自分の正義を貫き続けるっていうことがやりたいことなのかなって思います。

 

槙田:すごくたくましい。こんなたくましい人なかなか出会わないので、めっちゃ面白かったです。

 

ぁぃぁぃ:本当ですか、よかったです。

 

槙田:ありがとうございました!

 

ぁぃぁぃ:ありがとうございました!


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