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ヒマつぶし情報

2022.01.21

夫飯その③釣った魚の回

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これまでのおはなし

結婚して5年目。

付き合って10年の夫はヴィレヴァンで働く専ら、10年前から料理に目覚めた。

当時夫は独り暮らし。ほぼ料理未経験者で独身男性の家には炊飯器や食器もない状態。

IHコンロでフライや炒め物も焼き色が付かない料理を食べていました。

しかしながら、美味しいものを食べることが好きな、舌の肥えた夫。

体脂肪10%もないやせ型です。

今も体形が中学の頃から変わっていないそうです。


付き合いはじめの頃、料理が得意なあたし(飲食店10年経験者)が

手料理を振る舞った際に夫の記憶のある断面から思い出したあの味。

それは、とあるバーの看板メニュー「ジャークチキン」だった!

あの味を再現するべく夫は来る日も来る日もジャークチキンを作り続けました。

現在は誰にも譲れない18番料理に。さらに岩塩の使い手?

パート③では釣り人になり、

釣った魚を料理しちゃう回です。

愛すべき夫飯パート①

食材について考える

みなさんは食事をする時に

「料理の素材」について考えたことはありますか?

「食育」や「食品ロス」など最近でも注目が集まっているWordですね。

食品を無駄にしないためにも「ルート」を知ることはとても大切だと思います。


野菜が作られている畑。

お肉を育てる牧場。

魚がとれる海。

当たり前のことですが、実際に想像が出来ますか?


わが家はベランダプランターで家庭菜園を通して、育つ工程や時間を肌で感じました。


今回の記事では

「生きてる魚の命を頂くこと」に少しだけフォーカスしたいと思います!

釣った魚の回

愛すべき夫飯!

今回は料理する枠を飛び越え食材を求めて

海に向かう夫氏。

海釣りで食材を調達して作った初級魚料理のお話です!

きっかけは幼少期

お父さんと釣りに行った時に遡ります。

小学生の頃、地元の海で釣りをしていたそうです。

当時はバスフィッシッシングが流行っていて、専用ルアーも流行っていました。

だんだんルアーにハマり、ルアーを作る方にハマり、釣りに行かずルアー作りに

没頭する日々を得て現在に至ります。


大人になり、再び目覚めた時は結婚していたので、ただの趣味から食育をテーマに、

今では食べれない魚は釣らない精神へ切り替わり、、、

バッチリ釣リたい魚の装備で挑んだ夫。

能登で釣ったアジを

夕(ゆう)マズメに釣れた

アジを持って帰って早速調理開始です!

まず内臓の処理を丁寧にしていきます。

命を頂くことの大切さを肌で感じました。

最初は当たり前のようにスーパーで売っている魚と同じ扱い(食材という感覚)が出来ず、

夫婦で手が震えていました。

南蛮漬け

今回はフライにして夏に食べたい酸味のある

「南蛮漬け」食卓に並びました!


最初のひと口はお箸が震え、今までにない感覚で口に運んだのを覚えています。

野菜の時は手塩にかけた我が子のような感覚で、美味しく調理して頂けたのとは違う、

さっきまで生きていた命の感覚がリアルに感じました。

ある宿で

それから月日が流れ、まんまと魚釣りの魅力にハマったあたしも参戦です!

今回宿泊した宿はなんと釣が出来る宿でした!

浴衣で優雅に釣りを楽しむ時間を味わいました。

大漁のサバ!!!

あれよあれよと釣れていき、

気がつけばすごい量のサバが!

料理長のお手前拝見

この宿では釣れた魚を夕食の一部に提供するサービスがありまして。

まずは鮮度が高い時に食べたい、

焼き鯖に。

お塩をぱらっとしていただきました。

臭みもなく、柔らかい身を味わいました。

さらにもう1品

天ぷらにしてもらいました!

パリッとした表面に身はしっとり。


夕、夜、朝と3回。釣り三昧の宿で思う存分満喫できました!


捌くのが苦手な方でも宿で調理してくれるので

「食育」を兼ねて、子供連れの方にもおすすめです!

大漁じゃ!!!!!

釣り日和のある日

アジを中心に大漁でした!

イカが混ざっているのにお気づきですか?

実はこのイカ、釣仲間の方からいただきました!

その場に居合わせた方と長い時間(2〜3時間)過ごしているうちに

自然と釣れた時のタイミングで話かけたり、

ちょっとした仲間?意識が生まれます。

七輪で焼き魚

ガスコンロも良いけど、一手間かけた食事も楽しみたい!

との希望から、

卓上七輪を購入


夫は炭起こしてみりん漬けにした鯖を焼いた食事を提供してくれました。

秋〜冬は風情があって火を見ながら食事を楽しみます。

(締めはもちろん「焼き芋」です!)


釣りを通して「食品ロス」を改めて重く受け止めました。

命を頂くので、責任を持って最後まで頂くのが礼儀。

スーパーで売られている魚も同じように命があった魚。

命を頂くという意識がさらに高まりました。

次はどの魚を釣ろうか

同じ港でもシーズンによって

釣れる魚が違う。

図鑑や写真を眺めている時も釣った魚は愛着をもちます。


冬の魚釣りは寒さが厳しいので忍耐勝負。

もっぱらこの時期はお休みする夫。

また夏から秋にかけて釣りに出かけよう。


さあて来週の夫飯は

愛すべき夫飯!

次回は白い粉に手を出した夫。

生地から本格的に強力粉を使い、

トッピング即席ピザを作る回をお届けします!


次回もどうぞお楽しみに~!

夫婦そろってヴィレヴァンで働く運命共同体。

10年前から夫の気まぐれ飯を食べること10年で15キロ太りました!

食べる事大好きな二人ごはんを更新中!

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