ヒマつぶし情報
2020.04.22
現在SNSでバズり中! 誰もがショートショートの作家になれる?!
ゲームマスターMくんコラム その5

VVマガジンで細々とゲームコラムを連載中の、
ゲームマスターMくんのアナログゲーム命。
知ってる人は知っている。
知らない人は絶対知らないコラム!!
HPにゆるーーーく進出中。
情熱大陸にも出演する作家のつくった、ゲーム!
僕はSFがすごい好きで、特に日本のSFがすごい好みなのです。
海野十三の仙花本収集したり、サンリオSF文庫ではなく、ソノラマ文庫や秋元文庫の方が好きで収集して棚に並べてはうっとりしたり。。
その中でも、子供の頃から好きだったのは、日本SF界の伝説的作家「星新一」
そして、星新一は、一部では「ショートショートの神様」って呼ばれています。
その「ショートショート」っていう言葉、聞きなれない方も多いと思うので、
簡単に説明すると、短くて不思議な小説のこと。
そんなショートショートを、「ゲーム」感覚で、”みんな”で作るとしたら、、、それはきっとめちゃんこ楽しいはず!!
と、いうわけで、本題へ。
本日紹介するゲームは、現在話題の「じゃれ本」です。
4/26(日)に情熱大陸にご出演が予定されている、ショートショート作家の田丸雅智さんが製作に加わっているゲームで、本格的で、かつ簡単に楽しく遊べる、ショートショートをみんなでつくるゲーム。
ルールはいたってシンプルで、(専用ワークシートに従い)自分の思いつく言葉を並べ、それを組み合わせる事で、「(その小説の)題名」を決めて、ワークシートに書きます。
そうしたら、まずその題名にあった冒頭の物語を、ワークシートに1P分書き込みます。
この時2分程度で書きましょう。
そうしたら、次のプレイヤーにそのワークシートを渡します。
全8Pあるので、そうやって参加プレイヤーに順番に渡していき、全8P分書き終えたら終了です。
1人1冊ずつじゃれ本を持っていたり、8人以下で遊んでいると、自分の番がもちろん回ってきます。

但し!!
この「プレイヤーに物語を書いたワークシート」を渡された場合、その渡されたプレイヤーが知ることができるのは、前の人が書いた物語と、題名のみ。
どのようなストーリーになって、そのシーン(ページ)になっているのかは、想像して書かなくてはいけません。

そうやって完成させたストーリーは、、、
「なんで急にこの展開?」
「なんでこいつが急に出てきたの?」
「え?こいつって敵だったの?」
みたいにチグハグする事必死。
このゲームの醍醐味は、いかに起承転結がうまくいくか!もありますが、どんな無茶振り(ストーリー)をつくって、次の人にバトンを渡すか!というのも面白いポイントです。
どんな名作、迷作、怪作が登場するのか!
もちろんテーマ(SFにするとか、恋愛にするとか)を決めてストーリーを紡ぐのもオススメです。
最後に紡がれた「作品」の出来上がりの例を見て、お別れとします。
どうぞ。みなさん作家になってみてください!

今回紹介したゲーム

■ジャンル
■プレイ人数
(1人1冊「じゃれ本」を持ってプレイするのをオススメ)
(時間的にもっと早くなることもあり)
■ゲーム製作(プロジェクトメンバー)
daitai(大山徹・島田賢一)
三ッ間菖子(グラフィックデザイナー)