台風が度々接近し、緊張が続く日々を過ごしている人も多いかと思います。銭湯で、日常の中に少しでもリラックスタイムを設けられたら、気も休まるかもしれ
ませんね。改めまして、「“お風呂俳優”髙﨑俊吾の銭湯日記」です。
今回ご紹介するのは、今年7月にリニューアルオープンしたばかりの新宿にある黄金湯さんです

最寄りは東新宿駅で、東京メトロ副都心線と都営大江戸線が乗り入れます。
駅から徒歩5分と近く、現在は翌日9時30分までのオールタイム営業をしています。
さすが“眠らない街“新宿だけあって、とても利用しやすいです。

元々は築50年の金沢浴場として営業していました。そこを、以前銭湯日記でも紹介した錦糸町にある黄金湯さんが改修し、黄金湯の2号店としてリニューアルオープンを果たしました。
煙突には金沢浴場の文字が残っており、名残を感じます。

店内に入るとすぐグッズの売り場があり、黄金湯さんのロゴ入り商品が多数展開しています。
このロゴも錦糸町店と同じです。

丸みを帯びた番台カウンターが印象的で、反対側にはなんとDJブースまであります。
バーカウンターとしての一面もあり、湯上がりにクラフトビールを楽しむことができます。

入湯料は都内一律600円。サウナは利用開始時間により値段が多少変わります。平日の昼間に行ったので、850円でした。
カウンターでロッカーの伴とサウナ利用者用のリストバンドが渡されます。リストバンドにはTHE CAVEと書かれています。

CAVEとは英語で洞窟を意味します。
黄金湯さんのサウナは、洞窟の奥深くへ足を踏み入れたような没入感を楽しめる空間になっているようです。心が躍りますね。
さてそれでは早速浴室へ。公式HPおよび東京銭湯HPの写真をお借りします。

脱衣所は天井が丸くくり抜かれた、独創的でお洒落な空間です。
シンプルで清潔感もあり、ドライヤーは最新のものが置かれ、無料で利用することができます。
休憩用のイスがあり、扇風機の風を受けながら涼むことができます。

カランは15箇所。シャンプー、リンスとボディソープはオリジナルデザインのものが置かれています。
金沢浴場時代のモザイクタイル壁画は、そのまま黄金湯にも受け継がれました。
お洒落な空間でありながら、昔ながらのタイル絵を見ると、「やはり銭湯だなぁ」という安心感があります。

内湯は3種類。炭酸泉と日替わりの薬湯、そして水風呂です。
黄金湯さんでは浴槽に天然の地下水を利用しており、まるみがあり柔らかな印象を受けます。
ここからがCAVEエリアです。

サウナ内は、洞窟のように細長く、曲線を描く形です。
18人ほど座れる広さがあり、オートロウリュにより湿度と温度が保たれています。
洞穴の中にいるような薄暗さ、そして微かに流れている音楽がさらに没入感を高めてくれます。
サウナ特化施設と比べても高い満足感を得られました。

CAVEエリアにも水風呂があり、こちらは15度を下回る冷たさ。常にバイブラが出ているので、体感温度はさらに低く感じます。
水風呂で冷やした後、そのまま外気浴ができます。新宿で外気浴できるとは、少し背徳感を覚えつつも、しっかり深い休息を得られました。
給水機も完備されているので、まさにサウナ専門施設のような充実ぶりに感嘆しました。

お風呂上がりにはコーヒー牛乳を180円で購入しました。最高のお風呂とサウナを満喫できました。
昨今、店じまいをしてしまう銭湯が多いのが実情で、その中で黄金湯さんが再出発をするという選択をとってくれたことが本当に嬉しいです。
元の金沢浴場さんが持っていた昔ながらの銭湯としての魅力を残したまま、サウナブームの中でも輝くサウナ施設としての魅力を兼ね備えたハイブリッド銭湯として生まれ変わった黄金湯さん。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。