梅雨らしいジメジメした気候ではありますが、サッカーW杯の興奮で日本中が熱狂していますね。今回は日本を熱く盛り上げるサッカー界からも愛される銭湯をご紹介します。改めまして、「”お風呂俳優”髙﨑俊吾の銭湯日記」です。
今回ご紹介するのは、蒲田駅にある蒲田温泉さん。

蒲田温泉さんは、昭和12年創業。今年で89年を迎える老舗銭湯です。
都内で初めて温泉許可を取得した先駆者でもあります。

室内はこんな感じです。

室内や設備を定期的にリニューアルし、日々アップデートを欠かさないため、ロビーもこんなにピカピカです。
Tシャツやステッカーなど、オリジナルグッズの販売まで手がけていて、ファンが多いのも納得の銭湯です。

ロビーの片隅には、なんとサッカー元日本代表香川真司選手より寄贈されたユニフォームが展示されています。蒲田温泉さんのSNSを拝見すると、他にも多くのサッカー選手や著名人が黒湯に入りにきています。期待が高まります。
入湯料は都内一律550円、サウナは300円です。サウナ券には、敷く用の大きなバスタオルがつきます。
それでは早速浴室へ。公式HP、公式SNSおよび東京銭湯公式HPより写真をお借りします。
脱衣所は、正方形のロッカーの他に大きめの長方形ロッカーが設置されています。また、YA-MAN製の高機能ドライヤーが完備されていました。

こちらは男性脱衣所のみに作られた整いスペース。昨今のサウナ人気から着想を得て、2024年に新設されました。
クーラーで涼しく快適な温度に保たれており、露天風呂がない蒲田温泉さんでも、ゆっくりと体を冷ますことができます。

浴室内はこんな感じ。
カランは25箇所、シャンプーなどのアメニティはなく持ち込みが必須です。

こちらが天然温泉の浴槽です。高温湯と低温湯に分けられています。ただどちらもしっかりと熱いのでご注意を。
この黒湯は、ナトリウム炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉に分類されます。海藻や植物が長い年月をかけ、分解されてできた「フミン酸」により真っ黒な色をしています。加水を一切せず、濃度がかなり濃いため、神経痛や筋肉痛への効能が高く期待されます。ここまで真っ黒な天然温泉は、他ではなかなか入ることができません!
湯に浸かっているとジワジワと体に浸透してくる感覚を味わいました。まさに唯一無二の体験です。

内湯はもう一つあります。
こちらは温泉を使用していない電気風呂と超音波バス。電気風呂にはガリウム石を使用しているため、温浴効果が高いのが特徴です。

水風呂はなんと2種類。通常の水風呂は14度ほどでしょうか。キンキンに冷えており、体の熱を即座に取ってくれます。
黒水風呂は20度を上回り負担が少なく、黒湯を楽しみつつ入ることができます。
水風呂が苦手な方でも入りやすいので、ぜひチャレンジしてみてください。

お風呂から上がり、150円でコーヒー牛乳を購入しました。
心身ともに深くリラックスすることができ、至高なお風呂体験をすることができました。
ロビーから階段を上ると、食堂があります。取材日はお休みだったので、HPのお写真でご紹介します。

宴会場になっており、名物の温泉佂めしや汐焼きそばをいただくことができます。この食堂は2025年にリニューアルされ、おひとりさまでも入りやすいカウンター席が設置されました。日々アップデートが止まりません。
蒲田温泉さんに行ってみて感じたことは、老舗の銭湯で他にはない天然温泉があってもなお、「より良く、もっと快適に」という想いがとても強く、日々アップデートを欠かさないとても魅力的な銭湯だということです。それによって地元民だけでなく遠方の方も、さらにはアスリートの心まで掴んでいます。かくいう私もすっかり魅了されました。
ぜひ皆さんも、蒲田温泉に一度足を運んでその魅力を体感してみてはいかがでしょうか。