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ヒマつぶし情報

2021.07.29

日本が世界に誇る至宝『細田守監督』について

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皆様は2020東京オリンピックの開会式はご覧になりましたでしょうか?


視聴率が50%を超えた開会式はまさに


日本


をメインテーマの最高の開会式だったと僕は感じました。


一番感じたのは日本が世界に誇れる


●漫画

●ゲーム

●アニメーション


を十二分にアピールした内容に感動しました。



それもあり、今回は日本が世界に誇るアニメーション監督

ロカルノキッズアワード、記念すべき第1回の受賞者時に


「日本のアニメーションのマスター」


とも称された細田守監督について少し書きたいと思います。

細田守監督について

説明不要なのは十分承知してます。


ただ、一応形式として細田守監督のご紹介をさせて頂きますと



言わずと知れた日本が世界に誇るアニメーション映画監督

手がけた作品は数知れず世界各国からの称賛、各賞を多く受賞。


2011年4月、自身のアニメーション映画制作会社スタジオ地図を設立


短編アニメーション映画

1999年 『劇場版デジモンアドベンチャー』

1999年 『劇場版ゲゲゲの鬼太郎 鬼太郎の幽霊電車3D』(2009年再上映)

2000年 『劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』

2000年 『劇場版デジモンアドベンチャー3D デジモングランプリ!』(2009年再上映)


長編アニメーション映画

2005年 『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』

2006年 『時をかける少女』

2009年 『サマーウォーズ』

2012年 『おおかみこどもの雨と雪』

2015年 『バケモノの子』

2018年 『未来のミライ』

2021年 『竜とそばかすの姫』

※Wikipediaより一部抜粋


上記の代表作以外にも数多くの作品を手掛けており、Wikipediaで一覧を見てみると


あー!この作品のこの話もそうだったのか!!と驚く事ばかり

あの作品も実は

中でも有名な話だが


『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』第40話「どれみと魔女をやめた魔女」で演出として参加したのが細田守監督。


当時12歳だった僕の心に、この回だけとてつもなく大きく響いたのを今でも覚えている。


正直、当時は


『なんか今週の回不思議ですごかったなあ』


ぐらいしか思わなかった。


しかし、何故か忘れられない話として一種の感動に近い感情が僕の心の中にずっと残っていた。


去年ぐらいかな?自粛期間で暇だった時に暇だから昔見たおジャ魔女どれみでも見てみるかーと見返していた。

昔なんかすごい印象に残った回あったよなーーなんだっけ。と色々と記憶の隅を探りこれでもない、あれでもない。違ったなあと見ていた。


埒が明かなく『おジャ魔女どれみ 神回』等で検索して出てくるエピソードを片っ端から見ていると

これだ!という話にたどり着いた。


それが、『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』第40話「どれみと魔女をやめた魔女」


映像の使い方や言葉の言い回し、どこをとっても他の話とはなにかが違う。そんな内容。


今見返すと明らかに対象年齢が子供向けじゃない完全な大人向けにも作られている話で、いわゆる


異質な回


という印象が改めて感じた。


この話は神回と呼ばれ、2006年8月20日にアニマックスにて放送された特別企画『東映アニメ36時間連続放送』内で視聴者投票のベストエピソードに選出されたそう。


細田守監督ファンの中でも、このエピソードが細田守作品の中でも最高傑作。と称される程高い評価を受けている。

青春を作り上げた細田守監督

細田守監督を知った今では細田守監督作品としてどうしても構えながら、他と比べながら見てしまう数々の作品だが、僕の子供の頃からどこか脳内に残る作品が細田守監督にはあった。


2000年に公開された


『劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』


この作品も映画館で見たのを鮮明に覚えている。


大好きだったデジモン。


小学生の頃に小さなゲーム機をキーホルダーにして育てて対戦しまくったデジモン

対戦の時に2個の玉で攻撃すると勝てたデジモン


小学生の僕にとってまさにヒーローだったデジモンの映画も細田守監督だった。


ぼくらのウォーゲームは見た時は正直あまり内容は理解できなかった。

ただ、大好きなデジモンが映画館の大きい画面いっぱいに動く姿に感動した

そして、あの有名なラストシーン、ラスト約5分は今でも鮮明に覚えている。


今回この記事を書くにあたり、もう一度見てみた。


公開された2000年は今とはネット環境もSNSもそれほど発達していない時代


この時代にラスト5分のあのシーンを作る事が本当に異質で言葉はすごく軽くなってしまうが

『天才』

だと感じた。


まだ見たことが無い人や見た記憶だけはある人などは是非とももう一度見返してみてほしい。



このままじゃまったく意味が分からないので、簡単に説明をすると


今まで戦ってきたデジモン

しかし、実際に戦うのはデジモンであり主人公達は見守る事が普通だった。

これはデジモンの前に一大ブームにもなっていたポケモンにも言える事だが、当時のアニメ界において『一緒に戦う』というのは一種のタブーにもなっていた気がする。


視聴者である僕たち子供も

デジモン頑張れ!!!とテレビの前でただただ応援する事が唯一の楽しみだった。



しかし、この映画でのラストシーンのセリフ


「来たよ!一緒に戦いに来たんだよ!もう…お前だけを戦わせやしない。俺がそばにいる、俺が付いてるよ!」


このセリフの一言一句に、この映画の一番伝えたい


誰かが誰かによって支えられて、それを糧に立ち上がる。


このテーマを現したセリフになった。

直接一緒に戦う事は出来ない。叶わない事だけど、そばにいる。見守っているだけでその事実がデジモンを強くする。

その感動を初めて覚えたのはこの時だったと思う。


オリンピックやスポーツ観戦で実際に会場にいって選手達に精一杯の歓声を送り直接勇気を与える事は出来ない。

しかし、テレビの前で応援している。日本中の人たちがテレビを通してそばにいる。

選手たちがインタビューで発する


『テレビの前で応援してくれている皆様の声が力になりました。』


その勇気の与え方、応援の仕方を教えてくれたのも僕にとってはデジモンだったのかもしれない。



そして、細田守監督の一番の魅力といっていい程の


静と動


この頃からこの魅力は群を抜いていた気がする。

スタジオ地図創立10周年の2021年公開

そんな僕が小学生だった20年以上前から名作を送り出している細田守監督の最新作


『竜とそばかすの姫』


が、スタジオ地図創立10周年を迎える2021年の今年に絶賛公開中である。

竜とそばかすの姫公式HP

公開中の為、内容についてはまったく触れないでおきますが

ただ一つだけ言いたいことは


絶対に映画館で見るべき作品


だという事。


最高の画面、最高の音、最高の空間で見る事が、そしてそれを推奨する事が『竜とそばかすの姫』に対する最大の敬意であり感謝であると思った。

2000年に公開された『劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』で描かれた

リアルとデジタルの世界線


『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』第40話「どれみと魔女をやめた魔女」で描かれた

魔女の理想と現実の世界


あえて僕が子供の頃に公開された2作品を主に話をさせて頂きましたが


『サマーウォーズ』

『おおかみこどもの雨と雪』

『バケモノの子』

『未来のミライ』


今まで公開された細田守監督作品の全てが凝縮され、各段に進化した技術と感性で生み出された最新作


第74回カンヌ国際映画祭「カンヌ・プルミエール」部門に日本映画として唯一選出され

上映後14分間に及ぶスタンディングオベーションが起こったという日本のみではなく海外にまで高く評価され最大の称賛が送られた


『竜とそばかすの姫』


を日本が作り上げた最高の作品としてご覧になってはいかがでしょうか?

少し話がそれますが、細田守監督のインタビューがYoutubeで公開されています。

細田守監督の人当たりの良さと愛されキャラの人望の深さも是非ともご覧になって頂きたいです。

埼玉県越谷市にあるヴィレッジヴァンガード+PLUSイオンレイクタウン店で勤務するスタッフです。

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趣味はサウナと音楽鑑賞

自分が行って最高だったサウナや気になっているサウナ

自店で行うインストアイベントでプッシュしたいアーティストの記事を書いています。

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