VILLAGE VANGUARD
  • 最新記事 最新記事
  • イベント イベント
  • オンラインストア オンラインストア
  • 店舗検索 店舗検索

ヒマつぶし情報

2021.07.30

【雑談から生まれた物語】台車ライダー

シェアする

Facebook
Twitter

雑談から生まれた物語

どーも、初めましてー! 

クラッチです!

 

いきなりですが、自分は雑談するのが好きです!(笑)


これから始まる物語は、店長との雑談が大いに盛り上がり、

 

「これ物語調にしたら、うっかり面白いんじゃね?」 


と個人的に盛り上がってしまった、雑談から生まれた物語です!



ツッコミどころ満載&稚拙な文章ですが、

個人的になかなかの力作&処女作なので、

ひまつぶしにでも楽しんでもらえたら幸いです! 



ではレッツゴー!!!! 


台車ライダー

時は20XX年、 

スケートボード」、通称「スケボー」が全国民に浸透しきった日本。 

「スケボー」は今や、ストリートで楽しむもの以上に、 自転車に取って代わる交通手段のひとつにまで発展していた。 

全国各所に専門店が立ち並び、 スケートパークが設置され、 大型ショッピングモール内にもパークが出来始めていた。 

老若男女、皆「スケボー」にいそしみ、トリックを魅せ合っていた。 


子供達の将来の夢は一流のボーダーになること。

 

ここにもそんな夢見る青年が一人。 

おや?どうやら焦っているみたいですねぇ… 

今日は高校の入学式。 

そんな大事な日に寝坊とは…なかなかオオモノになりそうな予感がしますねぇ…

 

このお話は、ひょんなことから台車に乗ってトリックを決める人々と出会い、

新たな世界へ進みだす少年達の成長記録である… 


第一話

~県立須慶斗高校 ~


オレの名前はケント! 

今日から須慶斗高校に通う1年生だ! 

オレの夢はプロのスケートボーダーになって世界中を魅了すること! 

新しいスケボーも買ってもらったし、入学初日からビシッとキメるぜ!

 

なんて思っていたけど寝坊しちまったぜー! 

やっちまった…入学式から遅刻とかヤバすぎだろ… 


いや、でも諦めるな!

入学祝で買ってもらった、このニューデッキでかっ飛ばせばまだ間に合う! 

行くぜ!相棒!

最初っからクライマックスだぜ! 


急いでいると路地裏で絡まれている少年を発見…!



A「ねぇねぇキミの持ってるソレ、スケボーかなぁ?なんか珍しいカタチしてるねぇ~」 


B「お兄ちゃんたちに見してみてよぉ、珍しいボードには目がないんだよねぇ、オレタチw」 


C「黙ってないで何か喋ってよぉ~オレタチはさぁ、キミとトモダチになりたいだけなんだからぁw」


少年「うぅっ…」 


おいおい…路地裏でボード狩りしてるの見ちゃったよ… 囲まれてるアイツ、あれはウチの高校の制服だ…! 

どうしよう…時間はないし、危なそうな奴らだな…


でも…ここで放っておけるヤツは漢じゃねぇ…! 


…よし!助けよう! !


ケント「お、おいお前ら!な、な、何してんだ!!」 


A「あぁ~ん?お前らってオレタチのことかなぁ?ボクう?」 


B「別に何もしてねぇよ~?それともナニかい?オレタチが弱い者いじめでもしてるとでも思ったのかなぁ?w」 


C「まぁまぁ待てwこりゃ好都合かもしんねぇぞぉ?アイツの持ってるボード見てみろよぉピカピカのいいヤツじゃん?」 


A「お、ホントだねぇwあんだけピカピカならいい金になりそうだなぁwねぇねぇキミの持ってるソレ、オレタチにくれないかなぁ?w」 


C「まぁ嫌だと言っても関係ないんだけどねw」 


そう言うと奴らは一斉にオレの方に飛びかかってきた!

 

(ヤバい!逃げ切れねぇ…!)

 

そう思った瞬間 


?「おいっ!!」


誰かが僕らを呼び止めたんだ



?「ちょっとそこで何してんのぉ?多勢に無勢とは正にこのことだねぇ…恥ずかしくないの?お・に・い・さ・ん・タ・チ?」 


通りすがりの男性が俺達の騒ぎを聞きつけたのか、声をかけてきた。


(台車を引いた、酒屋のお兄さん…?)

 

A「あぁん!?何だてめぇはぁ?正義のヒーロー気取りかぁ?…部外者は引っ込んでろや!」 


男の一人が酒屋の兄ちゃんに飛びかかった瞬間…

 

ズドン 


酒屋の兄ちゃんは、押していた台車から荷物を、飛びかかる男めがけて蹴り飛ばした!そして、見事ヒット!

 

A「痛ぇ!何しやがる!マジふざけんなよ…!この野郎…」 


男がそう言っているのも束の間、配達員酒屋の兄ちゃんは台車に乗っていた荷物をすべて落とし、 

何とその台車に乗って男に猛スピードで突っ込んでくじゃねぇか!

 

ケント「危ないっ!ぶつかる…! 」


一瞬の出来事…


ブワッ 


台車に乗った兄ちゃんは、飛びかかる男を簡単に台車ごと飛び越えた!

 

オーリー…!?


(いやいやアレは台車だぞ!?台車でそんなことが出来るはずが… でも確かにアレはオーリーだっ…!!)

 

B「何だぁ!?台車に乗って人を飛び越えたぁ!?なんだコイツは!? 


C「…い、いやいや!たまたまだ!おい!ナニモンだてめぇ!」 


兄ちゃん「通りすがりの配達員ですけど?つーか、オレも時間ないのよ?配達先に急がなきゃいけないからさぁ。めんどくせぇからキミタチ、今日は諦めてオウチに帰りな?」 


C「うるせぇ!オレタチにそんな口聞いてタダで済むと思うなよぉぉぉぉ!!!!」 


兄ちゃん「あぁ~嫌だねぇ…自分達が最強だとでも思ってんの?ホントめんどくさい奴らだねぇ…」


ヤバい!いくらあの配達員の兄ちゃんが強くても3対1はまずい! 


そんなことを思った瞬間、酒屋の兄ちゃんは襲い掛かる男達をヒラヒラと優雅に台車に乗りながら避け進んでいった…!


A「あぁ!?捕まえらんねぇ!なんてテクニックだ!」 


ケント「す、凄い…!なんてテクニックだ…!」


すごいテクニックに見とれていると、

酒屋の兄ちゃんははオレと囲まれていた少年を台車に乗せ、男達から颯爽と離れて行った…


ABC「クソっ!待ちやがれぇ!!!!」


兄ちゃん「じゃーなーキミタチ。これ以上オレタチを、面倒なことに巻き込まないでくれよな~!バイバイ~」


助けてもらったのも束の間…


兄ちゃん「ふぅ…ここまではアイツ等も追ってこないだろう。キミ、大丈夫だったかいぃ?」

 

ケント「あの…助けてくれて、ありがとうございます…!…あの……その台車は…」 


兄ちゃん「おい、ユージ!あんだけ気をつけろよって言ったじゃねぇか!」 


少年「ごめんなさい…兄ちゃん…でも助けてくれてありがとう…」 


兄ちゃん「たくっ…ユージほどの実力があればあんな奴ら、屁でもねぇのに何で乗らなかったんだ!」 


少年「う、うぅ…ごめんなさい…だって……だって!怖かったんだもんっ…うぅっ…ううぅっ… 


兄ちゃん「だぁ~!泣くな泣くな!これじゃあまるでオレが泣かしたみてぇじゃねぇか!」 


何!?何なの!?

今何が起きてるの!?誰なのこの人たち!?

 

何が始まっちゃったのぉぉおおおおお!?!?!?!?!? 



~続く~ 

後書き

はい!第一話はここまで! 


最後まで読んでいただきありがとうございます!

「台車ライダー」、いかがだったでしょうか?


本当は漫画にしたかったのですが、どーしても上手く描けませんでした… 

(誰か漫画化してくれても良いんだよ…!←) 

なので、この

ラノベ調で挿絵を入れていくスタイルに落ち着きました(笑) 

挿絵を描くのが一番時間かかりました…イラストむずい…


くだらない雑談をここまで昇華したバカバカしさに笑っていただけたら幸いです(笑)



第二話以降も制作中ですので、もし気に入ってくれたらまた見に来てください~!


では、またの機会に…ばいばーい!

永遠のROCKキッズでありたい金髪タイダイメガネ出っ歯野郎。

マスク生活のおかげで

実年齢より若く見られがち。

\シェアする/