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ヒマつぶし情報

2021.07.30

オタクに好きなものを語らせてください! 〜ブロマンス漫画(前編)~

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こんにちは!


なんやかんやで13回目です!


そんな13回目のテーマは?


ブロマンス漫画(前編)


何気に一番好きなジャンルかもしれないので、今回も語らせていただきます。

そもそもブロマンスとは?

ブロマンスは英語のブラザーとロマンスを掛け合わせた言葉であり、男同士の熱い友情という意味を持っています。


BLとは少し違っていて、恋愛関係よりも友情関係を重視したものとなっています。


日本ではあまり馴染みのない言葉ですが、海外ドラマや洋画などではよく使われており、そのジャンルは多岐に渡ると言われています。その中でも今回はブロマンス漫画にスポットを当てていきたいと思います。


名作が多いので中々絞りきれなかったので、タイトルからもわかるように前後編で各5作品ずつ紹介します。


BANANA FISH

画像参照元 https://www.amazon.co.jp/


「BANANA  FISH」 吉田秋生 全19巻

■ストーリー

舞台はニューヨーク。並外れた美貌と頭脳を持つアッシュ・リンクスは、若干17歳にしてストーリートギャングを取りまとめていた。ある日、瀕死の男から「バナナフィッシュ」という言葉を聞き動揺する。それは精神を病んだ兄がよく口にする言葉であった…


■オススメポイント

連載終了から20年以上経過した現在でもアニメ化・舞台化されるほどの人気作品です。

アッシュともう一人の主人公である英二との友情がもう尊すぎてヤバいんです。闇を抱えるアッシュが唯一心を許す存在が英二であり、互いに命に変えても守りたいと思っているところがまさに友情を超えた友情といった感じです。

妖怪アパートの幽雅な日常

画像参照元 https://www.amazon.co.jp/


「妖怪アパートの幽雅な日常」 原作:香月日輪 作画:深山和香 1巻〜22巻

■ストーリー

住む予定であった学生寮が火事で全焼してしい、急遽格安のアパート・寿荘に住むことになった天涯孤独の高校生・稲葉夕士。寿荘には霊能者や古物商など一癖も二癖もある風変わりな住人ばかりであった。さらには人間に混じって幽霊・妖怪の類も住んでおり…


■オススメポイント

香月日輪さん原作の同名小説を漫画化した作品で、どちらも強い人気を誇っています。

主人公の夕士と幼馴染の長谷との固く結ばれた友情も素晴らしいのですが、個人的には夕士と夕士の高校の担任である千晶先生との関係がすごく良いです。先生と生徒の関係を超えて、作中でおふざけですがダーリン・ハニーと呼ぶ合う仲になります。

セトウツミ

画像参照元 https://www.amazon.co.jp/


「セトウツミ」 此元和津也 全8巻

■ストーリー

「この川で暇をつぶすだけのそんな青春があってもええんちゃうか」

大阪の男子高校生の瀬戸と内海は、放課後常に二人で河辺に座ってしゃべっている。部活もしなければ、喧嘩もしないし、特に大きな事件が起こることもないのが彼らの日常である。


■オススメポイント

終始小ボケを挟んでくるおバカキャラな瀬戸とクールキャラを装いつつもやはりどこか抜けている内海のしょうもないやり取りがいい意味でくだらなくて最高です。

基本的にギャグ漫画ですが、時折ジーンと来るシーンもあります。また軽いネタバレになるのですが、最終回は予想だにしない展開になります。

艶漢

画像参照元 https://www.amazon.co.jp/


「艶感」 尚月地 1巻〜15巻

■ストーリー

曲がったことが大嫌いな熱血巡査・光路郎が出会ったのは、妖艶な見た目とは裏腹な変態傘職人・詩郎であった。世界の果てのマボロシのような廃墟の街・幻灯町(げんとうちょう)を舞台に二人はエログロナンセンスな事件に巻き込まれていく…


■オススメポイント

光路郎と詩郎のちょっと行き過ぎた友情や詩郎の兄で同じく変態の安里との兄弟愛などさまざまな形のブロマンスが楽しめます。

あまりの絵の綺麗さに一目惚れして買った作品ですが、綺麗で繊細なタッチとは裏腹に内容はエロとグロとギャグのオンパレードでいい意味で予想を裏切られます。

昭和元禄落語心中

画像参照元 https://www.amazon.co.jp/


「昭和元禄落語心中」 雲田はるこ 全10巻

■ストーリー

刑務所から出所したばかりの与太郎は、「昭和最後の大名人」と呼ばれる天才落語家八代目・有楽亭八雲に弟子入りを志願していた。

気難しい性格で今まで一度も弟子を取ったことのなかった八雲は、気まぐれで与太郎の弟子入りを許可するが…


■オススメポイント

与太郎と八雲の師弟関係もブロマンスとして素晴らしいのですが、八雲と亡き親友・2代目・有楽亭助六との関係が友達以上恋人未満な感じでこの二人出来てんじゃないのという雰囲気を醸し出してます。最初的には悲劇的な結末を迎えてしまうのですが、そこも含めて本当に尊い関係でした。

漫画でありながら本格的な落語を楽しめる作品ということで、老若男女問わずオススメです。




【最後に】
近年ではブロマンスという言葉が日本にも徐々に浸透してきた様で漫画やアニメなどでも多く取り上げられるようになってきてとても嬉しいです。

友情とは一言では語れない素晴らしさがあるので、是非とも読んでみてください。後半に続きます。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

常にヒマを持て余しているオタク


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