ヒマつぶし情報
2021.09.22
「LGBTQ+」ってなぁ~に?
どうもこんにちは。
突然ですが
LGBTQ+
このワードを聞いたこと、見たことがありますか?
最近はTwitterのトレンドに上がっていたり、ニュースサイトにタグがあったり。
「聞いたことあるけどあるけど良くわからない」
という方が多いのではないだろうか?
かくいう私もその中の一人だ。
なので今回はこの「LGBTQ+」について調べたことを、
私が忘れないために
噛み砕きながら
(できれば学生でも解る様に)解説していくぞ~!
※いろんな認識があるのでここに書いていることは全て「私の個人的な認識&解説」になります!世界にはいろんな考え方があるので、これが全部正しいってわけじゃないよ。
LGBTQ+ってなぁ~に?
まずそもそも、LGBTQ+って何の略なのか?
という話ですよね。
まず、LGBTとは一般的に
・レズビアン(Lesbian) ・ゲイ(Gay) ・両性愛(Bisexual) ・トランスジェンダー(Transgender) |
の各単語の頭文字を組み合わせた表現になります。
なるほど。
なんとなく聞いたことがあるワードですよね。
・・・Q+どこ行った?
ということで
まずは初めに聞いたことがある人が多いであろうLGBTに当てはまる「レズビアン」「ゲイ」「両性愛」「トランジェスター」について左から順番に説明いていくぞ!
L(レズビアン)
L(レズビアン)とは
性自認が女性で、かつ性的指向が女性に向いているセクシュアリティだ。
・・・まって
性自認?性的指向?セクシュアリティ?
いきなり知らないワードが出てきたぞ!!
ってことで、このワードは今からよく出てくるので先に説明していこう
①性自認とは
まず初めに性自認について。
”性自認とは自分の性をどのように認識しているか、どのような性のアイデンティティ(性同一性)を自分の感覚として持っているかを示す概念”(引用元:法務省https://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken04_00126.html)のことである。
簡単に言うと産まれたときの性別は問わず「私の性別は女(男)だよ!」と、思う事などである。
なので「元気な男の子ですよ~!!」と助産師さんが赤子を取り出してくれても、その赤子の性自認が”女”だった場合「男として産まれたけど、自分の性自認は”女”です」という事になる。
また、産まれた時に女の子で性自認も女という時ももちろん当てはまる。
自分の心の中での性別はコレだと言える。そのことを「性自認」というのだ。
※女・男以外の性自認のお話はまた後で
②性的指向とは
次は性的指向について。
”性的指向とは,人の恋愛・性愛がどういう対象に向かうのかを示す概念を言います。”
(引用元:法務省https://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken04_00126.html)
なので「私は男の人を恋愛対象としてみてる!」「自分は女の人を恋愛対象としてみる!」という事に当てはまる。
前者の性的指向は男であり、後者の性的指向は女である。
最後のセクシュアリティとは、これらをまとめた意味ですね。
以上のことをまとめてみると、L(レズビアン)とは
・性自認が女性
・性的指向が女性
なので「私の性別は女!そして恋愛対象は女の人です!なので私のセクシュアリティはLGBTのL(レズビアン)です!」
という事になる。
尚、この発言をするのは産まれた時の性別が”女”というわけではない。産まれた時の性別が”男”でも、性自認が”女”であり、恋愛対象が”女性”であるならLGBTのLに当てはまるのである。※この場合Lではなく別の表現もあるのだがまた難しい話になるので今回の説明はここまで。
もうすでに頭が混乱してきてる気がするが、とりあえず今回は「だいたいこういう感じか」と覚えてもらったらよいなと思う。
なんとなく違いが分かってきただろうか?次からはトントン拍子で説明していくぞ!
G(ゲイ)
G(ゲイ)とは
ゲイとは、性自認が男性で、かつ性的指向が男性に向いているセクシュアリティだ。
なので先ほどと同様、産まれた時の性別は問わず「自分の性別は”男”」「そして恋愛対象は”男性”」という人がLGBTのGに当てはまる。
B(バイセクシュアル)
B(バイセクシュアル)とは
バイセクシュアルとは、
異性にも同性にも性的な欲求をもっている(引用元goo辞書:デジタル大辞泉https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB/)というセクシュアルティだ。
産まれた時の性、性自認問わず「私は男性も女性も恋愛対象だよ!」といういわゆる”両性愛者”のことだ。
そしてこれは良く間違われやすいのだが別に誰それ構わず好きになるわけではない。
人間生きている中で恋愛をすることはいくらでもあると思う。
その機会に好きになった人の性別がたまたま”女性”であり、また、たまたま”男性”であった。というだけだ。
例えば、凄い極端な話だが、性自認が男性であるバイセクシュアルの人が「恋人が欲しいな・・・」と呟いてたとしよう。
すると友人から「じゃあ女の子集めるから合コンしようぜ!」と声をかけられるかもしれないが、バイセクシュアルである自分にとって「恋人が欲しい=異性の恋人が欲しい」というわけではないので、そこは「男女数人集めて合コンしょう!」と言われた方が良かったりもする。
まあ、人によるし周りの認識の違いもあるのでこれは難しい問題だなと思うが...
なので最初に書いた通り、性自認問わず「男性も女性もどちらとも恋愛対象」という人がLGBTのBに当てはまるのだ。
T(トランジェスター)
T(トランスジェンダー)とは
”「身体の性」と「心の性(性自認)」が一致しないため、「身体の性」に違和感を持つ”(引用元・法務省https://www.moj.go.jp/JINKEN/LGBT/index.html)セクシュアリティのことだ。
身体的性と性自認が一致せず、それに対して違和感を感じているセクシュアリティのことだ。
・・・あれ?
さっき出てきたレズビアンやゲイの人達もこのトランジェスターに当てはまるんじゃないの?
と、思った方。
半分正解です。
先ほど説明したLGBは性自認&性的指向がセットになっており、こちらのT(トランジェスター)は性自認単品のお話になります。
たとえば、男性から女性になったトランスジェンダーで、恋愛対象は女性(レズビアン)という人もいます。
ややこしいですね。
けど周りの友人や知り合いからもしカミングアウトされた時になんとなく知っていると受け入れやすく、相手も安心すると思うので知ってて損はないと思うよ!
また、昔から良く耳にしたことがある「性同一性障害」は、このトランジェスターというくくりの中にある【医学用語】なんです。
※のちほど解説有り
性同一性障害ってT(トランジェスター)のことなの?
ちょっと難しい話になるのだが、
トランスジェンダーとは
”「向こう側へ」「超えて行く」という意味合いで用いられる英語の接頭辞である”「トランス」と
”「社会的・文化的な意味・役割としての性別」を指す意味合い”の「ジェンダー」を合体させた言葉である。
(引用元Weblio辞書:新語時事用語辞典https://www.weblio.jp/content/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC)
トランジェスター=社会的性別を乗り越える
という意味であり、「男または女(社会的性別)として産まれたが、その性別を乗り越えて生きていきたい」
と、いうことになる。
なのでトランジェスターとは「身体的性と性自認が一致してないけど、性別適合手術(性別を変える手術)はしない」という方を示すことが多い。
逆に性同一性障害とは医学的な【疾患名】になり、「身体的性と性自認が一致してないから、性別適合手術(性別を変える手術)をしたい」と思う方のことを示すことが多い。
なので簡単にまとめると
トランジェスター=性自認が産まれた性と異なるが、性別適合手術しなくて良いと思っている。
性同一性障害=性自認が産まれた性と異なり、性別適合手術をしている(したいと思っている)
ということになる。
そして、この「性別適合手術(体の性別を変える手術で戸籍の性別も変えれる※条件を満たせば)」は医者から”性同一性障害”と診断されないと受けることができない手術だったのだが・・・
2019年にWHO(世界保健機関)の総会で「国際疾病分類」改定版(ICD-11)が了承され、”性同一性障害が「精神障害」の分類から除外”
(引用元:PRIDE JAPAN https://www.outjapan.co.jp/pride_japan/news/2019/5/13.html)されたのだ!!!
どういうことかというと、今まで
「”性同一性障害”は病気・障害である為、性別適合手術を許可する」
としていたのだが、
”「国際疾病分類」改定版(ICD-11)が了承され、性同一性障害が「精神障害」の分類から除外され、「性の健康に関連する状態」という分類の中の「Gender Incongruence(性別不合)」に変更されることに”(引用元:PRIDE JAPAN https://www.outjapan.co.jp/pride_japan/news/2019/5/13.html)なったのだ。
(参考資料:厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000211217.html)
性同一性障害のことを「精神的な病気」と言われない時代になる。
”性同一性障害”は削除され、新たに「性別不合」という項目が新設されるのだ。
また、精神疾患から外されたことで医療を受けやすくなる可能性もあるとしているので、これからの日本がどの様な対応をしていくのか気になるところだ。
将来的には”性同一性障害”という言葉を知らない人がでてくるのではないだろうか?
「へぇ~昔は性別不合のことを、性同一性障害って呼んでたんだね~!」
みたいな。
WHOは性同一性障害を「精神障害」の分類から除外し、「性別不合」へと変更することに関して、「障害と分類されなくても、当事者が望めば性別適合手術などの医療行為を受ける権利は保障されるべきだ」としています。(引用元:PRIDE JAPAN https://www.outjapan.co.jp/pride_japan/news/2019/5/13.html)
なので、今までは医者から「あなたは精神的な病気である”性同一性障害”と診断されなかったので性別適合手術はできません」と言われてしまった方にも違和感のない未来が待っているのではないか?と期待している。
かといって、そんなポンポン軽く誰でも性別適合手術が出来るとは限らないのだ。
なんせめちゃくちゃお金もかかるし、手術も大変。
それなりの体力とお金が無いとなかなかできないのだ。
お金と体力がないと手術が出来ないから、お金を稼ぐ為に働かないといけない、手術するには長期間休まなければならない。
その時会社は「性別適合手術するので長期休暇いただきます」と言って「了解!」と言ってくれるであろうか?
いざ性別適合手術を受け、会社に戻ってきたとして「更衣室はどうするの?」「トイレは?」様々な問題が出てくるであろう。
小さな会社だとなおさらだ。「誰でもトイレ」や「全個室の更衣室」など、作るスペースもお金も無いところが多いはずだ。
そして手術代を稼ぐために必死に働き、体調を崩して手術が出来る体力が戻らなかったら元も子もない。
何故こんな大変な思いをしなければならないのであろうか。
私たちが「大変だな」と思っている以上に、当事者たちの中には苦しんでいる人も多いであろう。
Q+について
さてさて、長々と話し込んでしまいましたね。
それでは最後はLGBTQ+の「Q+」についてです。
まずは+は省いて、「Q」単体の話から。
Qは
クエスチョニング/クィア
この二つの頭文字”Q”から取ったものであり、
そしてこれらは別々の意味がある。
辞書によると、
クィア=”性的マイノリティーのこと”
(引用元Weblio辞書:デジタル大辞泉 https://www.weblio.jp/content/%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%BC)
クエスチョニング=”自身の性を明確には定義していない人々のことを表す言葉”
(引用元Weblio辞書:実用日本語表現辞典https://www.weblio.jp/content/Questioning)
となっている。
なのでクエスチョニングは「自分の性別は何なんだろう?」「自分が男とか女とか、どうでも良くない?」など、自分の性自認や性的指向が「これだ!!」と定まってない人のこと。
一方クィアはLGBTなど性的マイノリティ全てを表すような言葉となっている様だ。
(クィアという言葉には様々な意味合いが昔はあったらしいが今はあえて説明しないでおこう。難しいから)
しかし日本では「私はクィアです」という人は少ない。
何故なのかはわからないが、私はクィアという言葉について今回調べていて初めて知ったので、多分そういうことであろう・・・
順番が逆になってしまったが、クエスチョニングの方が日本人には理解しやすいのではないだろうか?
「性別不明」「男でも女でもない」
最近で言えばこちらの漫画の主人公の立場だと言えば、若い人には分かりやすいかもしれない。
性別「モナリザ」の君へ。
引用元Amazon:
https://www.amazon.co.jp/%E6%80%A7%E5%88%A5%E3%80%8C%E3%83%A2%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%B6%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%90%9B%E3%81%B8%E3%80%82-1-%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9ONLINE-%E5%90%89%E6%9D%91%E6%97%8B/dp/4757558481
【あらすじ】 もしあなたに性別がなかったら、あなたは誰を好きになりますかーー…。 この世界で人間は12歳を迎える頃、自分がなりたい性へと次第に身体が変化していき、14歳になる頃には男性か女性へと姿を変えてゆく。 でも自分だけは性別がないまま、18度目の春を迎えた…。 |
しかし
「自分の性別は不明だ」と思っていても「私はクエスチョニングです」とはっきり言いきれる人もまた、少ない。
もしかしたら”将来自分の性別がはっきりするかもしれないから”という人もいる。
井手上漠さんもその一人だ。
(以下のサイトにインタビューが載っているので興味ある方は是非読んでみてね。)
“可愛すぎるジュノンボーイ”で脚光を浴びて…井手上漠が「性別はありません」と言う理由@文春オンライン
LGBTQの他にも色んな性的マイノリティがある。
しかし他人が「あなたはQだよね?」と決めつけたりするのは言語道断。
あなたがQと思っても、本人は違うと思っているかもしれないからだ。
それこそ、井手上漠さんの様にどれにも当てはまらないと思っている方も沢山いるのだ。
私は私、あなたはあなた。
ただそれだけの違いじゃないんでしょうか?別に性別がわからなくても、私とあなたの違いは分かるのだから、区別しなくても良いんじゃない?って、思いますね。私は。
そして、LGBTQだけでは表現できない性的マイノリティを
+(プラス)
この表現で表しているのだ。
まだあるよ~ってことですね。
ほんと、調べると沢山の性的マイノリティがあるので気になる方は調べてみてね。
最後に
簡潔に書くつもりがめちゃくちゃ長くなってしまった。
これでなんとな~くLGBTQ+の意味が解ればいいなぁ。
間違ってる事言ってたら教えてね、ごめんね。勉強不足ということで・・・
最初に宣言してしまったけど、学生さんでも理解できるかな?
・・・え?もっと簡潔に書けって?
・・・これ以上は無理!!!!
私の脳みそはもうパンク寸前です。
じゃ、最後に参考サイトとおすすめサイトのリンクでも貼っときますかね。
もっと詳しく色んな事が書いてあるので是非勉強してみてね。
じゃっ!
猫好きのゲーム好き
プロテインを飲み始めたが筋トレは怠っている。
1.12 リングフィットはじめました
5.7 最近iHerbで買い物するのにハマっている
7.21 体が硬すぎて関節ストレッチを始めた