ヒマつぶし情報
2021.03.26
ゾッキの撮影現場に行って、監督達の撮影に対する拘りに度肝を抜かれた話。
昨年の某日、
蒲群高校でのゾッキ撮影見学に参加させて頂きました。
とにかく死ぬほど寒かったので、
体がこわばりより緊張し、
100㎞マラソン後のような疲労感を覚えました。
帰りによった駅前の居酒屋で飲んだビールがむちゃくちゃ旨かったなあ。

撮影見学に参加を希望したのは、
大橋裕之さんのシティライツが私のバイブルであり、年間5億本ほど見たいくらい映画が好きなので、撮影自体にも興味があったからです。

撮影時の濃密な空気に息をのみ、
山田孝之さんの気さくさに心が温まり、
斎藤工さんのむせかえるような色気に腰が砕けそうになったり、
竹中直人さんのオーラに圧倒されたり
貴重な体験をさせていただきました。
そんなこんなで、
とても楽しみにしていました!映画化!!!!!
映画ゾッキはいくつかの短編からなるオムニバス映画。
それぞれの物語の登場人物が交わったり、
交わらなかったり。
漫画にはない映画ならではの手法で、
深ゾッキになってました。
所々にでてくる殺人空手にくすり。

私が撮影を見学したのは、
理科室で伴くんが牧田のねーちゃんのパンツをもらうシーン。
ああやって撮影したものが、こうなるのね。
ほーーーん、なるほど。すごい!!!

時間をかけて撮影したものが、
実際の映画では5分程度。

ひとつのシーンをいろいろな角度から撮影、納得がいくまで何度も撮る。

その作業工程を繰り返した膨大な時間の蓄積が、ひとつの映画になる。

ってことを、
実際に目でみて体験できたこと、
ほんとに最高です。
ありがとう、
ゾッキ!!!!!