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ヒマつぶし情報

2021.03.31

【ゾッキ】という名の天才達の寄せ集め映画について

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超話題の映画『ゾッキ』を先行鑑賞した

皆さんは今年の春に

ヴィレッジヴァンガードが好きなら絶対に見た方がいい映画が公開されるのはご存じでしょうか?ヴィレッジヴァンガードが好きじゃなくても絶対に見た方がいい映画が公開されるのはご存じでしょうか?


その映画の名前は

ゾッキ

今回の映画はゾッキは唯一無二の孤高の天才漫画家と言われる

大橋裕之

の幻の初期作品集

【ゾッキA】【ゾッキB】

に収録されている作品を


竹中直人

×

山田孝之

×

齊藤工


という超豪華な3人が共同監督を務め1本の作品にした2021年大注目のプロジェクトの1つである。

3人の監督に負けない豪華出演俳優陣

この3人の監督が指揮を務めるという事で集められた俳優陣は


吉岡里帆

鈴木福

満島真之介

松田龍平

國村隼

石坂浩二

等の超豪華俳優陣


大橋裕之が描いた出演者の似顔絵があるのでこれで

「えっ、この人も!?あっ!!この人も!!!」という僕と同じ気持ちを是非とも味わってほしい


また、音楽はCharaが総監督とし担当し作中に流れる音楽にも気合を入れている。


そんなゾッキをひと足お先に鑑賞しました

なぜかこんなに最高の映画に弊社ヴィレッジヴァンガードが関わらせて頂いた。


映画の制作が決まった段階で、まさかの山田孝之さんから弊社スタッフ宛にコメントを頂戴したり

【ヴィレゾッキ】

という名で山田孝之監修のコラボグッズを作ったり※この話は最後に詳しくさせてください。


今回、この映画を先に見て感想を記事にする。という約束の元鑑賞させてもらえる事になった。


漫画のゾッキは前に1度読んだ事もあり、衝撃を受けた事を覚えている


映画の前に家の本棚にあるゾッキを引っ張り出して読み直そうとも思ったが、あえて頭にゾッキをもう一度入れる事無く映画を見る事にした


場面場面の漫画は頭に残っており、作風と大橋ワールドの強いこの漫画がどんな映画になるのかを考えるだけで観る前から楽しみになっていた。

・なぜ3人の共同監督という方法でこの映画が作られたのか

・これだけ多くの豪華俳優陣が1人も埋もれずに映画に登場するのか

・短編集2冊という漫画の原作からどうやって【113分】といった長編映画を作るのか


鑑賞前にもっていたその疑問は上映時間が過ぎる毎に『なるほど』といった内容で納得できた。




話はずれますが、「ゾッキ」とは、“寄せ集め”という古本市場で新品価格より極めて安い価格で売られる新品の本を事を指す特殊用語である。

「ひとくくり」「ひとまとめ」などという意味もあり、簡単に言えば【在庫処分品】を指す言葉である。


僕の映画を見終わった感想は、まさしく

ゾッキだった。


本屋の新刊コーナーに山積みにされているような華々しい本の様な主人公の立場の俳優はいない。

主人公という立場ではない“寄せ集め”られた俳優陣が1つの作品をそれぞれ作り上げ

短編をすべて「ひとくくり」「ひとまとめ」にし1つのゾッキ本コーナーの様な映画が完成されていた。


寄せ集まった3人の監督がそれぞれの短編を大切に作る。それは決して華々しい派手な作品ではなく

1つ1つ、細部や1コマ、効果音やBGMにまで拘るニッチな作品となり、

多種多様な内容の短編が重なり、それがひとまとめになっていた。


本屋の通路に雑に置いてあるワゴンセール品

なにか目的があるわけでも無くワゴンの前に立ち止まり【なにか面白いものがないか】という期待ではない、好奇心の強いわくわくした気持ちで見る


【この本昔よんだな】【この本少し前にすごく流行っていたな】【この作者の新刊そういえば出てたな】

そんな少し古い記憶を掘り出させてくれたり、思い出がよみがえる

そんな気持ちがゾッキの中に込められていた。



どこまで映画の内容を話ていいのかが分からないので難しい所もあるが、個人的に

エンドロール

を見ている時が本編を見ている時と同じぐらい楽しくわくわくし、思わず声も出た

小説の後のあとがきの様な。『あぁ、そういう事か』の様な感覚


そして、エンドロールの後、もう一度プレイヤーの再生ボタンを押していた。



2回目の本編は色々と【どういう作品か】を知った後だったので1回目とはまったく違う観方が出来た。


短編集の映画の在り方

短編集が原作の映画をどう作るのか


アニメ『けいおん』の様な4コマや短編の原作だが登場人物や話の舞台、流れは全て繋がっている。

そういう短編集でありながら1つのストーリーが出来上がっている作品であれば映画化もしやすいと思う。


だが、ゾッキは違う

大橋裕之の初期作品を寄せ集めた【描いてる時期】も違えば【描いている時の気持ち】も違う。まったく繋がりも関係性もない作品を寄せ集めた短編集だ


その作品の1つ1つを1人1人考えも違う3人の監督がそれぞれ違う俳優陣を集め

全てを寄せ集め1つの作品を作り上げたプロジェクト


そういう観方でこの映画を鑑賞するとより一層楽しめると思う。

ヴィレゾッキについて

先ほど少し触れた


ヴィレゾッキ


今回の監督の一人であり、総合プロデューサーの名の山田孝之さんより1本の動画が僕たちスタッフの元に急に送られてきた

※あの山田孝之さんですよ。しかも動画


ちなみに、この動画は僕たちスタッフしか見る事が出来ない特別な動画なのでもしどうしても見たい方は今すぐお近くの店舗に電話して今すぐ面接を受けてほしい。


簡単な内容は


ゾッキという映画を僕が作りますので、コラボグッズを作りたい。


ただ、僕が作っても、ヴィレヴァンの偉い人達がパソコンとにらめっこして作ってもいいグッズは生まれない

ヴィレヴァンで働く全スタッフの人がグッズを考えてほしい

そして、その考えてくれたグッズを全て目を通し、面白いと思うグッズを作りたい


そんな内容の動画でした。


まさかのご本人からの文章とか、直筆の手紙とか、そんなんじゃなくご本人登場の動画での訴えに全スタッフが驚き、そして歓喜し


ヴィレヴァンで働いててよかった

ヴィレヴァンってすげえ


となったと思う。


その気持ちが強すぎたせいもあり、そして入社初日のスタッフも応募できる。という企画だった為、まさかの


200個以上のグッズ企画書


が山田孝之さんに提出された。


それを1つ1つ山田孝之さんご本人がチェック&審査しヴィレゾッキグッズが制作された。

※選考中に山田孝之さんから【この世で一番無駄な汗】が流れていた事を期待したい。


そして、栄えある山田孝之さんに選ばれた商品がコチラ!

ヴィレゾッキ

※ちなみにこのHP内にある山田孝之さんからの動画は僕たちスタッフだけが見れた動画とは別Verです。


ゾッキ好き、大橋裕之好きだけではなく、【山田孝之さんが選んだ】という理由で山田孝之さんのファンの方も是非購入してほしい。

※そうすればめちゃくちゃ売れると思うので。

さいごに

今回の映画【ゾッキ】


●天才漫画家大橋裕之の原作の映画化だから

とか

●竹中直人×山田孝之×齊藤工3人の豪華監督陣だから

とか

●まさかまさかの超豪華出演俳優陣だから

とか

●ヴィレヴァンがなんかいっぱい頑張ってるから

とか

●愛知県蒲郡市が舞台だから

とか


理由はなんでもいいです!

なんでも理由付けていいので是非とも観に行ってください!

絶対に後悔はしないです!


あまり映画を観ない僕がここまで記事を書けた映画です!


面白いとか

面白くないとか

難しいとか

単純とか


そんな内容ではない映画【ゾッキ】を1人でも多くの人に届きますように。

埼玉県越谷市にあるヴィレッジヴァンガード+PLUSイオンレイクタウン店で勤務するスタッフです。

黒髪長髪ド派手な柄シャツがトレードマーク!


趣味はサウナと音楽鑑賞

自分が行って最高だったサウナや気になっているサウナ

自店で行うインストアイベントでプッシュしたいアーティストの記事を書いています。

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