ヒマつぶし情報
2021.04.02
私の”初めて”を奪った「あたっくNo.1」の話
あたっくなんばーわん?
「あたっくNO.1」
このワードを聞いて、何を一番に思い出しますか?
そう。
バレーボール
でしょうけど違います!!!
これは「アタックNo.1」
私が今から紹介するのは舞台「あたっくNo.1」になります!
ちなみにこれは「アタックゼロ」
花王株式会社公式ページ:https://www.kao.com/jp/attack/atk_zero_00.html
「あたっくNo.1」ってなんぞや?
「あたっくNo.1」は、舞台作品のタイトルである。
引用元:https://hounangumi.info/contents/172823
2001年の初演以降、幾度も上演が重ねられてきた方南ぐみの人気作であり
私が初めて舞台を見に行った思い出の作品なのだ。
あらすじ
作・演出家の樫田正剛の伯父が潜水艦内で書き綴った日記から全てがはじまった―。
1941年。昭和16年11月18日。
男たちは行き先も目的も告げられることなく潜水艦伊18号に乗艦した。
祖国を離れた二日後、艦長が全容を通達した。
行き先はハワイ真珠湾、目的は戦争。
「敵に不足なし」艦内に若者たちの咆哮が響いた。
男たちの青春がここにある。
そう、これは”戦争”の話なのだ。
これからの勝利を信じる者。
仲間の無事を願う者。
笑顔で自分の運命に従う者。
接吻を夢みる者...
しかし皆の想いは一つ「お国のために戦うこと」
悲しいお話なのかなと思うが、狭い潜水艦に暑苦しい男が11人いるのである。
そりゃあもちろんコメディな部分も沢山あるので笑いあり、涙ありの作品になっている。
あたっくNo,1を知ったきっかけ
あたっくNO,1を知ったきっかけ、それはこの二人の俳優たちが出演すると聞いたからだ。
太田 将熙(おおた まさき)
画像引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E5%B0%86%E7%86%99
戸谷公人(とたに きみと)
画像引用元:https://www.aoni.co.jp/search/totani-kimito.html
この二人が出演していた「ドリフェス!」という作品(アニメ・ゲーム)が大好きすぎていわゆる”推し”活動をしていたのだが、なんとこの二人が舞台に出るという話を耳にしたのだ。
基本2次元であるアニメやゲームキャラクターにしか興味がない私であったが、ドリフェス!のせいでおかげで5次元(2次元+3次元)にハマった私は初めて外の世界へ飛び出すのであった...(このドリフェス!の話はまたの機会に)
ダム決壊
私があたっくNo.1の舞台を見に行ったのは2017年。
方南ぐみ企画公演「あたっくNo.1」である。
初めて飛行機の予約をし、初めて舞台チケット争奪戦を体験した。
飛行機で約2時間。
私はあたっくNo,1の舞台の話が小説になっていると聞き、事前に通販で小説を買っていたので暇することはないと思っていた。
しかし
読んでいる途中、自分の涙腺が弱くなってきた事に気づいた。
(おや?泣けるなこの話。しかし流石に人前で、しかも飛行機の中で泣くのは恥ずかしい。続きは舞台で楽しむとするか)
そう冷静に思い、本を閉じた。
東京に着き、舞台会場へ急ぐ。
そして公演がはじまり
数時間後
涙腺のダムが決壊していた
一瞬なにが起きたのか分からなかった。
気付いたら声を漏らして泣いていたのだ。
「人前では泣かない主義」
の自分が、こんな沢山お客さんがいる中で、泣いている...?
しかし声を漏らして泣いているのは自分だけじゃなかった。
あちらこちらでハンカチを口元に当て、涙を流しながら観劇しているお客さんが沢山いた。
そんな涙を誘った演技をみせたのはTHE RAMPAGEの岩谷翔吾(いわや しょうご)くんだった。
画像引用元:https://www.ldh.co.jp/management/iwaya/
彼の役はとても重要な役どころであり、まさかの展開が涙を誘った。
(後から知ったのだがこの岩谷翔吾くん、この舞台のために髪の毛を丸刈りにしたらしい。)
そうして自分が初めて観に行った舞台「あたっくNo,1」は、好きな俳優を見に行くはずが作品に取り込まれ、最終的に岩谷翔吾くんのこと、というより岩谷翔吾の役の「横川寛範一等兵 」のことしか考えられなくなっていた。
なんなら今、この記事を書きながら思い出し泣きしそうだ。
もちろん太田くんも戸谷くんもとても良い演技で感動したのだが、それを飛び越えて岩谷くんの演技と役がベストマッチしていたのだ。
そしてその夜、飛行機の中で途中まで読んでいた小説を読みきり、翌日に目がパンパンに腫れるのであった...
最後に
人生何が起こるか分からない世の中
今の私たちからすれば
戦争は命を奪い合うものであり、やってはいけない事だと認識している。
しかし戦時中の彼らにとって戦争は勝つものであり、戦えることが光栄だったのだ。
いや、”そう”思うようにしていたのかもしれない。
しかしその時の彼らはきっと充実した毎日を生きていたと思う。
現代の私たちも誰かから何と言われようと、自分にとって充実してる、楽しい、幸せ。
と思える日々を送っていけたらいいなと考えている。
私が今、お昼ごはんにコンビニスイーツを買おうとウキウキしているような、そのくらいの幸せでも。
・・・
とりあえず小説、読んでみてくれよな!!!!!!
(Amazonのリンク貼っときます→クリック)
ちなみに舞台DVDは販売してないので、今後の公演を楽しみに待とう。
後日、ミュージックステーションにTHE RAMPAGEが出るということで血眼になって岩谷翔吾くんを探してキャーキャー言ってたことはここだけの秘密にしておいてくれ。
じゃ、また次回。
猫好きのゲーム好き
プロテインを飲み始めたが筋トレは怠っている。
1.12 リングフィットはじめました