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ヒマつぶし情報

2021.02.18

「アカチャン」という生命体により、人生が一変した話

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この世の人類は、「アカチャン」という生き物に支配されている。


まず始めに、私は甥っ子が産まれるまでは子どもや赤ちゃんに対する接し方が分からず、

周りのみんなが赤ちゃんを見ては「カワイイ~!」といっている気持ちが分かりませんでした。

そのため、友人の赤ちゃんにもカワイイという感情が無かったので、私の母性は枯渇していると思っていました。



そして本題。


甥っ子が生誕したのは2020年5月最終日。

朝起きると、姉から「産まれた」とLINEが入っていました。

姉のクールさに私は驚きましたが、赤ん坊も姉も元気そうな画像が添付されていたため、とても安心しました。

ですが、どうみても姉の横にスヤリとしているのは猿でした。

めちゃくちゃ猿やないかい。

お世辞にも家の血筋の顔とはいえなかったので、血は繋がっているとはいえ、この時点ではまだ「カワイイ」とは思えず、そんな自分が怖くなりました。


アカチャンという生命体により、人生が一変するとはまだ知る由もない頃の私


初めて甥っ子に会えたのは、産まれてから約一か月後でした。

新生児の赤ちゃんを目の当たりにした私は、ちいこき命、、、という感想が一番大きかったです。

そしてこの生命体とどう接すれば、、、とやはり少し戸惑いました。

まだ目も見えていないですが、なんとなくキョロキョロしたり、手足をムニャムニャ動かしたり。

私が鼻の穴に指を突っ込んでも大人しく寝ていました。

「へ、へえ~~赤ちゃんって、こんな感じなんだ~」と、コミュ障のような感想を心の中でつぶやきました。正直、赤ちゃんに対してコミュ障でした。


オバサンには追い付けない速さで成長をするアカチャン


赤ちゃんは、いつの間にか笑うようになっていました。

でも私が、いないいないばあ!をしようが、ケツをポンポンしようが

二コリともしません。きっと警戒していたのでしょう。


ですがどうしても笑った顔がみたかった。

あなたの、笑った顔がみたい。

最終手段は姉に高い高いをしてもらっているところを見る、ということで、私は姉にお願いして、その笑顔を見せていただきました。

「わ、、笑った、、、」

その笑顔を見た瞬間、

その笑顔、ワシが一生守ってやるで。

と思いました。

なんと、赤ちゃんの笑顔は素敵なのか!

この世の悪や煩悩、すべてを消し去る威力。


ここから私の赤ちゃんに対する会いたい気持ちは急加速!

顔もお姉ちゃんにどことなく似てきて、こりゃ!えらいこっちゃ!となり、私のことはもうだれにも止められません。



赤ちゃんのケツは青いといいますが、本当に青空のごとく青かった。


姉が、私にお守を頼んだ日がありました。

私は会えるなら会いたかったので、即OK。

一時間程度預かることになり、私は事前に実母から教わっていたアンパンマンの歌や赤ちゃんが興味を示す曲をYOUTUBEでセッティングし、掃除も完璧に済ませ、準備万端でした。


そしてついに赤ちゃんが来ました。

姉はオムツ等一式を置いて、用事に向かいました。



ここから私と赤ちゃんは初めての二人の時間、、、。

姉がいなくなってからすぐにYOUTUBEを流して見せましたが、全然みない。

そして数分で泣き始めました。

とりあえず、ミルクは飲んできたと姉が言っていたので、ハラヘリではない、、、と思いオムツを拝見させていただいたところ、おしっこをしている様子だったので、オムツを替えてあげようとおもいオムツを脱がした瞬間ぷりんっっと現れたおケツは、青かった

そして素晴らしいほどにぷりんっっとしている。


まだ赤ん坊のおケツを拝んだことが無い方には、ぜひ、いつかその機会が訪れるのを心待ちにしていて欲しいものである。


「アカチャン」だけがもつ中毒物質。


バイバイしてもすぐに薬物中毒者のごとくアカチャンの成分を欲する。


♡赤ちゃんに会う→幸せ→また早く会いたい♡


わたしはこの無限ループにはまっている。


つまり、赤ちゃんに会うことは、一時の幸せを味わうことができるが、別れた途端に今スグにでも会いたいと思わせる物質を放出していると考察。シャ〇中、いや、バブ中👶である。(イッポオオオオオン)


まあ、だからといってどの赤ちゃんでも私にぽっかりと空いた穴を埋められるわけではなく、この穴は唯一無二の甥っ子にしか埋められないので我慢するしか方法はありません。


なので私はとにかく理由をこじつけてでもお姉ちゃんに会いに行きます。

限界が来た時は、理由がなくとも会いに行きます。それが真の叔母です。


赤ちゃんせんべえを食べる赤ちゃんを見ることは、至高である。


そもそも、まだこの世に生まれて8か月程度の赤ちゃんが、”食べ物”を”食べられる”と既に認識していることにも愛おしさを感じるが、赤ちゃんは歯が無いことを良いことに、せんべえをこれでもか、とむさぼる。

それも、”手ごと”である。


だ液でせんべえをやわらかくし、食している。

これぞ人間の始まりである。。。


「かわいいでちゅねえ」という言葉を口にだしつつ私はそれを眺める。

神に感謝である。


最後に。


赤ちゃんは、本当に日を追うごとに成長しているが、それが寂しくもある。

ここまで書いたが、私は母ではない。だが母のごとく成長を楽しみにしている。

「歩けるようになったら、、、」

「喋れるようになったら、、、」と妄想を膨らませる毎日。

赤ちゃんのままでいてほしい気持ちもあるが、やはり、元気に成長してくれることを切に祈っている。


ありがとう赤ちゃん。

ありがとうお姉ちゃん。


スプラトゥーンとバンドが好きで推しはドラムのふち

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