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ヒマつぶし情報

2021.02.08

【バレンタイン】私が作ったココアクッキーの話【大失敗】

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それではこちらをご覧ください。

はい、出オチです

出オチ記事です。すみませんね。

最後までそこそこ頑張って書いてるのでよかったら見ていってくださいな。

何の役にも立ちません。


これは数年前の話。今も昔もバレンタインのチョコをドキドキしながら渡すような相手なんていないんですよ。

でもまあ、普段お世話になってる人にね、渡そうかなあなんて思ったわけです。


相手は父親。

最初は市販のチョコを買おうとしていたのですが、どうやら妹は手作りするらしい。

ここで謎の対抗心を燃やしてしまった。

なんでや。相手父親ぞ。

いや、もしかしたら小さい頃に「大きくなったらお父さんと結婚するー!」とか言ってたのかもしれない。知らんけど。


今更セルフツッコミしたところで時すでに遅しおすし。

冒頭の「乾いた土」に向かって話は展開していきます。

乾いた土の作り方

ここまで来たら言わなくてもわかるとは思うのですが、私めちゃくちゃお菓子作りが苦手なんですよ。

絶対計量ミスするし絶対焦がすし絶対生焼け。

なんでや。

セルフツッコミも追いつかないほどの壊滅的センス。

そんな私でも簡単に作れそうなお菓子を発見。


「ホットケーキミックスで作るクッキー」


これならいけるやろ、最初から材料全部混ざってるし(フラグ一級建築士)

そんなこんなで材料と道具をそろえてエプロンをつける。

ちなみにこの時点で若干後悔し始めていました。

めんどくせえ。


しかし、もう準備は整っている。

あとは作るだけ。

ここで後に引くわけにはいかない!

なんかよくわからないけどレシピ通りに粉を入れたりバターをアレしたりしてコネコネ。


・・・生地がまとまらんぞ

えーなんで。

せっかくだしバレンタインぽくココアパウダーいれちゃおっ!とかやったせいか?


過去の私へ。

その通りです。

ココアパウダーの主張が強すぎです。

バカめ。

今の私より。


ココアパウダーは既にがっつり混ぜてしまっていたため、取り出すわけにもいきません。

慌ててレシピを見ると、このような一文が。


※生地がまとまりにくい場合は少量ずつ牛乳を足してください


なるほど牛乳ね!

それならできるわ!

(フラグ一級建築士)

それではさっそく牛乳を少量投入!


・・・生地がベシャベシャになったぞ


いよいよもって取り返しがつかない。

レシピを作った人も生地をベシャベシャにするような奴の存在は想定外だったのか、対処法は書かれていません。

あー詰んだ。どうすんだこれ、飲むか?


ここで私は、あることに気が付いたのです。


元々ホットケーキミックスだったんだしフライパンで焼いたらケーキになるんじゃね?


本気で命の危機を感じた

バカめ!!!!

なんでそうなるんだ。

もっとほかにあっただろう。

残念ながら今でもフライパンで焼く以外の方法が思いつきません。

もうおしまいです。


得策を思いついたとすっかり勘違いした私は意気揚々とフライパンを取り出し着火。

少しずつ分けて焼けばまだよかったものをボウルに入っていた生地すべてをフライパンへとぶち込みました。

だれか私を止めてくれ。


蓋をかぶせて数分後、そろそろ焼けただろうとワクワクしながら蓋を開けると


ベチョベチョの物体Xが目に飛び込んできました。


なんだこれ。

確か5分くらいは焼いていたはずなので、完全に焼けてはいなくてもベチョベチョなんてことないだろう。

やはり普通にホットケーキを作る時とは違うことをしているせいなのだろか。


いやでもつまり焼けるまで焼けばいいってことだよね!


とりあえず最大火力にしよう。

あ、水分飛ばしたらベチョベチョじゃなくなるよね、蓋取っちゃおう。


相当焼くのに時間がかかるだろうと予測した私は、物体Xをぶち込んだフライパンの前に立っていながら

日課のTwitter巡回を始めました。

ちょっとくらい目を離してても平気だよね!

(フラグ一級建築士)


気が付いたころには、なんか目がショボショボする。あれ?なんか焦げくさ・・・

煙が出てるねえ!!!!


あと少し気付くのが遅れていたら火災報知器がなっていたと思います。

マジで危機一髪。

慌てて火を止めて物体Xを救出。

ベチョベチョだった頃の面影はなく、パサパサを通り越してガリガリになっていました。

これにはガリガリ君も真っ青。

やかましいわ。


こうして、ココアクッキー(乾いた土のすがた)が爆誕したというわけです。

一生忘れられない父の笑顔

そうこうしているうちに父親帰宅。

妹の手にはあらかじめ用意していたらしい手作りお菓子が握られていました。

めちゃくちゃ可愛い。ラッピングもちゃんとしてる。クソ。

妹からのバレンタインプレゼントに喜ぶ父。変な汗が出てくる私。


私「あー・・・お父さん、私も一応作ったんだけどさ・・・」


この時点で何かを察したらしい父。

さすが私の親ですね。

ええいもうどうにでもなれ!と若干やけくそになりつつ、皿の上にてんこ盛りになっている乾いた土を父に差し出しました。


父「・・・おおうw」


おおうw


なんかごめん。

反応に困らせてごめん。

この時の父の苦笑い、一生忘れることはないでしょう。

ちなみに乾いた土は責任をもって私が食べました。

すごくのどが渇いたという記憶があります。

火の用心

いかがでしたか?

ときめきもドキドキもない、しょーもねえ思い出話ですが、笑っていただけたのなら幸いです。

最後に一言だけ。


火を使ってるときに目を離すんじゃありませんよ!!!!

読書やゲーム、音楽鑑賞が趣味です(オタクの自己紹介テンプレ)

超ビビり、臆病、チキン。

メロンパンのことは特に好きでも嫌いでもないです。

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