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ヒマつぶし情報

2020.11.21

23歳ガチ登山女子の山レポ【子持権現山編】

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お疲れ様です。2回目の山レポになります。今回は瓶ヶ森のちょっとした続きになっています。

もう二度と登らないと決めた山になります。


子持権現山(こもちごんげんやま)

標高1679m。高知県と愛媛県の県境にあります。

コースタイム約1時間。


瓶ヶ森から下山して車で家に帰る際に見つけた山です。

瓶ヶ森登山口から10分くらいです。近いです。

父はどうやら1回登ったことがあるそうで「絶対好きそうな感じの山」と言われました。

そう言われたら登るしかない!

登山口を入って5分くらいすると鎖が垂れ下がった崖が見えてきました。

崖や岩場が大好きな私にとっては血が騒ぐ登山口。

危険だからこそ燃えてくる


先頭が私、後ろに父で登り始めます。

少しだけ濡れている。履いていたのは長靴です。滑ります。滑りました。

登っていくにつれて段々と傾斜が険しくなっていくんですよ。途中まで行ったときに思いっきり足を滑らせ落ちそうになりました。

命の危険を察知

もう無理となり下山しました。

まず靴が駄目ですし、濡れているのも影響していました。




そして4年後(去年)

その年の夏にとある山に登るための鎖場練習としてリベンジ。

4年もあれば人は成長します。

足の置き方、鎖の持ち方、体の動かし方。この3つを考えつつ登らないといけません。

今回はしっかりと登山靴。素手で鎖を持つとなると後々、マメが出来てしまい下山が苦労するので手袋も。


登山開始

最初はまだ傾斜が緩いので軽く鎖を持って登るくらいです。

少し広い所に出て見上げれば上のほうまでよく見えます。

あの時は気づきませんでしたがじっと目を凝らすと登る道筋が見えてきます。

4年前足を滑らせたところまで登り未知のゾーンへ。

少しだけ足場が濡れています。

ここからやっとスタートといった感じです。

休めるのは草の生えた両端のしっかりしていそうな場所と、きちんと足が置けて立てる場所。(この際は片手で鎖を持つ)

前者は数えるくらいしかないです。

鎖が変わる場所は広いので荷物を置いて休めます。

後者は絶対に鎖を持ちながらなので緊張感が付きまといました。危険なのは変わりませんが。

梅雨の終わりの晴れた日なので少し蒸し暑く適度に水分補給と休憩をはさみながら、がっつり足を滑らせることもなく楽々と登ってゆきました。

ここからがもう大変だったんです…


写真では分かりづらいですがここほぼ直角。

岩の窪みとかがあんまないので鎖と自分の腕力を頼りに登っていきます。

荷物は少量にしましたが重く感じ気を抜いたら後ろに持ってかれます。

普通に怖い。

奮闘すること45分くらい。

やっと到着!

1時間半ぐらいはかかりました。山頂では少しお菓子を食べて、水分補給してそそくさと下山。

もうこの時、すでに腕パンパン。

登るときは足をどこに置けばいいか確認しながらできましがそれあまりできません。

下を見ながらだと鎖を掴む力に緩みが出てしまい、下手したら死にますから。

父が先頭で下からどこに足を置けばいいかアドバイスしてくれ難なくクリア。あとちょっとで平地になる…

腕がほぼ限界になる。握力も。

盛大に足を滑らせ落ちかける。

一瞬何が起こったか本当に分からなかったです。

すぐ下が平地で本当に良かったなと。

最後まで気を抜くなと言い聞かせていたんですが、ずっと崖を登ってきたので平地というのがとても魅力的だったんです。

まあ無事下山できて良かった。

普段使わない筋肉を使ったせいで1週間ぐらい腕と背中(たぶん背筋)が筋肉痛になりました。

とても怖かったですが楽しかったです。

ただ登るのは1回で充分。


アウトドアだったりインドアだったり

趣味は切り絵

ライブに行きたい山行きたい

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