ヒマつぶし情報
2020.10.22
誰も信じない謎のおっぱいの話【第5弾】

突然ですが、おっぱいの話をします
「誰も信じないVVシリーズ」おかげさまで五回目となります。ちなみに第2回目はコンプライアンス的に問題ありだった為「まぼろしの回」としてお蔵入りです。ご要望があればいずれ袋綴じにでもして出そうと思います。
さて、ヴィレヴァンで買わなきゃならないものNo.1と言えばおっぱいです。そう。おっぱいボール。
みんな大好きおっぱいボール。今はどこのヴィレヴァンにもない状態で、コロナ禍の今こそ皆様を明るい気持ちにさせたり不安を取り除いたりする力のある筈のおっぱいボールを全く扱っていないという事について本当に1社員として悲しく思っております。
まぁ、扱っていない理由としては原材料の安全性や強度を改善した上でコスト面を考えると今までの価格で販売できなくなりそうとか、なんか色々むつかしい話があるとかないとかだそうなので仕方がないところではあるのですが。
確かおっぱいボールも色々あったのですが
で、おっぱいボール。そう、おっぱいボールなんですがこの商品自体については特に話す事はないんです。
だって「おっぱいです」以上の説明ないですから。
まぁ実は過去にバリエーション違いがあって「アジア人ver.」「白人ver.」「黒人ver.」と、10年以上前に意外とポリコレにも配慮してて偉かったとか「超巨乳ver.」とかあって、中が水分でけっこうデリケートな商品をけっこう頑張って巨大化したせいでお値段が3000円もしてて全く売れなかったりとか、いろいろあるはあるんですが話したいのはそんな事じゃない。
話は昔の全国店長会議の頃に遡る。
話変わって、ちょっと前まで1年に1回ヴィレッジヴァンガードでは全国の店長が一堂に集まってホテルや研修センターを半貸し切り状態で借りて、泊まり込みの全店店長会議というものが行われていたのです。
当然会議なので決算状況だの今後の展望だのを色々聞いたりするわけですが、ある年の会議の際に
「今後収益性の高い商品を自社で直接中国などのアジアの工場に生産してもらい、更なる収益性を~」
みたいな話をスライド使って色々説明する。という回がありまして。
そこで壇上の商品本部の人が
「えー、まず、こちらおっぱいボールの自社生産ラインの様子となります。」
って。
ざわめく会場。
スライドに映される中国のおっぱいボール生産ライン。
「これが、これからボールに張り付ける乳首ですね」
大画面のスライドに映されるバケツ一杯の乳首「のみ」の写真。
「あー、これは乳首を張り付ける工程ですねー」
別々の乳首と乳房部分をひたすら張り付ける作業者の方々。
「これはー、ああ、選別された乳首部分の不良品の山ですね」
なんだ「不良品の乳首部分」
ってパワーワード!?
というか
これは一体何見せられてるの?
店長会議で。真面目なの?なんなの?
というかおっぱいボールの生産工程見せられて僕らはどうしたらいいんですか!?
ふざけたい、ただ、それだけ。
未だに僕はあの会議のことをときどき思い出して
「あれは結局なにを伝えたかったのだろう?」
と考えます。
そして「おっぱいボールの収益性は本当に高いものだったのか?あれは単に担当者の趣味だったのではないだろうか?あの頃のヴィレッジならそれも十分にあり得る」と疑っています。
そんな悪ふざけがヴィレッジヴァンガードを支えていたり、危うくしたり。
さぁ、世の中がふざけられていない今、そろそろまた会社としてふざけるタイミングじゃないですかね?ヴィレッジヴァンガード。
まず手始めに自社製おっぱいボールを……

なかのひと:ヴィレッジ本店店長
ほんとはサブカルより生き物がすき。特に爬虫類と両生類と魚、あと背骨の無い生き物全般。
ヘビは断然ナミヘビ派。