ヒマつぶし情報
2022.05.06
ゴリラとブタゴリラ・どっちがゴリラ
この記事をクリックした貴方は相当なキテレツ好きか、
ただ単純に「ゴリラとブタゴリラがどっちがゴリラなのか」をハッキリさせたい
知的探求者かだと思いますが、どう考えてもどっちもゴリラだろ!
この記事は、縁もゆかりもない東北・仙台に異動してきたヴィレヴァン店長が、
「地元」で活動を続ける方に話を伺う企画です。
題して、、、
「PLAYERS Interview」
#2のお相手は、、、
BIG-RE-MANさん
彼らについて説明すると、
『レペゼン、イーハトーブ』 宮沢賢治、萬鉄五郎など偉大なる先人を排出した花巻シティー文学的なリリックとユーモアに溢れたファッションセンスを携えた3MC+1DJ+1SHOUTER (農家、婿養子×2、隠し子、転校生)で形成された5人組のエンターテイメントHIPHOPクリエイター集団BIG-RE-MAN。
ここまででも「???」と思ってしまうのは当然なのですが、
以下が彼らの正式なプロフィールになります。
初めてHIPHOPに触れた日。自分と似た境遇のHIPHOPに深い親近感を得た。心が踊った。
私は心地よい余韻を大事に抱きかかえ帰宅した。
玄関で無雑作に靴をぬぎ、家に上がり、台所で夕食の支度をしていた母に「ただいま」と自分の帰りを告げた。
母はいつもように明るい声で「おかえり」と返してくれた。
そのあと学校の宿題をすませ、夕飯を食べ、風呂に入り、
テレビを見ていると間もなく眠気が襲ってきたので素直に眠ることにした。
寝室向かう前、母に「おやすみ」と言うと、母はなぜか低いトーンで「おやすみ」と私に返してきた。
表情をみると少し浮かない顔をしている。
そんな母の様子が気にはなったが眠気に勝てず寝床についた。
あたたかい布団に包まれ眠りの世界に落ちかけたその時、私は胡蝶蘭の香りを嗅いだ。
それは玄関の方から香ってきた。
思い出した。今日は火曜日。母が毎週楽しみにしている生け花教室の日だった。
その時の私の心臓はというと一切乱れることなく淡々とリズムを刻んでいた。
私はそのまま眠ることにした。それ以来ずっと夢を見ている。
2004年結成。岩手県花巻市出身3MC+1DJ+1SHOUTER(農家、婿養子×2、隠し子、転校生)で形成された5人組HIPHOPペガサス集団。
2015年8月、11年間LIVE活動を経て満を持して1st ALBUM「珍珍珍珍珍」をリリース。
2016年7月にはreal neco recordsから10inch vinyl「BUDDHA GORILLA FLOW」をリリース。Remixには同郷で10年来のマイメンMAHBIEをfeature。
2017年4月、MACKA-CHIN、grooveman Spot、Arμ-2らが参加した2nd ALBUM「世界平和」をリリース。
2018年3月、AbemaMix SATにてLIVEを敢行。同日、渋谷clubaisa にてイベント「SLAM DANKE(スラムダンケ)」を主催。半年に一度のレギュラーイベントとして伝説を創り続けている。
2018年10月、GREEN ASSASSIN DOLLARとのコラボアルバム「四股」をリリース。
そして2019年6月にJAZZYSPORT MORIOKAと共作で7inch Vinyl「LADY(レイデー)」をリリース。
長ぇわ!
もう相当数の方が読むのやめちゃったと思うんですけど、
ついてこれる人だけついてきてください。
ついてこれた人だけが真のB-BOY、B-GIRLです。
さて、今回は、仙台ー花巻をTV電話でつなぎインタビューをさせていただいたのですが、
録画していたインタビュー動画をチェックしたところ、
音声が録音されていないという虎舞竜(to LOVEる)が発覚したため、
インタビュー時に残していたメモと記憶を頼りに、真偽を織り交ぜて彼らの声をお届けしたいと思います。
ちゃんと読んでくれた方は気付いたと思うんですけど、
彼らは結成から1stアルバム発売まで11年かかっているのです。
単純に「え!?11年間なにやってたんですか?」って思うじゃないですか。
なのでまずはそのあたりからお話を伺ったところ
・1st発売までの間は仮面夫婦のような状態だった
・YOUTUBEでドラマを作っていた
・浣腸をさして動画を撮っていた
等々とにかく様々な事にチャレンジしていたようです。
月2回はライブを行い、その中で自分たちの曲ができていったが、
イベント等で共演者に渡すCDがないことに気づき、アルバムを作る必要に気付いたといいます。
結成からオリジナルHIPHOP街道をひた走っていた彼らですが、
要約すると「とにかく金がなかった」ようです。
しかしその活動の中で、人とのつながり、地元の仲間たちと時間を共有しお互いに刺激しあえる関係を築いていったようです。
(ただしウェッサイ寄りの方々には嫌われていた)
↓ところでこいつを見てくれ こいつをどう思う?
(2:55~から問題のシーン)
すごく・・・HIPHOPです・・・
「いや、ただの変態じゃん!」って思われるかもしれませんが、
BIG-RE-MANの最大の魅力は、このILLスギルLIVEスタイルなのですが、
一体何を考えてこんなことをしているのか、
ライブパフォーマンスや衣装へのこだわりについて伺いました。
・全て、かっこいいと思ってやってますからね
・衣装も全部かっこいいと思ってやっている
・かっこよくないとHIPHOPじゃないんで
、、、マジでシビれますよね。
ここまで言い切れる漢になりたい。
そんな彼らですが、最近はTPOに沿った衣装選びにも気を使っているそうです。
というのも、昔盛岡でUS HIPHOPのレジェンド「The Pharcyde」の前座を務めたとき、
花火を使った手品師のような演出をしたところ、
盛岡の大先輩、JAZZY SPORTのCHOKUさんにお叱りを受けた経験が生かされているそうです。
その時の映像マジで見てみたいですけどね。
現在のBIG-RE-MANの活動のひとつにラジオ番組
「BIG-RE-MANのエクストララージオ」があります。
これが良くも悪くも宅録感強めでとても面白いのですが、
まもなく放送100回を迎えるにあたって、気になる100回目放送の内容を伺ったところ、
カタスカシ VS タラバガニ
何が起こっても変じゃない!!(ミスチル)
過去放送のアーカイブがラヂオもりおかさんのホームページで聞けますので是非チェックしてください。
https://radiomorioka.co.jp/program/big-re-man/
のっけからぶっ飛びすぎる展開で疲弊している読者も多いかと思いますが、
ここからは彼らの根っこの部分、核となる部分のお話。
地元である岩手・花巻にとどまる理由は何なのか、を伺いました。
・地元にいても、かっこいい先輩たちとシーンがそこにあった
・憧れと魅力的な現場があった
・東京はもちろん面白いけど、自分たちの目標は地元にあった
同じく東北の仙台で活動する「PLAYERS Interview」 #1のHUNGERさん 、GAGLEの存在も大きかったという。
いつだってHIPHOPはコミュニティで進化!これぞHIPHOPスーパービジョン!
結成から地元で活動を続け、様々なイベントや、MC BATTLEなどに参加し、現在では若手からのリスペクトを受けるBIG-RE-MAN。自分たちの地元で、本当に自分たちのやりたいこと、自分たちのHIPHOPをやり続けたソノサキに、お金では買えないものをに入れていた彼ら、かっこよすぎませんか?
そんな彼らにも、ヴィレッジヴァンガードについてのお話を伺ったところ、
・カタスカシは万引きしてた
・無駄な部分を削りすぎない方がお店として魅力的
・安全なものよりヤバいものに惹かれる
おい!最初の何だよ!!会社の敵じゃねーか!
(後ほど嘘だということが判明)
いや、貴重なご意見、ありがとうございます。
より良いお店作りに活かしてまいります。
今後のBIG-RE-MANの活動としては、
4月に性転換手術を予定しているABSUさんの2ndソロアルバムが4月4日に発売予定。
(メンバー全員驚愕のジャケ写)
さらに7月10日に、未発表曲を集めたアルバム「未定」が発売予定!震えて待て!
※画像はイメージです
ここまで記事を読んでいただいた貴方は真のB-BOY、B-GIRL確定です。おめでとうございます。
そして貴重なお時間をいただき、本当に楽しくお話を聞かせていただいたBIG-RE-MANのみなさん、
音声録れてなくて本当にすみませんでした。
この記事を読んでBIG-RE-MANのことが気になった方は、いろいろチェックしてみてください↓
YOUTUBEチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCIsf7m9G6JeIpp4MIP95e9A
インスタグラム
https://www.instagram.com/bigreman_official/
https://twitter.com/BIGREMANbot
ホームページ
ヴィレヴァン店長やりながら毛糸の絵とか作ってます。