ヒマつぶし情報
2022.01.07
10年間マスクしてた話
どうも、世間に同化しているマスクモンスターです
今回は私が長きにわたり苛まれている「マスク依存」について書いていこうと思います。
物事には必ずきっかけがある、、
おそらく小学校高学年くらいだったと思います。
風邪をこじらせた私はマスクを着用してました。本当に些細なきっかけ。至極当たり前のことなのですが、これを機に私の人生は大きく悪い方向へ変わってしまったのです。
その日から今日までマスクを外せなくなりました!!!
マスク依存症とは?
まず初めに、マスク依存症とはどういったものなのか簡単に説明します。
まず顔を隠す安心感を得る効果を感じる段階が「だてマスク」
そして次第に食事、入浴、睡眠以外の場で絶対的に外せない段階が「マスク依存症」です。
顔の大半が隠れるので、自分の表情や感情を周囲から悟られるストレスが大いに激減されれる防御としての役割を持ち、身体的なコンプレックスも簡単に隠せてしまうところがだてマスクの魅力なのです。比較的シャイな日本人に多い傾向があります。
以上をふまえた上で、暇で暇でどうしようもない方は私のマスク生をご覧ください。
悪夢の始まり
最初は正当な理由で着用してたマスクですが、つけている内にだんだんマスクの別の存在意義を感じてしまいました。それは顔を隠す安心感。
10年前の話なのではっきりとしたきっかけは忘れてしまったのですが、最初から「一切マスクを外さなくなった」のではなく「徐々に」ということは確実です。
給食の時間はもちろん、発表の時も外してたし、、体育のときも息苦しいので普通に難なく外してましたね。そして家族の前でも普通に、、
当時花より団子の私に容姿コンプレックスを抱く気持ちなんてなかったはずなのに、、単純に顔に何かつけてないと落ち着かなくなったんだと思います。いわゆるだてマスク状態。
思春期
小学生のうちにマスク卒業できればよかったものの、、
卒業どころか思春期真っ只中をそのまま突っ走っていったので、気付いたらもう後戻りできない中学生まできていました。
中学生ってすごく多感な時期で、男女ともに自分のコンプレックスに気づきやすくなったり、周囲の目を異様に気にしだす年頃じゃないですか (多分)
そんな時期をマスクと共にのし上がっていた私はもう後戻りできません。
一番の恐怖イベントといったらやはり発表でした。
四方八方から大人数に今まで一生懸命隠してきた顔を見られる屈辱といったら、、
サイドに顔だけの切り抜きの様なモニターがあった日にはもう生きた心地がしませんでしたね。(マスク依存症じゃなくてもあれ皆普通に嫌だったんじゃ…)
高校時代
最初に言わせてください
高校3年間一瞬一秒たりともマスク外しませんでした。
えっこれかなり凄いことなのでは?何ならギネスに登録されてもおかしくないのでは?
マスク女子という言葉は当時よく耳にしたものですが、彼女たちは「つけてるかつけてないかだとつけてる方がいい」くらいの感覚で、割と簡単に外すタイプです(決めつけ)
しかし私は夏場口元がびちょびちょになっても、息苦しくてもニキビまみれになっても…何があっても絶対に外さない域に到達していました。これは本当に依存状態ですね。
マスクが私にとってどれ程重要なものか…わかりやすい例えでいうと
下着です。パンツです。
パンツは公の場で脱がないし家族の前でも脱ぎませんよね?そんな感覚です。
もちろん何があってもぜったいに外さない私は、3年間昼食もとりませんでした。
「食事<マスク」
そして卒業アルバムももちろんマスク着用のまま撮影。
シュールですね。
しかしそんな生活をしている内に
「このままではいけない、、私は墓場までマスクを持ち込むのか?否、社会人になる頃にはマスクを卒業しなければ!」
という気持ちも同時に持ち始めました。
そしてメイクという魔法を知った私はめでたくマスク依存から抜け出すことに成功したのであった。めでたしめでt
現状
なんとか脱マスクに成功した私。しかしその先に待ち受けるのは、、
新型コロナウイルス
そう、せっかく依存から抜け出したかと思いきや今度はマスク必須の世の中になってしまいました。なんてこったちくしょう。
いや、生命に関わる事態なので仕方のないことなのはわかってます。わかってるけど、、
あまりにも不憫すぎる。
これじゃあマスク依存歴が伸びてしまうじゃないか…。
最後に
私が10年マスクしてようが、脱依存できようが今の世の中は変わりません。
逆にいうと唐突な「脱マスク解禁」の、いわば本来あった世の姿に戻るかもしれません。
コロナ渦の中でマスク生活が当たり前になった事により、依存状態になってしまった人も少なくはないと思います。元通りの日常に戻った時のために今からでもマスクを取った時の恥じらいを克服していかなければならないのかなと思います。
そうしないと
「世間は許してくrえゃすぇんよ」

さ行が言えない。
最近舌が短いことに気づいた。