ヒマつぶし情報
2021.09.14
プロレスラー内藤哲也のファミレスマッチ【制御不能】
少しでもプロレスが好きなら知らない人はいない、プロレスラー内藤哲也選手。
またの名を「制御不能のカリスマ」。

新日本プロレスのトップレスラーの一人である内藤選手が、
東京スポーツ新聞社(東スポ)の記者を取材と称してファミレスに呼び出し
長年にわたり食い逃げ行為を行っていることは御存知だろうか。
トップレスラーが食い逃げ?お金には困ってないでしょ?
と、今思った人も少なくはないはず・・・
【まずは内藤哲也ってこんな人】
新日本プロレス所属のトップレスラーの一人。
新日本プロレス最高峰のチャンピオンベルト、IWGPヘビー級王座を3度獲得。
IWGPインターコンチネンタル王座を6度獲得。
2020年、史上初となるIWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルの二冠王座を獲得。
※2021年3月より、IWGPヘビー級王座とIWGPインターコンチネンタル王座を統一し
IWGP世界ヘビー級王座が同団体で最も権威のあるチャンピオンベルトとなっています。

そして、強いだけではないその人気を裏付ける昨年の受賞がこちら。
【プロレス大賞2020】最優秀選手賞(MVP)受賞
【プロレスグランプリ2020】プロレスグランプリ(最も活躍したプロレスラー)第一位
【プロレスグランプリ2020】好きなプロレスラー第一位
その他過去にも数々の受賞歴がある華々しいトップレスラーが、なぜ、どのようにファミレスで食い逃げを・・?
【誰もが恐れる制御不能ぶり】
食い逃げ初犯と思われる事件の記事はこちら
【新日本】「何でジュースなの?」内藤またV4戦の相手に不満(2017年4月12日)

「言いたいことを言い終えるやいなや、会計2825円のうち5円だけを支払って帰路に就いた制御不能王者。」・・・
正確には5円支払っている。現金を払っているだけまだ良い傾向だったのかもしれない。
【チャンピオンベルトで支払おうとするも店員に断られる】
お会計の際に「小銭が足りなかったら出すよ」と記者への優しさを見せる内藤。
コイントレーになんと、インターコンチネンタルのベルトを出し小銭代わりに支払おうとする。

【新日本】“いまや小銭以下の価値”…内藤がIC王座封印宣言(2017年5月29日)
小銭にすらならないベルトの価値を嘆く内藤の気持ちを思うと、こちらも泣きたくなってくる。
ここまで真剣に東スポさんの記事も読んでくださっていたら、
プロレスを知らなくても食い逃げの理由はうすうすわかっているかと思う。
(これ、ナイトー、愚痴聞いてもらって東スポの経費でごはん食べたいだけなのでは・・)
【コロナ禍でのファミレス逃亡】
ソーシャルディスタンスを保ちつつ別々のテーブルでの取材が行われる中、
感染対策に余念のない内藤。

【新日本】内藤はどうする?2冠の防衛期限は残り2か月(2020年6月2日)
オンライン飲み会も開催。

【新日本】内藤 木谷オーナー推進の統一組織設立に「NO!!」(2020年4月27日)
ついにはプロレス大賞の会見中にファミレスのデリバリーで祝賀会を行い、記者の方に支払いを求めた際
「食い逃げですか? そういうのはよくないなぁ。」とニヤリとする始末。
そして現在、感染対策での飲食店での取材自粛を理由に東スポさんは内藤からのファミレス招集も自粛している。
現地(ファミレス)での激闘を見たいが故にもコロナ収束を願わずにはいられません。
【結局なんで食い逃げしてるの?】
プロレスとは理不尽なもの、もはや逃亡理由などどうでもいい。

しかし読んでいただいている方に説明するとすれば、20年前からの東スポの読者だという内藤は
「ファミレスという聖地で俺の独占取材をできてる」
「高校生当時、120円で毎日プロレスを楽しませてくれた東スポへの恩返しだと思っている」
と豪語する場面もあった。非常に義理堅い性格である。
【ファミレスであることにも理由があった】
「俺はファン時代、会場で観戦するたびにファミレスで仲間とプロレス談議に花を咲かせてた。あの時の気持ちを忘れたくないっていう思いが、ちゃんとあるんですよ。」と語る内藤。
彼は選手になった今も新日本プロレスのファンクラブに入会しているという異色の選手である。
生粋のプロレスファンである内藤哲也のファミレスを後にする背中を想像すると、その少年のような心が伝わってくるような気がしないでもない。


ダイビングエルボーが好き。
好きなファミレスはサイゼリアとココス。