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ヒマつぶし情報

2020.04.10

“坊主アイドル”GANG PARADE・カミヤサキが 「坊主バー」で一日店長体験してきた【VVmagazine vol.69】

プロフィール

カミヤサキさん

“みんなの遊び場”をコンセプトに活動する9人組女性アイドルグループ、GANG PARADEのメンバー。おそらく日本で唯一の坊主アイドル。5月22日の東京・中野サンプラザホール公演をもってグループを脱退することが発表されている。GANG PARADEはヒャダイン×松隈ケンタがタッグを組んだ『涙のステージ/FiX YOUR TEETH』を現在配信中。


タモリさんだったらサングラス、さかなクンだったらハコフグのかぶりもの……と、「トレードマーク」がある人たちは認知度も愛され度合いも高い。GANG PARADEのカミヤサキさんだってそうだ。“女性”そして“アイドル”としては異例ともいえる「坊主」のヴィジュアルで席巻してきた。ならば、東京・四谷にある「坊主バー」で一日店長をしたら面白いんじゃないか……? というVVmagazineならではの勝手な思いつき企画をオファーしたところ、快く承諾してくれました!

カミヤさんが一日店長をする「坊主バー」では、現役の僧侶やお坊さんたちがスタッフとして在籍。趣味で坊主をやっているわけではないのです。日々、悩みやストレスを抱えたお客さんたちがやってきては、仏教の観点からアドバイスを受けている。カミヤさん、早速、作務衣(さむえ=お坊さんが着る衣)を着て(相当似合ってる)、お店がオープン。

 事前告知なしにも関わらず、引き寄せ効果か、続々と入店するお客さんたち。カミヤさんの“馴染み具合”に特に気になってはいない様子。ここでは、マンゴーベースの「極楽浄土」、甘酸っぱいクランベリー味の「愛欲地獄」など、居酒屋では見かけない一風変わったカクテルメニューが多い。初見で作るのはさぞかし難しいはず……と思ったのにあっさりと作っちゃってる! 店主の藤岡善念さんも「上手すぎます」と感心しきりだし、カウンターにいたお客さんからも「炭酸を消さないように注ぐのがプロっぽいですね」とお褒めの言葉が。

 その後も難なくこなしていると、お客さんから「悩み、相談してもいいですか?」との突然の申し出が。「最近ウチの嫁と2カ月ぐらい“濃厚接触”がないんですが、どうしたらいいですかね……?」いきなり性生活の話題だ。だがお伝えした通り、すでに堂に入った様子で勤務しているカミヤさん。変化球の質問にも「結婚生活はどのくらいですか。7年? それだけ一緒にいて、2カ月ぐらいって良いほうだと思うし、自分が奥さんだったらそんな風に思ってもらえるだけで愛されている感じがして嬉しいですよ」との回答。これを聞いたお客さんは「もっと間が空く人もいますよね……今後はタイミング見計らって打診してみます。なんかすごい心が落ち着いたなあ」と腑に落ちている様子。もう毎日勤務できるのでは。

 その後も「僕、彼女候補がいないんで相手がほしいです」となぜか異性の話が続き、あっという間に勤務時間が終了。カミヤさん、店員体験どうでした?

「いやー、めちゃめちゃ面白かったです。以前、焼き鳥屋でアルバイトをしていたから焦らずにできました。お店では新人っていうのもあるから、あえて手際が悪いように振る舞おうかなと思ったぐらい(笑)」

─ボウス頭歴はどのくらいになるんですか?

「2017年ごろからだから3年ぐらいですかね。新曲のMV撮影の1~2週間前に社長から電話がかかってきて、『髪の毛って……必要だよね?』と言われて『あ、これは切れっていうことだな』と思ってバッサリと」

─抵抗はなかったんですか?

「そんなにです。家族にはどう言おうかなあと思いましたけど、髪を洗うのにもセットするにも楽でメリットが多いですよ。それこそ覚えてもらいやすくなりましたし」

─悩み相談でいきなり性生活の話題が出てきたのが面白かったです。

「なんかWACK(所属事務所。BiSHや豆柴の大群も所属)らしい質問だったので、仕込みかと思いました(笑)。でもポップな話題でよかった。仏教の言葉で変換して答えたら、もっと救いになりそうですよね」

─カミヤさん、実は5月でグループを脱退することが決まっていますが、そのあたりの理由を聞いていいですか?

「いまWACKっていうありがたい環境の中にいるわけじゃないですか。これまで名前に助けられたり甘えたりしている自分がいて。振り付けだったり作るものだったり、もっと個人としての価値を高めていければいいなと思ったんです。GANG PARADEにはいろんな世代がいるので、新しいメンバーに任せたほうがいいのかなっていう気持ちもあって」

─これも藤岡さん、もしかして……。

坊主バー店主・藤岡さん「はい。仏教用語には『無財の七施(むざいのしちふせ)』という言葉があります。その中には『席を譲る』っていう項目があるんですね。それは電車の席を譲るじゃなくて、立場や地位を悔いなく譲ってあげることが、仏の立場に立っての慈悲の実践になります」

カミヤ「すごい。いろんな事柄に対して救いになる言葉があるんですね。時間が空いたらまた働きに行きます(笑)」

お酒をつくる姿は、ベテランのたたずまい…

お客さんからのお悩み相談に、仏のような笑顔で答えるカミヤさん

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取材協力「坊主バー」

東京都新宿区荒木町6

東京メトロ丸の内線 四谷三丁目駅4番出口より 徒歩3分

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