今年2月のこと。プロインタビュアーの吉田豪氏がホストを務める『S H O W R O O M（ネット配信ツール）』の番組に、元乃木坂46の川後陽菜さんがゲスト出演していた。

乃木坂卒業後の生活、今後やりたい仕事などを語っており、しばらく何気なく見ていたのだが、その途中、聞き捨てならないセリフが。

「（VVmagazineの仕事）ほんとに来てほしい～！」

「ずっとやりたいって言ってるんですよ～」

……なんたることだ、なぜ今まで誰もそんな嬉しい” 逆オファー”に気づかなかったんだ！

それに川後さんのことを調べていくと、「超」がつくほどのヴィレヴァンユーザーというじゃないか。

最高です！あざす！と、いうわけですぐさま取材依頼の連絡。

VVmagazine、やっと川後さんと巡り会いました。

本人もよく通っているという渋谷本店でインタビュー！

── 川後さん、たびたびラブコールを送ってくれていたんですよね。

VVmagazineを代表してここにお詫びさせていただきます……。

「ずっと言ってたから、絶対に誰かは気づいてると思ってました（笑）。

この依頼が来たとき、ちょうど友達と渋谷にいたんですけど『よっしゃ!!』って声出しちゃったぐらい（笑）。

その後、すぐお母さんにも電話して『夢、叶っちゃった』って言いました」

── そんなに思いを寄せてくれていたなんて、こちらも本当に嬉しいです（感涙）。

根底には「ヴィレヴァン愛」があるんですよね。

「そうなんです。中学生で上京してからヴィレヴァンを知ったんですが、もう7～8年は通っていて。

以前、乃木坂の番組で『ヴィレヴァンの神になりたい』っていう野望を語ったこともあるし、お台場にヴィレヴァンのためだけに行ったこともあります（笑）。

アイドルグッズとかお菓子とか、買うものはいろいろありますけど、特に多いのは、漫画。直接、漫画の本を手にとって買うのはヴィレヴァンぐらいで、今いる渋谷本店では『ここ！』っていう私の好きなジャンルのエリアがあるから、永遠に居続けられる（笑）」

── どんな作品を買っているんですか？

「浅野いにおさんとか、古屋兎丸さんとか、カネコアツシさんとか……紙袋で持って帰るぐらい買ってます（笑）。

それこそヴィレヴァンで知った『あそびあい』は、いろいろな人に勧めているんですが、内容が内容なだけに（誰とでも性的関係を持つ女の子がヒロイン）読んだ子やファンの人からは感性を心配されました（笑）。

（棚を見ながら）これですこれです。”ジャケ買い”して、そこからハマることもあります」

── じゃあこれまでヴィレヴァンで買ったモノを合計すれば相当な金額になってそうですね（笑）。

「相当使ってると思います。

ある日、『1カ月のうち一番お金使っているのは何なんだろう？』って考えたら、ヴィレヴァンしか思い当たらないんですよ（笑）。

服にもご飯にもそんなにお金かけないし。

でも全く無駄遣いとは思っていません」

── 好きなものが増えていくと生活が充実しますよね。

「はい、いまサブカル系のお仕事とか知り合いが増えてきていますけど、そうなったのもヴィレヴァンで得た知識がきっかけだと思っています（断言）。

最初は『ごちゃごちゃした店だなあ』ぐらいの感想だったんですが、通うたびに興味を惹くモノが見つかって、私の趣味がどんどんと広がりました。

毎回宝探しみたいで楽しいんです」

── では満を持して……川後さんが今後ヴィレヴァンで実現させたいことを教えてください！

「まず渋谷本店の愛☆まどんなさん（美術家）のイラストが描かれているステージに立ちたいし、イベントが終わったあとそこで写真を撮りたい（笑）！

いま歌は歌ってないので、トークイベントになりますかね……う～ん、誰を呼ぼうかな。

会いたい人ばっかりだからなあ」

── ここは具体的に言ってアピールしておきましょう、そしてしっかり実現させましょう！

「わかりました！ いま3つは浮かんでいるんですが、

1つ目は、渋谷本店で愛☆まどんなさんとトークイベントをする、

2つ目はヴィレヴァンで１日店長をする、場所はどこでもいいです！

3つ目は… …（ 可愛らしい言い方で）『VVmagazine 』で表紙がやりたいです。

なんなら連載もやりたいです。 あ、4つでした（笑）」

そんな感じなんですが、関係者の皆さんいかがでしょう？ ひとまず川後さん、どうぞ今後ともヴィレッジヴァンガード、VVmagazineともにヨロシクお願いいたします！