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ヒマつぶし情報

2021.08.26

【キタコレ!】伊藤桃連載vol.25 アニメ放映から10年!西武鉄道に乗って「あの花」聖地巡礼の旅へ

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「君と夏の終わり 将来の夢 大きな希望忘れない 10年後の8月また出会えるのを信じて…」

ZONEの名曲「secret base~君がくれたもの~」がED曲に使われ、アニメファンを問わず大ヒットしたアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」通称“あの花”が放映されてから、今年の夏で10年。

10年後の8月、“めんま”に会いに、アニメの舞台となった秩父に聖地巡礼に訪れてまいりました。

秩父鉄道を訪れる際に、便利なのが池袋から出ている特急Laview。広々とした座席に大きい窓と、秩父までの80分の旅を快適にすごせます。

9月12日までは“あの花”のキャラクターが描かれた西武線1日フリーきっぷも1,500円で発売中とまさに10周年お祝いムード。

秩父に到着するまで、“あの花”のストーリーを簡単に説明すると、小学生の頃は仲が良かった“超平和バスターズ”でしたが、その中の一人、めんまの事故死によってみんなはバラバラになってしまっていました。そんな中、高校入学後に引きこもりになっていたかつてのリーダー、じんたんの元に「お願いを叶えてほしい」と死んだはずのめんまが現れます。お願いを叶えるために再びみんなが集結して…というお話。

秩父を舞台にしたリアルな背景も話題となり、町おこしにもなりました。

さて、西武秩父駅に到着したらまずは併設している施設「祭の湯」にレッツゴー。この中の一角、「セタリア」には“あの花”コラボのドリンクがあるのです。選んだのはやっぱりめんまドリンク。ジェラート屋のバニラクリームスムージーはさっぱりと甘く、銀のつぶもきらきら可愛くて、味も見た目もばっちりです。

そして西武秩父駅のすぐそばにある秩父観光情報館では、初心者にもありがたい聖地巡礼マップが無料配布されています。アニメのシーンも載っており、すごくわかりやすいのでお勧め。西武秩父駅から秩父鉄道御花畑駅までは歩いて数分、さっそく秩父鉄道の旅がスタートです。

まずは、駅に設置されている「超平和バスターズトレイン スタンプラリー」に参加しましょう。秩父駅、御花畑駅、三峰口駅の3駅に設置されているもので、すべて集めるとオリジナルA4ポスターをゲットできます。

そして、このスタンプラリーにも名前がありますが、“あの花”10周年を記念して、フルラッピングトレイン「超平和バスターズトレイン」が運行されています。土・休日は固定時刻で運行していますが平日は不定期なため、ホームに電車が入ってきたときは大興奮でした。“あの花”以外にも、秩父が舞台となったアニメ3部作が3両にわたって描かれています。

やっぱりここは“あの花”車両へ。

車両いっぱいに描かれる“あの花”の世界…。

どこか懐かしい、幼なじみにあったような気持ちになりました。

つり革がじんたんのTシャツのデザインだったり、アニメの名シーンがきりとられていたり。

運転席の近くにはこんな文字があったりと、細かい部分までこだわっているのも嬉しい。

見どころたくさんの秩父鉄道ですが、“あの花”の聖地といえば秩父駅。10周年スペシャル企画も盛りだくさんで、こちらでも聖地をめぐるとオリジナル缶バッチがもらえるスタンプラリーや、新しいグッズも発売されています。

駅併設の2階にある、秩父地域地場産業振興センター展示スペースでは、9/26まで10周年企画展が行われていて、

秘密基地の再現や、可愛すぎる等身大めんまの立像、さらに10年間の軌跡がなんと無料で観覧できます。

そしていよいよ聖地巡礼に出発進行!

秩父駅の近くには、劇中で何度もでてきた秩父神社や線路脇の道などがあり、すぐにその世界に飛び込むことが出来ますが、やっぱり足を伸ばしてほしいのはこの2スポット。

OPをはじめ何度も出てきた旧秩父橋。作中では、みんなが集う秘密基地に向かう道でした。淡い夏の夕陽もあいまって、この先に本当に秘密基地があるよう…。

そして、こちらもまた作中に何度も出てきました定林寺。まさにアニメそのままです。最終話での、仲間たちが本音で話し合うシーンが強く印象に残っていただけに、実は本当に“超平和バスターズ”のみんながそこにいたんじゃないか、という気持ちになりました。大好きなアニメの世界に浸れて、身近に感じられる。それこそが、聖地巡礼の魅力といえるのではないでしょうか。

このほかにも、細かいスポットがたくさん。放映から10年後の夏、再びめんまに会いに、秩父に訪れてみてはいかがでしょうか。

今回の探索人

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