4月に入り、新生活がスタートする方も多くいると思います。そんな日本の4月に欠かせないのが、桜です。
今回「”お風呂俳優”髙﨑俊吾の銭湯日記」でご紹介する銭湯は、東急池上線 池上駅にある桜館さん。その名の通り、桜が名所となっている銭湯さんです。

桜の開花宣言直後に伺ったので、まだ一分咲きほど。
2026年最初の桜とのツーショットを撮りました。 

桜はあっという間に満開になり、やがて散っていってしまう、とても儚いものですよね。
この時期しか楽しめない風物詩を、銭湯で楽しめるというのはなんと趣深いことでしょうか。

建物正面に回ると、趣きのある書体で描かれた「桜館」の文字がお出迎えしてくれます。
桜館さんは昭和34年に「さくら湯」として開業、平成15年の温泉掘削時に「桜館」に改名され今に至ります。
銭湯が盛んな大田区の中にあっても、天然温泉が湧く銭湯として多くの人に支持されています。

店内はこんな感じ。外の陽を取り込むステンドグラスがとても素敵です。
入湯料は都内一律550円。サウナは別途200円で、大きなタオルの貸し出しがついています。桜館さんには「壱の湯」「弍の湯」の2種類があり、月の上旬1~14日は女湯が「壱の湯」、下旬15~月末には男湯が「壱の湯」になります。今回は「壱の湯」を中心にご紹介していきます。
ここから先は公式HPおよび東京銭湯の写真を拝借します。

脱衣所です。ロッカーが大きめなので、荷物を入れやすくありがたいです。
ドレッサー鏡台と椅子も設置されており、しっかりスキンケアしたい方には嬉しい設備です! 

浴室です。
カランは32箇所、シャンプーなどの備え付けはないので持ち込みが必須です。受付で購入することもできます。 

内湯は3種類あります。写真はジェットバスが併設した浴槽と電気風呂が併設した浴槽です。
これらは、平常の白湯の風呂で約41度。電気風呂の強度が高いです!
年配の方は平然と入っていて「すごいなぁ、これが経験の差か」と思い知らされました!笑

こちらは内湯の天然温泉。純養褐層泉という黒湯で、重曹泉に分類されます。真っ黒なお湯で、水のぬめりが強く、日本では古くから美人の湯として親しまれてきました。
桜館さんの温泉は加水をせずに、純度そのままの温泉を使用しているので、効能にもかなり期待ができます。
しっかり浸かって美肌を目指します! 

サウナは約95度で、比較的マイルドな熱さです。
湿度がしっかりあるため、発汗作用があり、サウナに慣れている人でも思っているより汗をかくことができます。気持ちいい。 

岩でできた水風呂で冷やします。岩の水風呂はテンションが上がります。最高。 
階段を上っていくと、スチームサウナがあります。

このスチームサウナは、「壱の湯」のみに設置されており、サウナ料金を支払わずに誰でも無料で利用できます。
大きな窓からは、洗い場を上から覗くことができ、浮遊感を楽しめます!高いところはなぜテンションが上がるのでしょうか。高所恐怖症の方は少し注意が必要かもしれません。
さらに3階には露天風呂があります。

ただ、この露天風呂は冬季は休止中です。次回は4月上旬から再開予定だそうで、基本は週末のみ利用ができます。
次回来たときは是非とも利用したいと思います。 
お風呂から上がり、自動販売機でコーヒー牛乳を購入、180円でした。 

ロビーの2階に上がると、休憩場所があります。

奥には食事処があり、週末のみ営業しています。
お座敷があったり、宴会をすることもできます。週末には多くの人がお風呂を楽しんだ後、この食事処で交流が生まれています。子供にも嬉しいかき氷の販売所もあり、家族団欒の場としても親しまれています。これまでに数多くの笑顔が咲いてきたことが想像できます。
今回ご紹介した桜館さんは、その名の通り桜を感じられる銭湯として有名です。ただそこには桜と一緒に、それを楽しむ多くの人々の笑顔も咲いています。ぜひ桜館さんまで、笑顔の花を咲かせに足を運んでみてください


今回の探索人

髙﨑俊吾 

X:https://x.com/takasaki_shungo