こんにちは。私はその辺にいるただの雑貨屋店員、ＤＪたまごふわふわです。

今回は私の親友、1996年産の黒ギャルRとAの話をします。（この話に出てくるギャルは親友2人の事なので、全ての1996年産のギャルに共通するわけではありません。）

出会いは高校入学する前の事。当時流行っていたmixi（ｓｎｓ）でマイミク（マイミクって単語が懐かしすぎて泣ける。知らない人はググってね！）だったため、お互いの事は既に知っていました。その後入学し、3人とも同じクラスになって仲良くなりました。クラス替え後も、高校卒業してからも、今でもずっと変わらずに仲が良いのですが、今も昔も周りの人によく言われる言葉があります。

「なんで全然系統違うのにギャルと仲いいの？」と。答えはただ一つ。

「前世がギャル」だからです。

服の系統、聴く音楽、好きな男性のタイプ、全て真逆。（当時の私はコテコテの原宿系サブカル女でした。）でも、一緒にいると兎に角楽しいし素の自分で居れるのです。あと、ギャルが使う香水、聴く音楽、言葉使い、ノリ、ファッション、遊び方、全てに血が騒ぎ、一緒にいるだけでテンションが上がる。これはもう、前世のゥチってギャルサーのリーダーだったんじゃね？ヮラとしか思えないのです。だからきっと、ギャルじゃないのにギャルとマブになれちゃったんだと思います。

平成を代表するギャル文化。それはもう、日本の文化の一つといっても過言ではありません。なぜなら、ギャルはただ派手なだけではなく、実は日本らしいさというものを知らず知らずのうちに大切にしていたのです。彼女達が意識なくやっている事の中で感じた、日本らしさ。

それは四季　

彼女達といると、服装・行動・発言・香りなどで季節の訪れを感じます。

特に夏。これはもう彼女たちの季節なので気合いが違います。

露出が増えるのは勿論ですが、彼女達からふんわり香るサンオイルのココナッツの香り。

この香りで夏が来たなと実感するのです。夏は週4で海にいるギャルのInstagramの投稿は海・砂浜・ビキニのエンドレス。

これぞ日本の夏、黒ギャルの夏、、、。

そして、思いやりの心

優しくて気が利く彼女達は思いやりの心も大切にしています。

私はよく食べ物をこぼすのですが、そんな時はスッと鞄からティッシュを出してくれます。

喉が渇いた時には、スッと鞄からイエガー（アルコール度数３５度）がでてきました。

なんて気が利くギャルなんでしょうか。イエガーのボトルを鞄に入れ持ち歩いてるなんて。渇いた喉を潤して、気分も楽しくなってほしい。酒が必要になった時にいつでも出せるようにと、あの重いボトルを常に持ち歩いているのです。これがおもてなし大国日本のギャル魂なのです。

彼女達の内面の美しさには常に驚かされてます。私も見習いたいです。

（鞄からイエガーが出てきた時、実際は息できないくらい爆笑しました。まじで何で持ち歩いてんのｗｗｗｗｗｗｗ）

彼女たちは顔もスタイルも良く、まるで某セレブ姉妹かのようなオーラがあります。

ギャルは愛嬌がありノリがいいので男女問わず直ぐに気に入られ、人脈も広いです。

見た目が派手なので1回行った店、一回会った人にも覚えられてる事も多くて、

お店側からも客側からも声をかけられるので、酒や食べ物がサービスで出て来たり、お会計が済んでいる事もあります。

夏は毎年決まった海の家に行くのでそこの人達と仲良くなり、無料でジェットやボート乗り放題、

酒や食べ物まで出てくる事もあります。

毎年恒例、海の家で無銭飲食。（←店側のサービス）

ススキノ祭りでは、出店側に知り合いが沢山いるので、歩いてるだけで永遠に酒や食べ物が出てきて帰るころにはガンギマリしています。自分たちで一銭も使わずに酔っ払いお腹もいっぱいになります。彼女達のにとってススキノは、「ここが私のアナザースカイ」って感じなのです。

毎年恒例、ススキノ祭りで無銭飲食。（←店側のサービス）

ある日突然、「大富豪にクルージング旅行誘われたから一緒に海外行かない？」

っと誘われた事もありました。会話がセレブすぎて頭の中が「？」になりました。その後、旅行は三カ月かかる言われたのでバイトどうしよ、、、ってなってしまい、結局「シフトまわらないからパス！」って断りました。今思い返すと勿体ない事したな、、、バイト辞めてでも行けよ、、、と後悔しております。

その他にも、普通に生きてたら体験できなかった事や、ここには書けないくらいのスペシャルすぎる楽しかった出来事が沢山あります。ギャルの周りには、自分の周りにはいないような人が沢山いるので常に新鮮で楽しいです。

見た目が華やかな美人な友達は沢山いますが、ギャルと居る時にだけ起きる爆笑ミラクルエピソードが大量にあるので、彼女たちの魅力は外見だけではなく、愛嬌や振る舞い方、「ギャル特有の何か」があるのかもしれませんね。

つづく