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ヒマつぶし情報

2020.04.18

【VVmagazine vol.65】 ヴィレヴァン"超"向上計画【川後陽菜・第4回】

連載『ヴィレヴァン"超"向上計画』第4回


川後陽菜の“マンガ愛”が炸裂!

ヴィレヴァン渋谷店の本棚を“ふたたび”プロデュース

(プロフィール)

川後陽菜(かわごひな)さん

1998年生まれ。通称「川後P」。乃木坂46の元メンバー(1期生)で、現在はアパレルや日本酒プロデュース、「ミスiD2020」審査員など幅広い活動を行っている。毎週水曜日19時からは、FMからつで『川後陽菜の好いとっとラジオ』も放送中。Twitter、Instagramアカウントは@kawagohina3

今回紹介した作品のPOPもちゃんと直筆! 最初は「何書こう……」と悩んでいたものの、そこは“ほぼ店長”。書き始めたら「フェチズム」「地獄」など、次々と魅力あるワードが紙の上を賑わせていた

ヴィレヴァン好きが高じた結果、いまやVVmagazineのレギュラーにもなった川後陽菜(川後P)さん。これまで誌面では漫画家・押見修造氏との対談や、渋谷店“ほぼ店長”就任イベントの様子などを伝えてきたが、今回は「おかわり企画」として、川後さんがヴィレヴァン店内の漫画コーナーに置く“推し作”を再びセレクト。前回は、性に奔放な女の子とピュアボーイの恋愛を描いた『あそびあい』や、老人に人権が与えられない世界を描いた『TEMPEST』など、毒の効いたチョイスで漫画好きの一面を見せてくれたが、やはり今回も“らしさ”全開だ!

─渋谷店をはじめ全国の店舗で展開した『川後Pの選書棚』が大反響でした。最近も相変わらず漫画は読んでいますか?

「以前ほどは読めてないんですけど……とにかく買ってます(笑)。漫画だけで1万円を超えたときは流石にビビりましたもん。紙袋を両手にぶら下げて『業者かよ!』って(笑)。ビジネス本は電子版でもいいんですけど、漫画は内容がわかりにくいから、直接ヴィレヴァンとかお店に行ってPOPを見てから買うようにしています」

─熱量が高いPOPだと「何だろう?」って気になりますもんね。さて、今回も大量に選んでいただいた中から厳選して5冊を紹介したく。まず浅野いにおさんの『ソラニン』ですが。

「これ実話なんですけど、友だちが『ソラニン』を読み終わったあと、ダメ彼氏に別れを告げていました(笑)。恋人がいる人はぜひこの漫画を一緒に読んでほしいですね」

─大学を卒業しても就職せずにバンドに明け暮れる彼氏とその彼女の青春群像劇ですよね。読んだあとは「何かわからないけどとりあえず頑張らないと!」って気分にさせられます。続いては『明日(あけび)ちゃんのセーラー服』。どんな内容なんですか?

「『憧れの高校でセーラー服が着たい!』と思っていた主人公の明日ちゃんが、いざ入学したらすでに制服がブレザーになっていた……という、内容はほのぼのとした漫画。なんか女の子を描くタッチが生々しい、というかエロくて。たぶん、ロリコン気質の人だったらこみ上げるものがあると思う(笑)。でも下品な感じは一切ないし、爪を切る描写とか細かいイラストが丁寧に書かれていて新鮮な感じがします」

――で、次は『シガレット&チェリー』。


「これはタイトルそのままで、タバコと童貞の話です(笑)。タバコを吸っている美人のクールな先輩に、童貞くんがあしらわれるというコメディで、サクサク読めちゃいます。そもそも私、タバコを吸う女の人がすごい好きで、陰の部分を想像しちゃうんですよね。『どんな生活してるんだろう』って」

 ─キレイな人が吸ってるのは様になりますよね。そして『幸福ごっこ』

「これは事前情報も知らなくて、お店で“ジャケ買い”しました。絵の感じが独特で、いままで見てきた漫画にはないタッチ。嫌いだった父の葬式に、愛人の風俗嬢が来ていて、さらに父を憎むと同時に、その女性に向かって『穢らわしい』と吐き捨てて……」

─それがこの「地獄」というPOPの作品ですね。めっちゃ気になりますが、この先はぜひ手にとってもらいましょう(笑)。最後は『死ぬときはまばゆく』という作品ですが。

「これは、普段は素通りする少女漫画のコーナーで目に留まった作品です。絵は王道感ありますけど、タイトルに『死』って言葉が入っているから何かありそうだなと。母も妹も美人なのに、自分だけブスに生まれて、周囲からいじめられて苦しむヒロインの話で、都会の大学に入ったタイミングで全身を整形するんです。そもそも『整形』がテーマになった少女漫画があることに衝撃で」

─ベース自体可愛くて、のちに甘酸っぱい恋愛をして……っていうのがよくある話ですよね。

「そうそう。あと今の若い女の子って、美容整形に寛容になっているじゃないですか。TwitterとかYouTubeでも整形情報を発信するアカウントがあるぐらいだし、アイドルでも公言している子がいる。『素の姿でいいじゃん』って言いにくくなってる風潮がありますよね。時代を反映している漫画だなあと」

 ひと味もふた味も加えられたこれらのタイトルのほか、多数のおすすめ本を集めた棚は、すでに渋谷店で展開中。今回描いてもらったPOPとともにぜひチェックを!

本記事はVVmagazine vol.65に掲載されたものの転載です。

VVmagazine vol.65はコチラ

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