ヒマつぶし情報
2020.03.21
コギトワークスが初めて自社で製作・配給の映画『すずしい木陰』が公開
映画『まんが島』でその圧倒的鬼才ぶりを見せつけた守屋文雄監督が、またやった! こんな映画観たことない――間違いなく問題作です。
<STORY>
うたた寝している中古車屋の娘は、もうすぐ30 歳になろうというのに、家でゴロゴロ、昼過ぎに起きて、中古車屋の裏の喫煙所に何年も吊られっ放しの、雨ざらしのハンモックにぼよんと寝転がり、起きるでも眠るでもなく、生い茂る木々の葉っぱを眺めているように見えて、実は今後の人生について思いを巡らしながら、ふと頬を風に撫でられた途端に宇宙のことを考え出し、夏の空に伸び広がる天気輪の柱を見た気がしたのだが、やがてそんなこともどうでもよくなって、いつの間にかうたた寝をはじめ、今日もまた陽が暮れていく。
……というようなストーリーはこの映画にはありません。物語らしいことは何も起きない。ただただ女の子が寝ているだけの映画です。にもかかわらず、確かに何かが起きている。どうしてこんなものが撮れてしまったのか、それは分かりません。「見つめる」行為の向こうに立ち現れる“何か”。それを見つけに、ぜひお越しください。
プロフィール
監督・脚本・編集 守屋 文雄(もりや ふみお)
1976 年宮城県出身。監督、脚本、出演と幅広く活躍。
監督作に『まんが島』『すずしい木陰』。脚本家として『キツツキと雨』『夫がツチノコに殺されました』などがある。
『恋の豚』の出演で第31 回ピンク大賞・男優賞を受賞。
出演 柳 英里紗(やなぎ えりさ)
1990 年生まれ、神奈川県出身。幼少期からCM、ドラマ、雑誌など様々な媒体で活躍。2000 年に犬童一心監督『金髪の草原』にて映画初出演。その他主な出演作として、山下敦弘監督『天然コケッコー』(‘07)、中野量太監督『チチを撮りに』(‘13)、冨永昌敬監督『ローリング』 (’15)、hulu オリジナル連続ドラマ『代償』(’16)、メ~テレドラマ「岐阜にイジュー」(’17)など、多くの映画やドラマに出演している。近年では女優としてだけではなく、映画監督として短編映画の制作にも力を注いでいる。
「VERY FANCY」('18)「Cosmic Blue」('19)
映画『すずしい木陰』公開直前記念!都内ヴィレヴァンのどこかの店舗に神出鬼没で現れるイベントが開催される・・・!?
都内のヴィレッジヴァンガードに神出鬼没で主演女優&監督が訪れるイベントが3月22日に開催決定!
運よく会えたら映画『すずしい木陰』の映画鑑賞チケットプレゼント!
当日の様子は柳英里紗さんのインスタアカウントをチェック!!
柳英里紗さんインスタアカウントはコチラ↓
上記アカウントで途中経過をライブ配信します!
二人がどの店舗に行くのかヒントになるかも・・・!?
『すずしい木陰』公開情報
2020 年4月4日(土)より 新宿K’s cinema にてレイトショー
監督・脚本・編集:守屋 文雄『まんが島』『キツツキと雨(脚本)』『恋の豚(出演)』
出演:柳 英里紗『ローリング』『まんが島』
プロデューサー:関 友彦
撮影:高木 風太 音響:弥栄 裕樹 現場応援:柴田 剛
協力:nomadoh
宣伝プロデューサー:重久 夏樹
製作・配給:cogitoworks.Ltd
2019 年/日本/96分/カラー/ビスタ/5.1ch ドルビーデジタル/DCP