ヒマつぶし情報
2019.04.13
~ただただ、会いたくて~アニメ『MIX』声優の梶祐貴さん・内田真礼さんに会いに行きました!中篇
VVM ちなみにお二人はVVに行かれたりするんでしょうか?
梶 僕は実家が埼玉県なんですけど、都会に行くと必ず行ってました。昔からとにかくオシャレなお店で、地元にはVVさんがなかったので、看板を見ると「都会に来たな?」って(笑)。
内田 私も学生時代から好きで、逆に埼玉まで行ってましたね。越谷レイクタウンにすごくいっぱいVVさんがあって。「今日はそこに行くぞ!」と、目的にして行ってました。で、本はもちろん雑貨、コスメ…ひと通り楽しんで。それこそ入り浸ってましたね(笑)。
高橋 梶さんはどんなものを?
梶 僕は本が好きなので、写真集から漫画、雑誌まで店内をひと通り見て。棚も単なるあいうえお順や出版社別ではなく、店員さん独自のセンスでジャンル分けしてあるから新しい出会いがあるのがうれしいですよね。
内田 最新の情報も揃ってるんですけど、最新じゃないもの…?何て言ったらいいのかな?(笑)
梶 世間的にはあまりメジャーではないかもしれないけど、店員さんイチオシの本とかCDとか。自分の知らない世界に出会えるんだよね。
内田 そう、私も「こんなアイドルがいるんだ!」とか、発見がたくさんありました。あと、店員さんが応援しているアイドルやミュージシャン、漫画家さんなどを紹介する各店舗さんごとの気合いの入ったポップを見るのも大好きです。
梶 わかる! あのポップって、店舗ごとに職人さんみたいな方がいらっしゃるんですか?
高橋 そういう係はいないですね。
梶 ポップの内容はどうやって?
高橋 上司には、「とにかく自分が書きたいことを書きなさい」と言われています。
内田 えー、それが一番難しそう。
高橋 最初は他のスタッフのものを参考に見よう見まねで書いてみて。
梶 あの独特の書体とかも習うわけじゃなく?
高橋 ハイ。やっているうちに自然と。
梶 (感心)へー! それはすごい…って、逆に質問しちゃってますね(笑)。
高橋 (笑) いえ、そんなに興味を持っていただけていることがうれしいです。

VVM VVといえば、質問案にはこんなことも。
高橋 そうです。VVは少し変わった人…と言いますか、「○○オタク」と呼ばれる人が多い職場で、かく言う私も声優さんや漫画・アニメが大好きでVVに勤め始めたのですが、お二人は自分を何オタクだと思いますか?
梶 僕は…いろいろ興味はあるんですけど、結構""浅く広く""なタイプで。自分を「オタク」と呼ぶにはオタクの方におこがましいというか。みなさんすごく知識があって、好きなことにたくさん時間も掛けていらっしゃいますから、自分なんかが名乗っちゃいけないなと思ってるところがあるんですよね。
高橋 なるほど〜。
内田 私は野球が好きなんですよ。
梶 でた! ソフトバンクオタク(笑)。
内田 福岡ダイエーホークス→福岡ソフトバンクホークスの大ファンで。実際に球場まで足を運んだり、テレビやネットで観戦したり。今日も実はさっきまでスマホで…(取材はちょうどオープン戦の時期)。
梶 (笑)!
内田 だから私にとって野球が生きがいで、毎年シーズンが終わるとシュンとなっちゃう(ガクンとうなだれる)。
梶 (笑) そ、そんなに!?
高橋 (笑)
梶 だから、こういう人はオタクと名乗ってもいいと思うんですよ。
内田 さらに今年は甲子園(高校野球)にもハマれるチャンスだと思っていて。『MIX』とともに甲子園にも目を向けていこうかなと。
梶 プロ野球とはまた違う、独特の魅力があるもんね。
内田 強豪校以外のチームにもそれぞれのドラマがあって。アニメの『MIX』でもアフレコが終わった今の(話数の)時点でホント、弱いじゃないですか?
梶 (笑)うん、確かに明青は弱いね〜。30年前の栄光は見る影もなく。
内田 投ちゃん(投馬)が投げていないからしょうがないんですけど、その投げられない理由とか。多くは言えませんが、いろんないいエピソードがたくさんあるんですよね。
梶 僕も年齢のせいかな? 『熱闘甲子園』とか見るようになってきて。「いいな〜球児って」みたいな。そんな中、今回『MIX』のお話をいただいたのですごくうれしかったです。
内田 私もうれしかった。
梶 しかも、あだち充先生だし、あの明青高校野球部の一員を演じることができるなんて。
VVM 日髙のり子さんをはじめ、中尾隆聖さんら、かつてアニメ『タッチ』に出演されていたレジェンド声優さんも『МIX』に参加。
梶 ほかにも高木渉や井上喜久子さん、中尾隆聖さんも。ベテランのみなさんから中堅、新人までまんべんなく出演している貴重な現場だと思います。

スタッフの高橋さんがお二人に会った感想をPOPに書いてくださいました

梶祐貴
1985年生まれ。東京都出身。代表作は『進撃の巨人』(エレン・イェーガー役)、『七つの大罪』(メリオダス役)、『僕のヒーローアカデミア』(轟焦凍役)など多数。映画、ドラマの吹き替えでも活躍。
内田真礼
1989年生まれ。東京都出身。『さんかれあ』(散華礼弥訳)、『中二病でも恋がしたい!』(小鳥遊六花役)などで注目を集める。
2014年にソロアーティストとしてもデビューを果たした。