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ヒマつぶし情報

2019.04.13

~ただただ、会いたくて~アニメ『MIX』声優の梶祐貴さん・内田真礼さんに会いに行きました!前編

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タッチ、タッチ、そこにタッチ、あなたから〜♪ 日本中を夢中にさせたあだち充の不朽の名作『タッチ』と同じ明青学園を舞台に、血の繋がらない兄弟と、ひとつ違いの妹が甲子園を目指す青春野球ストーリー『MIX』が、この春アニメに!(4月6日、読売テレビ・日本テレビ系にてスタート。毎週土曜夕方5時30分より放送)。

そこで今回は「声優オタク」で「MIXファン」というヴィレヴァン(以下:VV)イオン松江店の高橋雪が、親の再婚によって同年同月同日生まれの「走一郎」と兄弟となった「投馬」を演じる梶裕貴さんと、走一郎の実妹「音美」を演じる内田真礼さんを直撃!(走一郎役は、なんと真礼さんの弟、声優・内田雄馬さん!)。

気になる『MIX』のアフレコの様子や声優としての思いなどなど、お聞きしました!!

VVM 質問案もたくさん送っていただいたのですが、まずは『MIX』のお話から。

高橋 あ、ハイ。(質問案を見つつ)えーっと…実は私は野球について全然知識がないのですが、それでも『MIX』が大好きで。原作を読むたびにムズムズというか、ソワソワというか、ヤキモキしています。

内田 はい(うなずく)。

高橋 また、とりわけ派手なシーンなどないのにエネルギーを使って読んでしまうような静かで熱いところもいいなと思うんですけど、梶さん、内田さんは『MIX』のどんなところに魅力を感じますか?

 おっしゃるように、いわゆる""スポ根""じゃないのに熱い。僕もそこが好きです。

内田 だからこそ高橋さんのように野球を知らない女性にも支持されるんでしょうね。

 野球と青春群像劇、『MIX』には大きくその2つの魅力があると思うんですけど、その範ちゅうに収まらないというか。日常のふとした瞬間の「ああ、それ分かる」という心の機微が描かれているところも大好きで。

高橋 誰でも感じたことのある胸に秘めた思いや苦い感情などが描かれているところもすごいなと思います。

内田 私は…これはあだち先生の作品全部に共通するところだと思うんですけど、ちょっとメタっぽい表現が出てくるじゃないですか?

 先生ご自身が漫画の中に出てこられたりね。

内田 そうそう!

VVM セルフパロディというか、先生ならではの""遊び""が楽しいですね。

内田 『MIX』でも音美が「うーん、陽あたり良好!」って、先生の別の作品のタイトルを言ってみたり。

高橋 先生の別の作品ともどことなく繋がっているような気持ちになります。

内田 そこに先生がいらっしゃるような。読者に寄り添ってくださっているような。そんなところも私は好きです。

 『MIX』というだけに、あだち先生のいろんな作品のいいところ、面白いところが凝縮されてますよね

「『MIX』から30年…」とかあればうれしいですよね(梶祐貴)

高橋 『MIX』に限らずですが、第三者として想像して読んでいるのではなく、物語の中の一人としてそこにいるような感覚になるところも好きです。

内田 時間の流れがいいですよね。

 全体的にのんびりしているんだけどドキドキする。セリフにしても直接言葉にはしないんだけど、読者に想像させるものが沢山あって。

高橋 私も一番ハッと気づいたのが、そういう無言の時間があることでした。言葉に表せない感情を心で読ませられているこ

とに気づいた時に「すごいー!」って。

 セリフがないからこそ逆に感情が伝わってきたり。背景と吹き出しだけなんだけど、表情が伝わってきたり。

高橋 そうした〝余白〞の部分を見る人に想像させる作品ということは、アフレコで難しい部分もあるのでは?

内田 テンポがゆったりしているので、最初は難しかったです。

 そのテンポ感をつかむまでに少し慣れが必要でしたね。

内田 ゆったりとした時間が流れているぶん、人数が少なくなればなるほど会話の〝間〞に苦労しました。

スタッフの高橋さんがお二人に会った感想をPOPに書いてくださいました

 逆に、野球を描いた作品のため登場人物が多いのも苦労するところで。観客には女性もいるからまだいいんですけど、ベンチのメンバー、相手チームのメンバーは男性しかできないので、今は一人で何役もやっている状況です(笑)

高橋 そうなんですね。

内田 そんな中、話数が進むにつれて現場の信頼感は増していますし。あとは座長にみんな着いて行くだけです。いつも堂々としてらっしゃいますもんね?

 「俺に着いて来い!」ってタイプじゃないけど、新人の子も多い現場なので、ベテランの方々に心配をおかけすることのないよう堂々とやることは心がけていますね。

内田 あと梶さん、ミスも少ないですよね。(走一郎役で真礼さんの弟の)雄馬は多いけど!(笑)

 巻き添えを食らっちゃうパターン。(笑)。まぁ、でも結果いいものができれば!

内田 こんな凸凹コンビがバッテリーを組んでまーす。

 役の上ではあっち(走一郎)が兄なんだけどな〜(笑)。

内田 あんな声であんな(クールな)お芝居をしながら現場では弟なんです(笑)

 でも真面目な話、今の漫画やアニメではあまり感じない、あだち作品ならではの空気感が僕は大好きですし、その魅力を、今の若い視聴者のみなさんにも声のお芝居で伝えたいなと思っています。

内田 それで漫画の『MIX』やあだち先生のほかの作品にも興味を持ってくれたらうれしいですよね。

 ぜひVVさんにも『MIX』の棚を作っていただいて。

高橋 VVでは『MIX』のコラボグッズも発売させていただきますし、棚もぜひぜひ、作らせてもらいます!


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アニメ『MIX』コラボグッズはこちら

梶祐貴

1985年生まれ。東京都出身。代表作は『進撃の巨人』(エレン・イェーガー役)、『七つの大罪』(メリオダス役)、『僕のヒーローアカデミア』(轟焦凍役)など多数。映画、ドラマの吹き替えでも活躍。


内田真礼

1989年生まれ。東京都出身。『さんかれあ』(散華礼弥訳)、『中二病でも恋がしたい!』(小鳥遊六花役)などで注目を集める。

2014年にソロアーティストとしてもデビューを果たした。


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