VILLAGE VANGUARD
  • フォロー
  • イベント イベント
  • オンラインストア オンラインストア
  • 店舗検索 店舗検索

ヒマつぶし情報

2018.10.01

【特別対談】秋山眞人×田口ランディ ~自分を生かす瞑想・2018年の世相(前編)

フジテレビ「モノシリーのとっておき」に超常現象についてのモノシリーさんとして出演している秋山眞人さん。実は超常現象だけでなく、パワースポット、UFO、超古代文明などなど、世界のさまざまな謎にお詳しい、日本のスピリチュアル研究の第一人者なのです。


今回は、そんな秋山先生と旧知の仲だという作家の田口ランディさんによる対談を独占掲載!

前後編にわけてお届けします。

前編:心の時間は調整できる ~瞑想の効用~

田口ランディさんのデビュー作大ヒットを当てた秋山先生

――まず、お二人のご関係を教えてください。


秋山 どこで出会って、っていうお話をしたいんですけど、かなり古くて忘れちゃって……最初は何でしたっけ?


ランディ あのね、かなり古いんですよ。私たち、付き合いが長い。


秋山 長いよね~、だって、まだ小説(デビュー作「コンセント」幻冬舎)出す前ですもんね。


ランディ 作家になる前なので、えっとね、ハッキリと覚えているのは、ソニーの超能力研究所があって。


秋山 そうそう、で、ソニーが超能力サミットみたいなのをやっていて、そこにいろんな人が出入りしてたの。


ランディ しかも、サンシャイン水族館で、何か大きなパーティをやった。

私は、友人のつなぶちようじさんに呼ばれて、一緒に行った。

で、そこに秋山さんもいて、サンシャインのパーティの後に、秋山さんの事務所に行った。


秋山 あ、そうでしたね~。あんとき、色々な人がいた……清田(益章)君なんかもいたかもしれないなあ……なんか、みんな来てたときですよね。


ランディ うん、清田さんもいたし……。


秋山 加門七海さんもいた。


ランディ いた! で、そこで車座になって、要町だったかな、当時のオフィスが。


秋山 そうそうそう。


ランディ で、みんなでわいわい。


秋山 そう、みんなでわいわいね、ドームみたいな屋上でね。


ランディ そう、不思議な建物でね。


秋山 やりましたね~。


ランディ あのときが、最初かな~。


秋山 その前に、つなぶちくんとこの異業種交流会があって、そこで会ったのが一番最初だろうけど……そのときは、そんなに話し込んだわけじゃないもんね。


ランディ うん。


秋山 当時、いろんな人と交流する機会があったわけ。そういうことを主催する人たちもいっぱいいて。そういうところで、ちょこちょこニアミスはあったんですけど、本格的に話し込んだのは、それ(パーティの後の秋山オフィス)が最初ですね。


ランディ 初めてはそうですね。オフィスに伺って、うわー、なんだかオカルトな人々がいっぱいいて幸せ! とか思って(笑)

森達也さんが来ていて、カメラ回していて、作品になりましたよね?


秋山 「職業欄はエスパー」(1998年2月24日CX系深夜番組「NONFIX」用に制作・放映)。あれは、何年だろうね、結構前だよね?


出典:Amazon(こちらは文庫版表紙)

ランディ 結構前ですよ、2000年より前ですよ、だって私が2000年デビューなんだもん。


秋山 じゃあもっと前、1997年とか98年とかかな? (付き合いが)長くなりましたね~。

(その出会いから)すぐですよ、鮮烈の(作家)デビューでね、破竹の勢いだったんですよ。



――秋山先生がランディさんのうしろに龍が見えたというのは、いつ頃なんですか?


ランディ あれはね、2000年のお正月。

私、2000年の6月デビューなんですよ。6月に第一作の「コンセント」っていう作品を出版するんですけど。

だからまだ、1月のときは、ゲラの状態とか、書いてる最中とか、そんな感じ?


秋山 そうだ、そうだ、その時、中華料理屋みたいなところで……。


ランディ 違う、新宿二丁目の居酒屋。


秋山 居酒屋だっけ?


ランディ うん


秋山 そこで、ひょろひょろ~って青い龍が見えたんですよ(笑)

あー! 青い龍がいるー! という話になり、で、ほんとにそのちょろちょろ龍が見える人って、大出世するんですよ。

今まで、何人か見てきたんだけど、大出世するんです。

きっと、すごいことになるって予感がしたんですよ~。


ランディ 秋山さんがね、一番最初に居酒屋に来てたんですよ。

秋山さんてね、とっても時間に正確な人なの。時間に遅れないんですよね。


秋山 臆病なの(笑)


ランディ それで、私が幹事なのに、ちょっと遅れて行ったの(笑)

ガラガラって扉を開けて入ったら、秋山さんが座っているのが見えて「秋山さん、遅れちゃったごめんね!」って、手を振ったんですよ。

そしたら、私を見た秋山さんが、なんかね、呆然としてるの。

秋山さんって、見えないものを見るときって、ちょっと目が、なんだろうな~、焦点が合わなくなるんですよ。

でね、ぼんやりしてこっちを見てるから、ビックリした顔で。

「なんでそんな顔で、私のこと見てるの」って言ったら……


秋山 そうだ、そうだ、思い出した。そんな会話した。


ランディ 「田口さんが扉を開けた瞬間に、田口さんの後ろからすっごい大きな青い龍がぬ~って顔を出したの。それ、すっごく大きくてビックリして、見てた」って言うから、またまたそういうこと言って~(笑)正月早々なにを言ってるんだこの男は! と思った(笑)


秋山 だけどね、本当にビックリしたんだよ。最初ね、ネッシーみたいなものがね、一緒に入ってきた気がしたんですよ。なんかね、ちょろちょろっと首が出てきたわけ。

「はぁ~~~?!」と思って。

ランディさんの顔のここらへん(後ろから右肩越しに顔を隠すような大きさ)で見えたから。


ランディ すっごく変な顔してたの! で、私その頃って、秋山さんの能力、ハッキリ言って信じてなくて(笑) まだ、付き合い始めたばかりだから。

どのへんまで見えるのかなとか、何ができるのかなとか、割と疑ってたの(笑)


秋山 僕からしたらね、そうやって客観的に見てくれたほうが、小気味よかったりするんですよ。だけど、そん時はいささかね、連れて来たものが、連れて来たものだったから、ウルトラビックリしましたよ。


ランディ じゃ、龍がついてるってどういうこと? って、私が聞いたら、秋山さんが、「いや~、青い龍だったからな~、すっごく今年、世の中に出ますよ、田口さんは。ものすごい勢いで、世の中に出るよ、今年は大変だよ」って言うんですよ。

で、私、今年小説出すから、もしかしたら売れるのかな?とか、ちょっとドキドキして、正月早々良いことを言ってくれるなー!(笑)って。


――でも、的中ですよね!


ランディ 第一作で、賞を取ったわけでもない、新人の小説がね、そんなに大ヒットってありえないじゃないですか。それが、40万部くらい売れたんですよ。

だから、自分でもビックリして。

あの時、秋山さん、龍見えるって言ってたなーって。

その後、秋山さんに「龍、いる? いる?!」、って会うたんびに聞くんだけどね、「いや、今年は赤だな」とかね、嘘ばっか言って(笑)


秋山 その時のことは、鮮明に覚えてるよ。本当にネッシーが来たのかと思った。

クニャクニャっと出てきたんですよ、首だけが先に来る感じ。

青い龍っていうのは、青龍ですね、東の司なんだけど、とにかく人間関係が、枝分かれするようにぶわーっと広がることを表すんですよね。

それで儲かるかはともかく、すっごくランディさんから始まる人間関係の枝葉が、異様なスピードで広がっていくことの予感をね、その龍を見て感じた。すっごく勢いのある龍だった。


ランディ いや、本当に、ドンピシャ!ですよ。

だって、私、2000年6月以前と6月以降、要するに、本が売れた以降は、前のことが前世だよね。人生が変わってしまって、人間関係も完全に変わってって、やることも、仕事も完全に変わっちゃったから。


精神世界への興味と瞑想の難しさ

秋山 僕ね、ひとつ聞いてみたかったことがあって、こういう意識とか精神世界とか、こういうことにランディさんが関心を持ったきっかけってのは、なんだったんですか?


ランディ 物心ついたころから、大好きだったの! もう無条件に。

私ね、こないだ中学校の同窓会があったの。それで、そのときに同級生と、居酒屋で飲んで、ふとね、「中学校の私って、どんな感じだった?」ってみんなに聞いたんですよ。

そしたら、みんながね「こっくりさん」って言うの(笑)

「お前、いつもこっくりさんやってただろう?」って(笑)

私は、やっぱりそういう印象かと思ってね(笑)


秋山 でも、流行ったもんね、こっくりさんは。

僕も、中学生のときなんかは、やたら立ちあったよね、こっくりさん。

秋山置いときゃ安心だ、みたいなね。


――では、瞑想とか自分を高める的なことに目覚めたのはいつくらいですか?


ランディ 瞑想は、若い頃はやらなかったですよ、かったるくて。

瞑想をやり始めたのは、作家になってからですね。


秋山 瞑想的な手段というか、(ランディさんは)太極拳もやってらっしゃって、ある程度、僕たちはスロー系と呼んでいるんだけど、そっちへ(瞑想へ)入っていくのは、比較的精神世界で実践者とか体験者って言われている人たちでも、時間が経ってからなんですよね。

そういうものを、どこが面白いのか、色々経験はしているけれど、僕たち自身も、瞑想を深くやるって……例えば、丸一日瞑想をしてるとかって体験は、比較的最近になってからですよね。

若い頃ってのは、そんなのんびりした感じにならないですよ。

かえって僕は、多動性っぽいってよく言われるんで、落ち着かなかったですよね。


ランディ 我々、多動だからね。

すぐ「立ってなさい!」って学校でやられちゃうクチの子でしょう? 我々って。

だから、瞑想難しいよね。


秋山 難しい、難しい。

例えば、ランディさんは、瞑想をやったり、太極拳をやったりすることで、すごく変わったことはありました?


ランディ まず、私にとっては、作品を書くっていうことが瞑想だったんですよ。


秋山 あ~、そうだよね~。それ、すっごく分かる。

僕も、本を書くじゃん。めっちゃもどかしいもん。

活字ってゆっくりだよね。あのスピードに頭を落とせなくてイライラしてくるでしょ。


ランディ 一文字、一文字だから。なんか、編み物みたい。


秋山 そこがランディさんって、すごいな~と思うところで。


ランディ (書くことは)大っ嫌い!


秋山 やっぱりそうなんだ。その感覚はあるんだ。


ランディ だから、別の表現手段がもっと得意で、それで食えてたら、やらない。


秋山 なるほどね~。

ねえ、生まれ変わったら何になりたい?


ランディ 生まれ変わったら、音楽家。


秋山 音楽~、音楽は(表現が)早いよね。


ランディ 早いーー!


秋山 いや、僕も、本当に音楽はすっごくやりたいんだけど、結局それだけはできずにいる。

老後のために、潜在意識が取っておいてあるのかな、と思ったりするんですけどね。

だけど、やっぱり活字って本当に・・・、ある種、ゆっくりコールタールの海の中を泳いでいる感じですよね。


ランディ まさか自分が作家になると思ってなかったけど、結局それが一番得意だったんですよ。

ただ、直筆ではもう間に合わないので、一度もペンで書いたことはないです。

すっごいタイピング、早いんで。


秋山 やっぱり、そっち(打つ早さ)を近づけるしかないですよね。

(ランディさんは)こちら側(精神世界)のことも分かっていて、活字のすごくゆっくりの世界もわかってらっしゃるから、僕たちからすると、かゆいところに手が届くというか、そこがランディさんの本と共鳴するところなんじゃないかな、と思うんですよね。

だから、スピリチュアル寄りな感覚を持ってる人で、ランディさんの熱狂的ファンという人は、多いですよね。


ランディ そうですね。


秋山 やっぱり代弁者って言うかな、時空の翻訳みたいなことにグッとくるんだと思うんですよね。


ランディ そういう体験をしているときの感覚とか、どういう皮膚感覚とか、どんな風に感覚がズレるかとかっていうのは、私、あまり体験してないんだけど、なんか分かるんですよ。


秋山 そこが面白いところで、名監督と名選手の違いみたいなものでね。

僕たちは体験者だから名選手なのかもしれないけれど、それを人に説くとか、文章にするときに、ものすごいゆっくりさせなきゃいけないんですよ、心を。

「なんでお前はわかんねぇかな!」みたいなことになっちゃうんですよ。

だから、(表現できることが)すごいなと思って。


ランディ 書くことが、瞑想に近い行為だったので、それを続けていくうちに、瞑想もできるようになってきた、っていう感じ。


秋山 なるほどね~。

要するに、時空のサーファーだよね、精神世界的な言い方をするとね。

心の時間って調整できるんですよね。

時計を見て分かるのは、物の時間だけど、心の時間って調整できるんですよね。

それをゆっくり流れさせるようなことが、僕は瞑想といわれていることに近いような気がするんですよね。

でも、世の中全体が、急かすから、個人を。


ランディ そうだね~。


秋山 特に、都心部はそうじゃないですか。

僕、静岡の生まれだけど、東京へ最初に出てきたとき、ほんっとに早回しで動いてんのかな、と思ってビックリしたことがあって(笑)

歩くスピードに追いつけない。僕、足が悪いのかなと思いましたからね~。


ランディ  (笑)


秋山 すっごく早く移動していく、それこそ新宿の西口の朝の雑踏とかね。

でも、早い方に合わせちゃって、今は追いつくんだよね。

だけど、昔の追いつけなかった頃の自分のスピードに、丁寧に戻さなきゃなって、最近強く感じるんですよね。両方知らないとな、と。


ランディ 瞑想やっていいことがあったかって話ですけど、いいことばっかりですよね。

やりすぎるとかなりまずいかもしれないけれど、一日15分程度だったら、絶対良いですよね。


――どういう風にやられてますか。その15分は。


ランディ 太極拳をやるときは、二十四式を一通りやると、瞑想になります。あれは、動く瞑想といわれているので。

で、太極拳ができるスペースがないときは、私は座ってこうですね(指をくっつける)、半眼で。


秋山 なるほどね。

僕は、この10年あまりにも急ぎすぎて、体も痛めつけることが多くて……。


ランディ 秋山さん、定期的に倒れてますよね。


秋山 原因が分かったの。食べるのが早くなる。


ランディ わーーーーーー!


秋山 つまり、興奮しながら食べるから


ランディ 確かに!


秋山 すっごく早くなる。これがいけないんだなっと思って。

食べるものをゆっくり噛むようにしたとたんに、急に極端に戻りすぎたように感じてさ、ギュギューンって。

瞑想のコツ

――お二人はそれぞれ、瞑想や時間をゆっくり感じるなどで、自分を立て直すというか、バランスを取っているようですが、私も含め一般の人は、瞑想……無になるということが、なかなかできません。瞑想の前段階で脱落している人が多いと思います。

忙しいビジネスマン、主婦、瞑想に興味を持ちながら挫折している人などに、瞑想ができるコツみたいなものがあれば、教えてください。


秋山 まず、瞑想がやりたいのは、なぜなのか。

この理由がぼんやりしてると、やっぱり集中するのは難しいですよね。

しかし、事前に何か明確な目的がある場合と、明確な目的が無い場合があって。

明確な目的がなく突然やり始めたことでも、ひらめきを得て、結果的に(何か)わかることもあるわけです。

それは、非科学的で、非合理的で、めちゃくちゃな行動かもしれない。

でもね、とにかく動くことや考えることに疲れたな、息が詰まるくらい、心臓がバクバクするくらい疲れたなと思ったら、とりあえず、まず、ちょっと緩めてみてください。

緩めるって言うのは、解放して、少しゆっくりさせてみる。

こういうところから、瞑想って言ってもいいと思うんですよね、僕は。

精神世界で瞑想を説く人というのは、ドンドンドンドン瞑想の定義を難しくしていく傾向があって、細かく再分化して、訳わかんなくする。

そして、とっつき難くするというところがあるんですけど、一旦すべて無視をして、とりあえず、緩めてみる。

緩めたときに、何が変わるかを見てください。


――緩めるということは、どういうことですかね。こう(姿勢良く)して座っているのを、だるんと力を抜いてだらしなくしてみるとか……。


秋山 それでいいんです。

人によっては、呼吸を少しゆっくりしてみるとか、あえて、肩を意識してから緩めるとか、鼻を意識してから緩めるとか、そういう緩め方が必要なこともありますね。


――緩急ということですか?


秋山 私たちは、自分の体や心に対して、緩めたらダメなんだよ、不真面目だよということを、すごく強く言い聞かせたりするところがあります。

でも、緩めるってことはすごく真面目なことで、人生において必要なことで。

儲け方の技術の最先端、ビジネスの最先端の現場でさえ、マインドフルネスとか言って、緩めることを推奨してたりね。

とりあえずは、ちょっと緩めてみるのが、瞑想の入り口。

正しい緩め方があるとすれば、緩めたら逆に強く集中できるようになる、この両立ができることが、緩めの正解なんですね。

「緩める」と「集中」をしっかりバランス取ってできるのがいいと思います。

徐々に振り幅を上げていく。

あとは、丹田の呼吸法とかあるんですけど、腰に玉があると思ってグルグルまわす、横に動かすというやり方もあります。

腰を緩めるっていう感じ。

腰グラグラは効く、というのが僕の体験としてありますね。



腰グルグルの詳しいやり方はこちら↓



後編に続く)

日本のスピリチュアル研究の第一人者、秋山眞人がお届けするメールマガジン。超常現象、パワースポット、UFO、超古代文明、世界の様々な謎を毎週解き明かす「秋山眞人のサイキックラボ」を更新中。のべ100万人以上の夢を分析してきた夢占いサイト「開運夢診断」も監修。

作家

1959年生まれ 

90年代後半からメールマガジンを配信、購読読者数10万人を獲得。2000年6月に長編小説「コンセント」がベストセラーとなる。その後、作家として活動。小説以外にも、エッセイ、旅行記、ノンフィクションなどを幅広く執筆。社会的な重いテーマからSF、オカルト、仏教とボーダレスな作品群。

後編も読む

関連記事

もっと見る