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ヒマつぶし情報

2018.08.29

【キタコレ!】『呑んべ横丁』取り壊し目前!“せんべろ”の街・京成立石駅周辺を訪ねて

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今回訪れたのは、再開発が進む京成立石駅周辺。


かつて、写真家の荒木経惟が「女体のような」と表現したこの街は、1000円で酔える「せんべろ」の飲食店が並ぶエリア『呑んべ横丁』(立石デパート)で知られています。


ちなみに、現在ダイエット中のななこDOMは、最近チャレンジしている『やきとりじいさん体操』の影響でグロッキー気味ですが、今回は再開発が進む駅の北側を散策してみることにします。

駅を北口側へ出てほんの少し歩くと、『呑んべ横丁』が現れます。


本来であれば、そろそろ街の灯りがともり、夜の営業に向けてお店の人たちが忙しくなる時間ですが、再開発計画が進行しているとあって、このエリアにある半分ほどの店がすでに取り壊し間近という状態です。

『人生のスパイス…JINSUPA』と書かれた店を眺めながら、しばし自分の人生を振り返る2人。

そこからさらにぐるっと回り込むような形で、目抜き通りの入り口にあるおなじみの看板の前へ。


もともとこの地域は、終戦目前の昭和20年6月に、それまで亀戸で飲食店をやっていた業者の一部が、罹災したのを機に移転する形で飲食店を開業したのが始まりだそう。

路地裏にて。


入り組んだその構造はまさに女体の神秘。

ここから横筋へと入っていきます。

さらに奥へ…


それこそ、映画やドラマのワンシーンにでも登場しそうな、

独特な雰囲気の空間です。

以前、テレビ朝日系の深夜番組『夜の巷を徘徊する』で紹介されたこともあるせいか、マツコ・デラックスが訪れたと思しきスポットがちらほら。

こちらは木村聡著『赤線跡を歩く―消えゆく夢の街を訪ねて』でもおなじみのスナック『ミエ』。

さらに路地裏をぶらぶら。所狭しと様々な飲食店が軒を連ねます。

ここで、ななこDOMが猫を発見。

もしやと思って周囲を見渡すと、

思いのほか、猫がたくさんいることがわかります。

少し進むと、終戦後まもなく日本政府が設置したGHQ向けの慰安施設『特殊慰安施設協会』(RAA/Recreation and Amusement Association)が存在していたという地帯が。


後に赤線区域に指定されることとなった場所です。

平成の世に入って久しい今、いわゆる“特飲街のお店”として営業されているものはありませんが、現在でも何軒かの遺構が残されていました。


今年7月から本格的な解体工事が開催されているようなので、現在はその多くが既に姿を消しているかもしれません。


…以上、北口散歩でした。




探索情報

探索人
ちよこDOM
『アイドルハンバーガー部』の部長を務める、アイドルグループ・DOMDOMPATTYの大きい方。

好きなものは、水木しげる先生、落語、グループサウンズ、ハンバーガー、紅茶中国茶、外食、灰色、散歩など。
歯茎と言う名のヘビ(♂)を飼っています。
別グループ・Mash Berryのサポートメンバー・MCMとしても活動中。

ちよこDOM Twitter
DOMDOMPATTY公式Twitter
探索人
ななこDOM
右目の下にある三角形のほくろが特徴的な、アイドルグループ・DOMDOMPATTYの小さい方。

好きなものは、バンド、アイドル、睡眠、カフェオレ、甘いもの、お笑い、部屋の隅、お風呂。
ドラムを少々叩きます。

ななこDOM Twitter
カメラマン
ライター
Ian McEntire
PIGPILE RECORDS代表
バンド、カメラ、放浪、ライター。
ロケ地京成立石駅周辺
〒124-0012
東京都葛飾区立石四丁目周辺

記事元

こちらの記事は、キタコレ!で読む事が出来ます。

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