ヒマつぶし情報
2022.01.27
U字工事の再ブレイクについてクソ真面目に考察してみた。
どうも、お疲れ様です
当方、栃木に転勤して3年目になる男です
仕事帰り録画したお笑い番組を未漁る日々、
気づいちゃったことがあります
あれ、U字工事って最近こんなにテレビ出てたっけ???
普通に栃木でU字工事のローカル番組がやってるってのはありますが
「有吉の壁」など全国ネットで見る機会もじわじわ増えてきている気がします!
小学生の頃は
「エンタの神様」
「爆笑レッドカーペット」
などなどネタ番組と括られる番組が数多く放送してたいい時代でしたが最近は少なく、
その頃から現役でスタイルをほぼほぼ変えずにやってここまで面白い芸人ってなかなかいないな、、、とますます興味が湧きました!
個人的な見解ですが
絶対に再ブレイクすると確信してます。
と言うことで勝手に考察開始だッ!!
※本記事はあくまで個人の見解です
①U字工事についておさらいです!
”出典:株式会社デューズDUDES.inc"
2000年代に栃木ネタと荒削りな訛り、そして「ゴメンねゴメンね〜」で一世を風靡したことでも有名ですよね。
これは粗削りな栃木訛りのしゃべくり漫才、これが関西や東京の芸人には生み出せない熱を帯び、
激しいボケと激しいツッコミ
というのが最大の特徴と思ってます。
関東以北の訛りって「なんか怖い」「怒ってる?」って言われがちなんですよね。
(自分も東北出身なので、よく言われます。。。)
この印象がかなり強く、当時ガキンチョだった私でさえ
栃木=U字工事という認識が根強く付いてます。
きっと皆さんもそうなのではないでしょうか???
②U字工事のお笑いスタイル
栃木に来てわかったこと
県民のU字工事支持が激アツ。
栃木に来て3年目になりますが
お笑いがそこまで好きじゃない人でさえもU字工事のことは絶対認知してるし、なにより彼らを嫌いと言う県民に会ったことがないです。
「U字工事を嫌いな県民がいない」理由の一つとして、
「ちょうどいい栃木ディス」
が挙げられます。
普通のローカルスターと呼ばれるタレントは
「とにかく地元の魅力をアピール!」みたいなところがありますが
対してU字工事は地元をガッツリ批判するわけでなく、ちょうどいいディスを量産してる気がします。
出典不明ですが、以前栃木県民の方に
栃木って夜遊ぶとこあります?と聞いたら
「U字工事が言ってたけど22時過ぎたら明かりついてんのTSUTAYAだけだから」
って返されました(しかもマジでないです)
③栃木県民の県民性
栃木の自虐ネタで一斉を風靡した彼らですが、
ここで一つ疑問が生じます。
なんで地元を(軽く)バカにされても県民は怒らないんだ?
この答えは、栃木県民の県民性にありました。
度々ネットで話題になる都道府県魅力度ランキングですが
栃木は毎回最下位付近にいます。
”
ネットでも有名な画像ですが
栃木の魅力は...
「ないんだな、それが」
とにこやかに答えるヤンキー。
これが栃木県民の県民性の全てを物語ってるといっても過言じゃない!!!
「にこやかに」こたえてる所がポイントです。
栃木県の魅力とはつまり「何もない」ことに対して劣等感を抱いたりせず、笑ってやり過ごせる県民性にあるのです。
だからU字工事のお笑いスタイルは県民に大ウケ、いまでもファンが絶えない存在なのです。
④おもろすぎる!U字工事の活躍
地元栃木での主な活躍としてローカル番組とYoutubeが話題です!
”
出典:栃木ロケ】栃木で会えるU字工事に会いに行ってみた!-YouTube"
見てて気づいたこと:
ローカルのレギュラー番組とYoutubeに共通している点があります。
それは
出演者が基本U字工事オンリー
ということ。
地元の方や知識人が出てくることがありますが基本的に二人だけで回してます。
二人で回してるってところが最大の特徴。
普通の番組ならMCやゲストがいるところ、益子と福田の絡みが8割。
その結果、漫才やネタ番組と決定的に違う点が
ゆるいボケとゆるいツッコミ
が一生続きます。
一言で言ってしまえば、かなり落ち着いてる。
思い切りふざけたボケは一切なく、小ボケや登場人物をいじるなどのゆるいボケを連発します。
それに対するツッコミも大袈裟なものではなく、会話の中で起こる自然なツッコミ、
しかもそれを2人がどっちもやる。
もっと言うと、
たまにボケをスルーしたりする。
全国ネットのバラエティの感覚で見ていると、今このボケ拾わないんかい!みたいな場面がyoutubeはけっこうあります。
だが、そこが良い。
見ている人を疲れさせないための戦略なんじゃないか、とも思います。
バラエティは言わばスポーツです。見る人も全力で見るから、思い切り笑わせる必要がある。
でもyoutubeは流し見をするのに最適なテンポ、ペースで進めて、見る人を疲れさせないようにしているのでは?
また、バラエティは芸人が主役。主人公だからいくら目立っても悪いことはない。
でもyoutubeやローカル番組は、あくまで紹介する町や企画が主体。
もちろん「U字工事」の活躍として見ているファンは多いと思うけど、彼らは自分が目立とうとはしていない、つまり彼らはサポートに徹していると言うことではないでしょうか。
このペース感を生み出せるのは長年2人でやってきた
「仲の良さ」と栃木への「地元愛」そのものだと思います。
"
まとめ!
U字工事は
栃木を愛し、栃木に愛され、栃木を信じて貫き通した地元の英雄のような芸人です。
彼らのお笑いスタイルは変わってないのに面白い。
栃木=田舎という常識に勝機を見出し、突き進んできた結果と思います。
近年はかつて売れていた芸人が再ブレイクするというケースが多く、
僕はもはや再ブレイクは必然とまで思っています。
U字工事の活躍からは目が離せません!!!!!!
※本記事はあくまで個人の見解です
栃木県某所にはまだこんな場所があります。ちなみに「ソり込みパンチパーマ」「タワシみたいなリーゼント」、栃木にはまだ現存してます。