ヒマつぶし情報
2021.09.21
ねこ?を拾ってみたくなる話
人生における猫飼いへの分岐点
皆さんは猫を拾った事があるだろうか?
昨今の社会情勢を踏まえると、なかなか難しいシチュエーションかもしれない。
かくいう私も経験のない一人である。
これまで猫を飼うチャンスと言えば、まだ実家に住んでいた頃、たまにフラリと庭に現れる野良にミルクをあげるくらいだった。
当然親の許しが出る訳もなく、泣く泣く手放した記憶も今となっては良い思い出である。
その後思春期を迎え、ほどなく自分が猫アレルギーだという事に気がついた。
なんて事だ…
それ以来、出会う猫を避け、嬉しそうにジャレつく友人を疎ましく思いながら涙と鼻水にまみれ今日までやり過ごして来た。
やっぱり猫が好き
なぜこの物語を紹介したいかと言うと、日々の仕事で気力も体力もすり減らし、それでも必死に生きる主人公に共感した事も確かにあるが、登場するねこ?がむちゃくちゃ可愛いのである。
一つ目、3本足、尻尾で呼吸など、変わったというより異様な出で立ちの「ソレ」は拾われて間もない頃からその変わった片鱗を見せ始め、たった1ヶ月で飼い主を飲み込めるほど大きくなるのだが、変わらず甘えたり箱に入りたがる仕草は確かに猫なのだ。
止まらない妄想
もし自分がこのシチュエーションならどうするだろうか?仕事もそこそこに、気になり過ぎてすぐに帰りたくなってしまうだろう。
同僚にも思わずデレてしまい、口外してはいけない事までペラペラと話をしてしまうかもしれない。
たまの休みにねこ?に寄りかかり、ひなたでお昼寝なんて幸せ過ぎる。
無限に取れる毛、ハンパない量の餌、配達員さんから向けられる好奇の目、たまに身に降りかかる恐怖、etc。それすら愛おしく思えてしまう。
最後に
そんな妄想も交え、楽しみながら読み進められるこの作品を分かち合える同士が多くいる事を願い、今回記事にさせて頂いた。
Twitterから無料で見れる配慮をして下さったこの作品の作者、寺田亜太朗さんに感謝を申し上げたい。
この作品を通じ若くして諦めざるを得なかった飼い猫への憧れを、いくばくかは昇華出来たと思う。
実は以前、この作品を元にオリジナルグッズを作成させて頂いた事がある↓
体の65%はらーめんで出来ています。