こんにちは。
突然ですが、Netflixに入りました。

きっかけは以前この記事にも書いた、映画「カラオケ行こ!」以来の綾野剛ブームで
「地面師たち」見たさに入ったのですが、それも見終わり
(すっごく面白かった&石野卓球の劇半最高!大根監督ありがとう)、
どうしようかなと思ってたところでハマったのが「極悪女王」

「極悪女王」とは

https://www.youtube.com/watch?v=fkYPV3GPRK4

1980年代の日本が舞台。当時一世を風靡した女子プロレスラー・ダンプ松本
いかにして”あの位置”に立つに至ったかを書いた物語。全5話。

↓以下、公式サイトより引用↓
”心優しき一人の少女がルール無用の極悪プロレスラーになっていく姿を描く。
全国民の敵と呼ばれた最恐ヒールの知られざる物語。”

監督:白石和彌
企画・脚本:鈴木おさむ
出演:ゆりやんレトリィバァ 唐田えりか 剛力彩芽

きっかけはこの動画

https://youtu.be/eacmfTjkIR4?si=VdY6rB3gIdA2Odbu

Youtubeに上がってきた宣伝動画をすすめられるまま素直に視聴してみたところ
女子プロについてミリしらなのに涙してしまい、なんだこの熱さ…これは本編のドラマも見なければ…!と
地面師たち視聴終わりでネトフリ解約するのを留まるに至りました。

かいつまんでの感想

ほぼスタント無しらしい試合シーンのものすごさについてはいろんな方が語られてるので
そこ以外で挙げるとしたら、2話の(若き日のダンプ松本)と
千種クラッシュ・ギャルズ長与千種)のキラキラした友情シーンが個人的に胸熱でした。
この後仕事の上で敵対関係になっていく2人だけど、スタートでは同期の親友なんですね~。というね。

逆に、この頃に築いた信頼関係があるからこそ、のちに徹底的な敵対関係を
作っていけたのかもしれません。

演じたゆりやんさんと唐田えりかさんが本当に仲良くなってるのも微笑ましい。

関連動画むさぼり期

視聴を終えた後のロス期はさまざまな関連動画を見ました。

ネトフリから出てる動画はもちろん、作品の主役であったダンプ松本さんご本人のYoutube、
長与千種さんブル中野さんやジャガー横田さんがやってるyoutube等もろもろ。
さらにプロレス好きの芸人さんの「極悪女王」語りなんかも見てるうちに
たどり着いたのがレイザーラモンRGさんの感想動画でした。

https://youtu.be/RRCSSsfAOMU?si=7OD7u4DUNTmayjmA

長年のプロレスファンであり、ご自身も実際にプロレスの試合に出たことがあり、
かつ、主演のゆりやんさんの先輩。というポジションならではの感想!

これがアツかった…!!

第2弾が更にアツイ

特に最高だったのは11分頃から始まる”プロレスファンの視点”語りです。

https://youtu.be/xDJPA9tLiyQ?si=LOCd4DcOixmzhAdL



ざっくり書きだしますと、ドラマの中でジャガー横田の口から飛び出すブックなしでやらせてください」
(意=ガチンコで試合やらせてください)という「ブック」というワード、
実際はそんな言い回しは無いらしいんですね。

ので、当時リアタイだった往年の女子プロファンがザワついて、ちゃんと史実通りにやれ!
みたいな論争もあったらしいのですが、その部分こそ鈴木おさむ作品だなと思った」
あたたかい言い方で評価してらっしゃて。

そこから続くお話がずっとアツくて、鈴木おさむさんて、(申し訳ないけど)ヒールなんだよ”
”そうやってみんなをザワつかせる””ダンプ松本なんだよ”というたたみかけ…!からの
鈴木おさむ作品の、最後の目を入れるみたいな””それがブックって言葉だったな”
それこそがプロレスという清濁併せ吞むエンターテイメントとまで言い切っていて
思わず納得し、RGさんの説得力ある言い回しの全てに感動してしまいました。

『脚本家が作ったドラマというエンタメ』と『プロレスというエンタメ』を
構造的に近しく感じた、という感想はこの語り以外では(自分の見た限りでは)
お見掛けしておらず、独自の意見としてとても深いし、最高だなって思いました。

最後に


いかがだったでしょうか?

「極悪女王」、見たくなりましたか?
むしろ視聴を終えた上で読んでくれてたりするのでしょうか?
ネトフリ配信でいつでも見られるので、お時間のある時にゼヒ。

ここまで目を通して下さりありがとうございました。

最後に、RGさんもオススメしていた「 Bad B*tch 美学」を貼って去ります。

https://youtu.be/ecHhCHKu3Hs?si=hbet1NgvqLZFxfmq