こんにちは！墨田です。

皆さんはボカロというものをご存じですか？

ボカロとはボーカロイドの略称で、正式名称はVOCALOID。
有名なものでいえば、世界的人気のクリプトン社が誇るバーチャルシンガー「初音ミク」、近年須田景凪（バールン）さんやYOASOBIのAyaseさんなどたくさんのアーティストが使用している「v flower」があります。

そのボーカロイドを調教し、作詞作曲する方をボカロPと呼ばれています。
今回は、数多いるボカロPの中で特に異彩を放つ「梨本P」こと「梨本うい」さんについて語らせていただきます！

梨本うい（梨本P）とは？

2009年2月23日に処女作「わるつ」をニコニコ動画に投稿したのをきっかけに活動したボカロPで、主に初音ミクを使用した楽曲を作成しています。

初音ミクの声は他とは違いハスキーな声で、歪んだベースラインがメインとなるメロディが特徴です。

ここでお気づきかと思いますが、曲調としてはゴリッゴリのロック。しかもどことなく陰鬱とした曲が多い。

当時投稿コメントが長くはっちゃけたのが主流だったニコニコ動画で、梨本うい氏のコメントは必ず「恐縮です。」を入れた短めの投稿コメントだった。

Pの由来は梨元勝氏の口癖が由来しています。

また動画も自身が毎回手掛けており、白黒を基調とした静止画と歌詞を手描きで書いています。

代表曲をしては「ペテン師が笑う頃に」、「死にたがり」など。
さらに3ピースバンド「あらいやかしこ」を結成し、ライブ活動も行っています。

当時梨本ういさんを知った時は小学生で、かなり衝撃を受けました。
流行だったのはいきものががりやYUIなど未来に向かって突き進む明るい曲が多く、ボカロでもストーリー性があるものやポップだったので、
こんなに鬱々としたほの暗い、けれどどこか激しい感情揺さぶる曲があるなんて思いもよらなかったからです。
まるで自身の捻くれた気性や憂鬱な感情を受け入れてくれるような気分でした。
それ以降新作が出る度チェックし、リピート再生をしまくる日々を送っています。

あなたも虜に！？オススメ曲！

梨本Pがつくる楽曲の世界観が気になる方にオススメの、初心者向けから上級者向けの作品を幅広くご紹介します！

わるつ