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ヒマつぶし情報

2021.06.03

【伊藤桃連載vol.23】走るホテル!?東京と伊豆下田間を走る「サフィール踊り子」号に乗車

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それはまさに、“走るホテル”。ピカピカのサファイヤのような外観、そして全席ゆったりとしたグリーン車で、東京と伊豆下田間の碧い海を眺めながら走る「サフィール踊り子」号に昨年末、乗ってきました!

今回の旅は、行きは普通の踊り子号で向かい、帰りはサフィール踊り子号にのるというプラン。全席予約制、2020年3月にデビューしたばかりの人気の列車で、伊豆下田駅にて憧れのサフィールに出会えた時は大興奮でした。

一緒に旅行にいった三好ユウちゃんとぱちり。

今回乗車したのは、一番スタンダードなグリーン車です。とにかく席が広く、リクライニングシートでのびのびとすごすことが出来ました。

ゆったーり席に沈み、ご当地のサワーを飲んでいる時はまさに王様気分になれちゃいます。他にはグループで楽しめるプレミアム個室や、座席が大きくさらにゆったりと過ごせるプレミアムグリーン席もありました。

窓も広く、移り行く景色を存分に楽しむことが出来ます。これは、行きの列車からとったものですが、東京駅をでると東海道線に入り、都心の景色から次第に海景色が広がります。

湘南の海景色をぬけ、静岡に入るといよいよ海が近くなっていきました。こんな自噴する温泉も。温泉地、伊豆ならではですね。

「サフィール」はフランス語でサファイヤのこと。まさにサファイヤのような碧い空と海を抜けて、伊豆下田駅にむかいます。

サフィールの魅力は車窓だけではありません。4号車にはカフェテリアもついていて、お食事やお酒をたしなみながら、車窓を楽しむこともできます。個室の場合は、なんとお届けもしてくれるそう。事前予約制で、決められた時間にカフェテリアに行くので混雑の心配はありません。また、お酒が飲みきれない場合は座席に持ち帰ることも出来ました。

私が訪れた時は可愛らしいニコちゃんのかまぼこがのったヌードルと、横浜中華街の名店のシュウマイをいただきました。食堂車自体がレアな存在な今、列車でこんな美味しいものを食べられることに感動…。

4月からは、ミシュラン一つ星を13回も獲得しているというシェフによる、沿線の食材をふんだんにつかったイタリアンを楽しめます。これだけ聞くとお高そうですが、パスタは1100円からと手が届くお値段なのが嬉しい。

お酒のメニューも充実しています。ワイン好きの友人との旅だったので、オーガニックスパークリングワインで乾杯!(現在は、緊急事態宣言下のため、お食事ドリンクともに提供していないそうです。)

東京から伊豆急下田までは約90分と、あっという間です。

伊豆急下田についたら、駅前で日本一の水揚げ量を誇る名物の金目鯛の煮つけをたべるもよし。

駅から歩いてすぐに、ロープウェイ乗り場がある寝姿山から下田の街の絶景や

様々な観光列車のデザインでも有名な水戸岡鋭治さんデザインの、お洒落な山頂カフェで絶景を楽しみつつ

アフタヌーンティーを楽しむのもよし。もちろん少し足を伸ばして、伊豆の海や古い街並みを味わえるペリーロード等にいくもよし。伊豆下田には、魅力的な観光スポットが沢山です。

旅の始まりと終わりの時間を、ただの移動手段だけではなくそこも“旅を楽しむ”時間にする。サフィールにはそんなラグジュアリーな時間がありました。

コロナ禍が落ち着いたら、旅を2倍楽しめる「サフィール踊り子」号にのって、ゆったりとした夏の旅に行ってみてはいかがでしょうか。

今回の探索人

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