ヒマつぶし情報
2020.12.18
ヴィレヴァン"超"向上計画【『ちひろさん』『青野くんに触りたいから死にたい』『ブクロキックス』】【川後陽菜・第15回】【VVmagazine vol.76】

ヴィレヴァン渋谷店の「ほぼ店長」、川後Pこと川後陽菜さんが、
今回もヴィレヴァン的「課題図書」3冊をピックアップしてくれました。
ステキな本に出会って、おウチ時間を充実させちゃいましょう!

(プロフィール)
川後陽菜(かわごひな)さん
1998年生まれ。通称「川後P」。
乃木坂46の元メンバー(1期生)で、現在はアパレルや日本酒プロデュース、「ミスiD2020」審査員など幅広い活動を行っている。
毎週水曜日19時からは、FMからつで『川後陽菜の好いとっとラジオ』も放送中。
Twitter、Instagramアカウントは@kawagohina3 公式HP(https://kawagopro.com/)では、オフィシャルグッズも好評発売中!

『ちひろさん』(安田弘之)
元風俗嬢であることを公表し、弁当屋で生きていくちひろさんの話。
わたしが読む漫画の本棚のラインナップの横にいつも並んでいるのに「ひちろさん」というタイトルと表紙に違和感覚えていて手に取っていなかったのですが、某番組で取り上げられやっと今更読みました。
なぜ今まで読まなかったのだろうと思うくらい世界観が素敵で、ちひろさんの強さと優しさが読んでいてスッと心いやしてくれます。

『青野くんに触りたいから死にたい』(椎名うみ)
惹かれるタイトルで即買い。
人間と幽霊の恋物語です。
幽霊ものの恋愛はコミカルに描くパターンが多いイメージですが、ユーモアもありつつホラー要素がしっかりあってゾクゾクします。
そして、胸が締め付けられるほど切なくてジャンル分けができないほど唯一無二な作品です。
ホラーが大丈夫な方はぜひ読んでみて欲しいです。

『ブクロキックス』(松木いっか)
ブラインドサッカーを題材にした漫画ですが、ブラインドサッカーを全く知らなくても自信を持って面白いと感じてもらえる作品です。
登場人物全員が個性的なキャラクターで、ルールを知らなくても日常場面の絡みが面白く、主人公の小山田くんがかっこよすぎて毎試合キュンキュンします。
ぜひ読んで、ブラサカに興味を持ってくれる人が増えたら私も嬉しいです。
本記事はVVmagazine vol.76に掲載されたものの転載です。
