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ヒマつぶし情報

2020.10.29

「おめーらの、せけーかん(世界観)、ぜってー分けてくれよな!!」お笑いコンビ『アイデンティティ』、ついに登場☆【VVmagazine vol.73】

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アイデンティティ

田島直弥(左)ボケ・ネタ作り担当、見浦彰彦(右)ツッコミ担当(共に1984年生まれ)。昨今は田島によるドラゴンボールの悟空(の声優の野沢雅子さん)のモノマネで一気に大ブレイクしたが、従来の正統派漫才のスタイルも昇華されたネタそのものの面白さも、注目されている。

YouTubeチャンネル「アイデンティティ田島 見浦」絶賛配信中!

https://www.youtube.com/channel/UCxairDZpr_PzbzIaGLv7Q2Q

 


ドラゴンボールの悟空(の声優・野沢雅子さん)のモノマネで大ブレイク中の田島直弥さんとツッコミの見浦彰彦さんからなるお笑いコンビ「アイデンティティ」が、『VV magazine』に乱入!話を聞くと、なんだか、読者の皆さんを羨ましがっているようで......。その一部始終をご覧いただこう!!



─おふたりは、10代の頃からお笑い芸人になりたかったのでしょうか?

見浦「僕は、なりたかったです。学校でもいつもふざけてましたし。あと、バラエティ番組がとにかく好きで『爆笑オンエアバトル』は欠かさず観ていて、好きな芸人さんのネタを覚えたり、その人たちがバトルから落ちるのをちょっと楽しみにしていたり(笑)」

田島「小学生の頃サッカークラブの祝賀会で、酔っ払った父親のモノマネをしたら、すごくウケまして。少なくともその場では一番面白いやつになれたことが、芸人になりたいと思ったきっかけですね。人前で笑わせることの快感を覚えたというか」

─芸人志望者としては、早熟だったんですね。

田島「そうですね~。中学時代はナイナイやとんねるず、ダウンタウンといった"同級生コンビ"に憧れていたので、そればっか考えてましたね。同級生で面白いやついねーかと。結局、いなかったのですが(笑)。だから、高校時代はなんか斜に構えてましたよ。俺はおめーたちとは、違うんだとか、思っていたのかもしれません(笑)」

見浦「で、東京アナウンス学院・芸能バラエティ科で、田島と知り合いました」

田島「僕は感動したんですよ! いや、相方と知り合ったことではなく(笑)、まず、周りがみんな芸人になりたいという人ばかりということに!!」

見浦「そんな僕は、割と最初からこいつは面白い! と思っていて、コンビを組まないか?と誘ったんですが、一度フラれています」

田島「その学院は入学して間もなく合宿があるのですが、合宿所に行くバスの中で相方はいきなりはしゃいでいて、中心人物になろうとしていましてね。それを見て、こいつとは仲良くなりたくね~と思っていました(笑)」

見浦「でも僕は諦めきれず、卒業間近に当時の相方をフッて再アタックしたんです」

田島「お前、俺が当時組んでいた相方を俺がフッたタイミングを狙って、再アプローチしてきたよな(笑)?」

見浦「ええ、それくらい好きでしたので」

田島「お前、気持ちわりーなあ(笑)! 前から聞こうと思ってたんだけど、昔の俺と今の俺と、どっちが好きなのよ?」

見浦「パワーアップしている分、今の方が好きですかなあ」

─アハハ! 素晴らしいコンビ愛ですね~。そこから現在に至るまでも気にります。

見浦「それこそ、好きだったオンバトに出演したりと、正統派漫才でそこそこ安定はしていたんですよ。でも10年ほど経ち、番組が終わってから何も残らなくて…。2~3年は迷走していました」

─そこから、野沢雅子さんネタはどういった経緯で?

田島「ある日、相方がある飲食店に行ったら、たまたま野沢雅子さんがいらっしゃったらしいんですよ。で、大のドラゴンボールファンの僕としては、『話しかけた!?』と聞いたところ、『いや、知り合いでも何でもないのに無理だよ』って。そりゃそうですよね。で、そ場のノリで『じゃあ、俺が今、野沢雅子役やるから、次にどこかで遭遇した時に、話しかける練習してみようぜ』という流れになり」

─ははあ! その第一声とは?

田島(悟空の声で)「お!? おめー、オラのこと知ってんのか!?」

(…か、感動…!! 似すぎ!!!)

見浦「でも最初は、まあまあ似ているくらいにしか思わなかったんですよ」

田島「そうなんです。僕も自分で似ているとも思わずやっていたんですけど、事務所の定例ライブでやってみたら、先輩芸人さんや彦麻呂さんから『似てるー!!』と、えらく絶賛されまして」

見浦「何で今までやらなかったんだ!? とか、言われてたよな」

田島「僕も気付いていなかっただけなんです、気付いていたら10何年も温存してませんよと(笑)」

見浦「そこから、さらに寄せていこうということになり、格好まで野沢雅子さんになって」

─斬新すぎますよね(笑)!

田島「でも、たくさんある中のネタとして、まず内容もちゃんと作っていたんで、声と格好はむしろオマケみたいなものだったんですよ。そしたら、意外と後者が先に高評価を受けまして」

見浦「田島のすごいところは、練習してどんどん声も似てきて、しまいには本物と聞き違えるほどになっていったところですね」

田島「当時コンビニでバイトもしていたのですが、バックヤードで録音しながら練習していて。レジに立った時も、悟空っぽい声で『いらっしゃいませえ~!』とか言ってみたり」

─ギャハハ!!

田島「そもそもモノマネなんて初めてやりましたし、正統派漫才としてやってきた自分としては葛藤もあったんですよ。あれ!? これでウケるの!? と」

見浦「時期もよかったんです。2015年あたりにデビューから10年近く経って、この後どうする? といった状況で出てきたネタで」

田島「何もなかったから生まれた芸風かもしれませんね。今まで受からなかったネタのオーディションを初めて通過したりと、とにかく周囲の反応が自分でもびっくりするくらい凄かった。だから今はすごく楽しんでやっています。新しい自分を見つけられた気もしますし」

「田島はドラゴンボールを本当に愛していて、細かい部分にも詳しいし、そこがネタに反映されています。僕も好きでしたが、この芸風が生まれた当初、急きょ実家から単行本全巻送ってもらいましたから。着いて行かなきゃと思い(笑)」

─重要参考資料ですものね。でも、見浦さんの人造人間17号のモノマネも個人的に好きです(笑)。

見浦「ああ、ありがとうございます!」

田島「あれは、コンビでできるドラゴンボールネタを作ろうと、無理矢理やらせた感があります。(悟空の声で)『おめー、似てねえなあ!』って、言いたくて(笑)」

見浦「僕らは世代的に人造人間編がドンピシャなので、抵抗はありませんでした(笑)」

田島「そういえば、小さいころに何人かでドラゴンボールごっこをしている時に、僕は常に悟空役を選んでましたね、今思えば。普通、主役ではなく、ピッコロとかフリーザとか悪役をみんなやりたがるんですが、僕は自然と悟空を選んでいました。まさか、将来の仕事に結びつくとは思いませんでしたが(笑)」

─なるほど~。さて、ドラゴンボール以外で好きな漫画や映画はありますか?

見浦「僕は『ジョジョ(の奇妙な冒険)』と、『ターミネーター2』ですかね」

田島「う~ん、『(新世紀)エヴァンゲリオン』と『スター・ウォーズ』かなあ」

─割と、お二人とも王道ですね(笑)。

田島「そうですね~。難しく考えるのが苦手なので、わかりやすいのが好きなんです。僕らの今のネタも自然とそうなっていますね。イメージ的にヴィレヴァンに来る若い人たちなんかは、やっぱりサブカル系が好きなんですかね?」

─だと思いますね。

見浦「サブカル好きな人たちの『好きなことを突き詰めている感』が昔からすごく羨ましいんですよ。自分が冒険をしない性分なので」

田島「僕も憧れていますね~、そういった世界観には。だから、僕らみたいな人間にそっちの世界への入口を作ってほしいんですよ、ヴィレヴァンフリークの方々には。こっちからサブカルな部類の漫画や映画について聞く勇気がないので(笑)」

見浦「"にわか"は、入ってくるな! とか思われている怖さもあるしな(笑)」

─それ、ヴィレヴァンフリークにおふたりがレクチャーを受けるイベントにしたら面白いんじゃないすか?

見浦「あ、そうかもしれませんね~!」

─では、最後に田島さん、そんなヴィレヴァンフリークたちにひと言お願いします!

田島「う~ん…(悟空の声で)おめーらの、せけーかん(世界観)、ぜってー分けてくれよな!!」

─ギャハハハ!!(そこにいるスタッフ、一同・大爆笑)

とどめに最高のフレーズで締めてくれた田島さん。しかも「分けてくれよな!!」が、悟空の最強の技・元気玉を作る時に放つ「オラに元気を分けてくれ!!」にかかっている瞬間的な芸の細かさも、さすがです!! ヴィレヴァンフリークのみなさん! おふたりに、せけーかん(世界観)を、分けてあげてください!!


  • 本記事はVVmagazine vol.73に掲載されたものの転載です。

VVmagazine vol.73はコチラ

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