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ヒマつぶし情報

2018.07.05

話題の映画『ルームロンダリング』で共演。池田エライザ&健太郎の意外すぎる共通点とは…

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秘密のお仕事<ルームロンダリング>をテーマにしたストーリー

VVmagazineに初登場してくれたのは、2018年7月7日(土)より公開となる映画『ルームロンダリング』に出演している池田エライザさんと健太郎さん。


本作は、新たな映像クリエーターの発掘を目的としたコンペティション『TSUTAYA CREATORS’PROGRAMFILM 2015』で、準グランプリに選ばれた片桐健滋監督の作品を実写化したオリジナルストーリーだ。


池田エライザさんは、事故物件に住み、その事故の履歴を帳消しにする秘密のお仕事<ルームロンダリング>を生業とする内気な少女・御子(みこ)、そして健太郎さんは御子の隣の部屋に住む不器用な青年・亜樹人を演じている。


今回はオリジナルストーリーとなる本作への愛や、お互いの印象を聞いてみましたーー!

池田さん、VVmagazine読者と判明!(感涙)

――本日はよろしくお願いします~! 『VVmagazine』は全国のヴィレッジヴァンガードに配布しているフリーペーパーでして。


池田エライザ(以下、池田)

私、『VVmagazine』好きで、昔から読んでるんですよ~。しかもこの『VVmagazine』の表紙、浅野いにおパイセンじゃないですか!

(2017年10月末号)


――そこに目をつけるとはさすがです! しかも『VVmagazine』の読者だったなんて、感激(涙)。ってすみません、もっと深掘りしたいところですが、本日は映画『ルームロンダリング』についてお伺いできればと。


池田 ついつい目がいっちゃって(笑)。よろしくお願いします!


――本作はオリジナルストーリーを映画化した作品。物語をはじめて読んだときの印象を教えてください。


池田 私がたまたま母親の実家に帰っているときに、マネージャーさんから送られてきたのが、『ルームロンダリング』の台本でした。家族との時間を過ごしたり、祖父のお墓に行ったりと、自分のなかでエモーショナルな気持ちになっているときにこの台本を読んだので、今の自分に寄り添ってくれるやさしい作品だ

なと感じました。絵本のようなファンタジー要素のある世界のなかで、どうしようもない現実もちゃんと描かれている。ひと言で深い物語というには、簡単すぎるけど、やるからにはちゃんと突き詰めてやりたいなと思いました。


健太郎 僕は純粋に<ルームロンダリング>ってなんだろう。なんで事故物件に人が住んだら、その物件が浄化されるんだろうと。聞きなれない言葉に、興味が湧いたのを覚えています。


池田 ストーリーに関しては圧倒的に好きで、本当に好きで。台本も絶対に傷つけたくなくて、折り目もつけずにいました。


健太郎 わ、僕の台本、めちゃくちゃ折り目ついてる(笑)。


池田 なんだか、台本が愛おしくて(笑)。床にポイっと置いたりせず、机の上にそっと置くようなことをしちゃうくらい、作品に惚れ込んだ部分がありましたね。


――台本を大切にする池田さんと、アヒルのランプを大切にしている御子、なんだか通じる部分がありますね(笑)。池田さんから見て、健太郎さんのここが亜樹人っぽいな~と感じた一面はありましたか?


池田 劇中では現代ではありえないくらいの遅さでふたりの距離が縮まっていくので、現場でも積極的にお話することはなくて。お芝居で少しお話をするシーンが出てきたくらいから、ちょっとずつ身の上話をちらほらするようになりました。なので撮影が終わった今でも、どういう人かわからずじまいです(笑)。


――劇中よりもゆっくりなスピードですね(笑)。では、健太郎さんから見て、池田さんの御子ちゃんらしさは感じましたか?


健太郎 僕が知っている池田さんの作品は、どれも元気な役柄が多かったので、御子ちゃんのように地味で静かというイメージはなかったんです。でもはじめてお会いしたとき、「あ、御子ちゃんだ」って。絵を描いたり本を読んだり、御子ちゃんと同じ趣味を池田さんももっていて、静かにしゃべるところも一緒。共通点を感じました。


――健太郎さんご自身から見て、亜樹人と似ていると感じた部分はありましたか?


健太郎 亜樹人は根暗で、人としゃべることが苦手な人。僕のなかにはあまりない要素だったので、監督と話し合いながら少しずつ作り上げていきました。

ふたりがついたウソから意外な共通点が発覚!?

――ちなみに、劇中では亜樹人がついたあるウソが、御子との関係性を変えていきますよね(詳しくは映画をチェック!) おふたりがプライベートでついたウソを教えてもらえますか?(笑)


池田 なんだろうな~。私が小学生のころ、実家でミニチュアピンシャーを飼ってたんです。小さくて、華奢な犬なんですが、なぜか成長したらドーベルマンに育つもんだと思っていて。


健太郎 お、お~(笑)。まあまあまあ、あるのかな?(笑)。


池田 学校のいじめっ子たちにも、「うちのドーベルマンが許さないかんね!」って言いまくってたんですよ。でも時が経ってもずっと小さいままで、「あれ? もしかしてこれ違うやつ?」と(笑)。


健太郎 ドーベルマンにならないって気づいた瞬間、すごくかわいい(笑)。


池田 困ったとき人間って頭抱えるじゃないですか。私もわかりやすく頭を抱えましたね。でも気づいてもずっと友だちには言わず、ドーベルマンだと思って育てていました。


健太郎 ほっこりするエピソードですね(笑)。僕はなんでかわからないのですが、友だちに「僕ん家、馬飼ってるから」って言いふらしてましたね。


池田 (笑) いるいる、そういう子(笑)。


健太郎 それを聞いた友だちのお母さんたちが、うちの母に「健ちゃんの家、馬いるの!?」って言っちゃって、母に思いっきり怒られるっていう…。


――なんでそんなウソをついたんですかね?


健太郎 多分、馬を飼いたかったんでしょうね…。


池田 小学生のころって結構ヤバいですよね。


健太郎 なかなかヤバいね。


池田 私、殺し屋とか忍者のマネして、足音を消して生活してたもん。


健太郎 わかる。


――(え、わかるの…?)


健太郎 こんな大きいカバンにエアガンとかワイヤーとか入れて。


池田 秘密の修行、はじめてた!?わかる!


健太郎 そう! 屋根の上とか登ったりして!


――(おっと、すごい盛り上がってますやん)。意外すぎる共通点、発見しましたね(笑)。


健太郎 ヤバいですね、これは。


池田 小学生のときがいちばんズレてたな?。


――ってすみません、もうお時間が無くなってしまいました(笑)。


健太郎 インタビューの終わり方がヴィレヴァンっぽい(笑)。


――たのしんでもらえてよかったです(笑)。ありがとうございました~!


池田エライザさん ★ikedaeraiza__2.jpg

1996年4月16日生まれ。福岡県出身。『高校デビュー』(2011年)で映画デビュー。『みんな! エスパーだよ!』(2015年)にてヒロインを演じ、注目を集める。最新作として、映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(8月31日公開)、『億男』(10月19日公開)が控えている。


健太郎さん

1997年6月30日生まれ。東京都出身。ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』で俳優デビュー。最新作として、映画『コーヒーが冷めないうちに』(9月21日公開)が控えている。『映画ドライブヘッド~トミカハイパーレスキュー 機動救急警察~』(8月24日公開)では、声優に初挑戦している。

作品情報

映画『ルームロンダリング』
2018年7月7日(土)より全国ロードショー


友だちゼロ、話し相手はユーレイだけ!?人生こじらせ真っ最中の八雲御子。
彼女の仕事は事故物件に住んで、その履歴を帳消しにするという“ルームロンダリング”。
そんな御子の悩みは、仕事先の部屋で元住人たちがユーレイとなって出没すること。
この世に未練タラタラなユーレイたちに振り回される日々を送るうち、
周囲の人々も巻き込んで、御子の人生初の恋とトラブルが訪れる!?
こじらせてきた分だけ幸せになれる、ハートウォーミング・コメディ。


監督:片桐健滋 脚本:片桐健滋、梅本竜矢 

出演:池田エライザ、渋川清彦、健太郎、光宗薫、オダギリジョーほか

配給:ファントム・フィルム c2018「ルームロンダリング」製作委員会




こちらの記事は、VVmagazine48号に掲載!

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