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ヒマつぶし情報

2018.05.09

【連載コラム】ヴィレッジヴァンガード百合部への道【第3回】

【第3回】VVMagazine連載コラム「ヴィレッジヴァンガード百合部への道」

お酒を飲んで百合の話をしている時が一番幸せです。

そろそろあったかくなってきたんで冷酒もおいしいですね。

さて今回ご紹介させていただきますのは、

岩見樹代子先生の『透明な薄い水色に』です。


百合姫誌上に彗星のように現れた岩見樹代子先生。皆さんもう読まれましたか?


幼馴染み三人組。女の子二人と男の子一人。一花(いちか)と律と俊。

律は一花が好きだが、一花と俊は付き合っている。

物語の冒頭、一花が律に耳かきをしてもらっているシーンから始まる。

はだけた制服の胸元とか、汗ばんだ黒タイツの脚、なぜこんなに耳かきがエロいのか。

いや、耳かきはエロいか。最高にフェティシズム。


ある日、律は寝ている一花にこっそりキスをした瞬間を俊に見られてしまい、

そこから3人の関係性はギクシャクしていく。

 一花は手に入らない、勝ち目もなく、自分のものにはならないと苦悩する律の姿は、

読んでいて本当につらい気持ちになる。

“手に入らないのなら ひどいことがしたい”というモノローグや、

「ずっと仲良し3人なんてバカみたい」というセリフに、

読んでいるこちらまで心がヒリヒリしてくる。


後半、律の歪んでしまった恋心から取った行動で、物語はさらに展開していく。

最後まで読んだら、改めて表紙を見ていただきたい。


 表紙は一花と律、イヤホンコードがまるで糸みたいに絡みついて二人を繋いでいる。

お話を最後まで読むと、改めてこの表紙の素晴らしさに気付けるかと思います。

百合愛好家の皆様にはぜひ読んでいただきたい一冊。

当店百合棚にて展開中です。

岩見 樹代子 『透明な薄い水色に』


記事作成

ヴィレッジヴァンガード

ららぽーと立川立飛店店長

兼百合部部長 大岩

記事元

こちらの記事は、ヴィレッジヴァンガード公式フリーペーパーVVMagazine vol.46で読む事が出来ます。


VVMagaizne vol.46をもっと知る!

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