ヒマつぶし情報
2021.11.18
【BOYS AND MEN】築き上げてきた彼らの魅力
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画像引用 BOYS AND MEN OFFICIAL SITE PROFILEより引用
今や知らない人の方が少ないであろう東海地方で活躍するグループ
BOYS AND MEN
通称ボイメン
名古屋を中心に活動を行い
第58回日本レコード大賞:新人賞
第31回日本ゴールドディスク大賞「BEST 5 NEW ARTISTS」
日本武道館公演
47都道府県ツアー
ナゴヤドーム公演
等とこれほどまでに輝かしい活動内容を誇る
そして、メンバーの個人の活動も素晴らしく、それぞれがテレビバラエティー、映画、ドラマ、CM、雑誌等幅広く、数多く出演し主演をつとめる事も多い。
メンバーの小林豊は仮面ライダーバロン役もつとめ、知っている人も多いのではないでしょうか?
そんな彼らが最初からスターだったかというとそうではない。
名古屋で生まれ、名古屋で育ち、名古屋市栄の店舗で7年間働いた僕が皆に伝えたい
「BOYS AND MENって最近テレビでよく見るしすごい売れててすごいよねー。」と思っているあなた。
そして、何よりBOYS AND MENをまだあまり知らないあなたに伝えたい
ボイメンの魅力
を今回は記事にしたいと思います。
BOYS AND MENの始まり。
ボイメンは2010年、名古屋のテレビ局メ〜テレのオーディション番組『IKEMEN☆NAGOYA』から生まれたグループでした。
テレビ番組でメンバーオーディションを開催。
合格したメンバーはテレビ番組内でレッスンや公演の様子を映し
メンバーの苦悩や喜びを全てテレビで放映した。
名古屋で活躍する男性タレントの育成を目的にグループを立ち上げたと言われている。
宝塚歌劇団の様な、全国から中心地から離れた宝塚に【舞台を見る為に】ファンが訪れる事を夢見て、名古屋に全国からファンが来てくれるように音楽ライブではなく舞台公演を中心に活動を行っていた。
そんな結成当初に僕はちょうど名古屋市栄にあるヴィレッジヴァンガード名古屋中央店に異動になりました。
サンシャイン栄や名古屋パルコ等オアシス21等名古屋の若者が多く集まる場所
栄駅から店舗まで道には
毎日、必ず、いつでも
学ランの男の子達がビラを配っていた。
「僕たちBOYS AND MENというグループをやっています!」
「よかったらビラだけでももらってください!!」
「BOYS AND MENって知ってますか?」
まだ知名度もまったく無い当時の彼らのビラをもらう人は僕が見る限りほぼ見た事はなかった。
知らない学ランの男の子からビラをもらい、なおかつ足を止めて話を聞くなんて人はファン以外はいなかった。
捨てられた自分たちのビラを拾う姿も見かけた。
だけど、毎日出勤で通う名古屋パルコの前や、今でいうアップルやドン・キホーテの前の道で、大きな声で
「僕たちBOYS AND MENです!」
と声を出し続ける彼らの名前はいつの間にか僕の頭に入っていた。
そんな時に、僕の店舗にその学ランの男の子達が来たのを覚えている。
「僕たち名古屋で活動しているBOYS AND MENというグループですが、どこでもいいのでこちらのお店でイベントをやらせてくれませんか?」
当時のヴィレッジヴァンガードではイベントを行っている店舗も少なく、ただいつも通勤の時に頑張りを見ていた子たち。という事もあって
「店の前の小さいスペースで周りに迷惑をかけないのであれば…」
という事で了承した。
販売した商品は
YanKee5『バリバリ☆ヤンキーロード』
BOYS AND MENじゃないの?YanKee5ってなに?という素朴な疑問にもメンバーは笑顔で色々と説明をしてくれた。
店の前の本当に狭いスペース。
踊る事は出来ない様な狭いスペースでしっかりとパフォーマンスをしてくれていた。
気になって足を止める人もいたが、集まったお客さんは10人もいなかった記憶がある。
ただ、彼らのパフォーマンスやなんといっても彼らの人懐っこさと人の良さで
応援してあげたい。
そう思い、その後も計3回程YanKee5『バリバリ☆ヤンキーロード』のイベントを開催した。
それからボイメンがテレビに出始める事が増えていった。
恐らく皆も僕たちと同じように、彼らの人の良さで<応援してあげたい>そう思って色々なメディアに出る事が増えたのだと思う。
メディア露出が増えてきても続けていた事。
メディアへの露出も増え、ある程度有名になってきたボイメン
地下鉄には新曲発売!の大きな広告が出て、東海ウォーカー等の情報誌にもメンバーが多く登場し、朝や昼の情報番組にもボイメンのメンバーが出演する事が目についてきた。
ボイメンと言えば名古屋の人は大体知っているぐらいの知名度になった2014年頃
Zepp Nagoyaでのソロ公演が決定した。という話を耳にしたのはビラ配りの本人達からだった。
ある程度の知名度がついてきても、ボイメンは毎日栄でビラ配りを続けていた。
「僕たち、BOYS AND MENというグループをやっています!」
「今度、Zepp Nagoyaでソロ公演を行います!」
この頃になると、歩く人たちも
「あっ、ボイメンだ」「最近よくテレビ出てるよねー」「チラシだけでももらおう」
と興味を示す人が増えてきていた。
この頃には名古屋のローカル番組やラジオで10本を超えるレギュラー番組を持っていた。
2014年4月には中京テレビで初の冠レギュラー番組『ボイメン☆騎士』がスタート。
名古屋の男の子達といえばボイメン。が完全に定着してきたこの年に
2015年春に
日本ガイシホールで1万人規模のワンマン・ライブ
を開催することを目標とした。
やっと1000人を超えるキャパのZepp Nagoyaでのワンマンライブを大成功させたばかりに、次はいきなり日本ガイシホール。
周りの反応は100%
絶対に無理。
絶対に埋めれない。
絶対に失敗する。
と言われながらもテレビ等のメディア出演、新曲発売等の宣伝を強く行っていった。
そして何より、栄でのビラ配りも毎日続けていた事を覚えている。
そして、訪れた日本ガイシホールワンマンライブ当日
チケットは完売となり1万人の人々が彼らのパフォーマンスを見届けた。
色々なメンバーのインタビュー記事などを読むと、多くのメンバーが
この日本ガイシホールでの満員のファンの皆さんの前でパフォーマンスが出来た事が自信につながって、ボイメンにとっての確かな転機だった。
と語っている程、素晴らしい1日になった。
以前、個人的に他の芸能事務所の人と話をした時にこんな話を聞いた事があります。
1000人規模のワンマンライブは活動を続けていればいつかたどり着ける場所。
だけど、その先の2000人、5000人、1万人規模になると頑張るだけではたどり着けない場所。
この1000人の壁を超えれるかどうかでアーティストの一生が左右される。
頑張って努力を続けたボイメンは、いわゆる一流アーティストしかたどり着くことが出来ない1万人規模のワンマンライブ
日本ガイシホールの舞台に立ち、そしてチケット完売という奇跡も同時に成し遂げた。
夢の舞台のその後
その後は皆さんも知るようにどんどんと華々しい仕事がボイメンに舞い込んできた。
そして、最初に書いた通り
2016年には
第58回日本レコード大賞:新人賞
次ぐ2017年には
第31回日本ゴールドディスク大賞「BEST 5 NEW ARTISTS」
と、歴史のある、そして世間にも認められなければ取れない賞も授与した。
全国放送のバラエティやドラマや映画の主役。雑誌の表紙等、一般の認知や関心もボイメンにどんどん向けられていった。
そして、日本武道館公演、47都道府県ツアーと全国のファンに会いに行く事でますますボイメンの人気は急上昇した。
そんな中、発表された記憶にも新しい
ナゴヤドーム公演
栄の路上でビラ配りをしていた頃から
イベントに10人しかお客さんが来なかったインストアイベントから
ずっと目標にしていた愛知県最大のキャパシティを誇るナゴヤドーム公演
絶対に叶わないと思っていた夢が実現に向かった瞬間でした。
もちろん、ナゴヤドームはお金を出せば誰でもライブが開催できる場所ではない。
認知度やナゴヤドームという場所にふさわしいアーティストか。全てをクリアしなければライブは行えない。
ナゴヤドームが、そして愛知県が、そして全国がボイメンを認めた瞬間でした。
同年の2019年にライブを行ったアーティストは
嵐
関ジャニ∞
Kis-My-Ft2
Hey! Say! JUMP
EXILE
THE YELLOW MONKEY
サザンオールスターズ
三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
GENERATIONS from EXILE TRIBE
BUMP OF CHICKEN
星野源
Mr.Children
ゆず
TWICE
BTS(防弾少年団)
そして
BOYS AND MEN
だった。
このナゴヤドームをきっかけに2018年は名古屋がボイメン一色になっていた。
記憶ではポスターはあらゆる所に貼られ、宣伝バスは走り、テレビには引っ張りだこ
2018年に名古屋に住んでいた人でボイメンがナゴヤドームでライブを行う事を知らない人はいなかったと思う。
それ程までにボイメンの勢いはすさまじかった。
結成から貫いてきた信念
ボイメンが結成当初から貫いてきた信念
名古屋に全国からファンが来てくれるように
これがまさに達成された。
これだけの知名度がありながらボイメンは常に名古屋での活動を続けている。
ビジネスを考えれば活動拠点を関東に移したり、全国で活動をした方がいい気もする。
しかし、ボイメンはどれだけ有名になっても名古屋のローカル番組には必ず出演し、名古屋の顔として活動を続けている。
最初はみんなにバカにされていたビラ配り。
メンバーのインタビューでも目の前でビラを破られたり捨てられたり、そんなツラい事を何度も経験してきた。と語っていた。
バカにされてきても夢を見続けて努力を重ね。
絶対に夢を叶えるという信念で成功させたナゴヤドーム公演
決して結成当初から順風満帆だった事はない。
周りから絶対に無理だと言われる大きすぎる夢とも言われる目標
それを叶える為に、本気で叶えようと10年以上信じて貫いた
その努力と引き換えに得たのはこの2行だと思う
名古屋といえばBOYS AND MEN
BOYS AND MENといえば名古屋
名古屋を大切にしてくれてありがとうございます。
これからも一生応援し続けます。
おまけに小話
僕が今所属している店舗が埼玉県にあるヴィレッジヴァンガードPLUSイオンレイクタウン店なのですが、今年の2021年8月18日にBOYS AND MENの弟分である
祭nine.
がイベントを行ってくれました。
祭nine.と言えば、今年のウルトラマントリガーの主演の寺坂 頼我さんがいたり
この時のイベント対象の新曲【ROOTS】はテレビ東京系列アニメ『デュエル・マスターズ』エンディングテーマだったり
と、ボイメンに負けず劣らずの注目を集めているグループです。
もちろん、イベントは大盛況に終わり人数制限によりライブを観覧出来ない方もいたりと人気の高さを目の当たりにしました。
イベントを行うアーティスト様では、有名になればなる程神経質になる事が増えます。
色々な大人たちや、色々なスポンサーが絡んだりと有名な方程、本人と話すことはなく間に事務所の方やレーベルの方が入る事が多いです。
実際に、自分の店で200本近くイベントを行ってきた中で祭nine.は5本の指に絶対に入る程知名度のあるアーティストです。
ライブが終了した後の話です。
店舗SNS用の写真を撮らせてもらう際に、今でもはっきり覚えている事があります。
メンバーさんから言われた言葉
「素晴らしいステージとお店でイベントが出来て本当に嬉しかったし楽しかったです!!」
「ちなみに、このステージで一番多くイベントを行っているアーティスト様はどなたで何回ぐらいイベントを行ってますか?」
急な質問に少し考えてから答えると
「僕たち、一番になることが大好きで、何でも一番にならなきゃ気が済まない性格なので、またいっぱいここでイベントをやらせてもらって、このお店で一番イベントを行ったアーティストを目指します!」
「だから、絶対にまた僕たちの事を呼んでください!!」
こんな事を言える一流アーティストがいるのかと感心しました。
僕が初めてBOYS AND MENのイベントをやった時に感じた
【応援してあげたいアーティスト】
それとまったく同じ感情を祭nine.に感じました。
これからも皆に愛される
そして、一番になる祭nine.もBOYS AND MEN同様心から応援しています。



埼玉県越谷市にあるヴィレッジヴァンガード+PLUSイオンレイクタウン店で勤務するスタッフです。
黒髪長髪ド派手な柄シャツがトレードマーク!
趣味はサウナと音楽鑑賞
自分が行って最高だったサウナや気になっているサウナ
自店で行うインストアイベントでプッシュしたいアーティストの記事を書いています。