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2019.05.14

【キタコレ!】令和初日に"執念"の全国発売!理想論撲滅J-POPが極めた"冷"な笑いに再注目!

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アーティスト名が「鼻毛の森」で、ジャンルが「理想論撲滅J-POP」

平成から令和と時代は変わり、世の中は"アタラシモノ"への期待感に満ち溢れています。

世の中に刺激と潤いを与える音楽シーンも例外ではありません。

ですが、そんな盛り上がりにも水を差すかのごとく、 "人間の普遍的なリアル"のみを歌う(残念な)男がいます。

2013年には「アウト×デラックス」などにも登場し、"夢見る女性を敵に回す歌手"として一瞬の話題を呼んだシンガーソングライター・「鼻毛の森」。

その世界観が、活動15周年を迎え更に進化…深化していると聞き、新作シングル発売のタイミングに合わせて、取材を敢行しました。

記者:アーティスト名が「鼻毛の森」で、ジャンルが「理想論撲滅J-POP」…なにからご説明いただけばよいのやら(笑)

鼻毛:「理想論撲滅J-POP」は、従来の(J-POP)市場では描かれなかった人間の本質、いわゆる残念な部分だけにスポットライトを当てた生々しすぎる歌詞を、王道過ぎるメロディやサウンドで相殺することで、"目に見えても指摘しできない部分"を相手に伝えられる、画期的な新ジャンルです。この、"部分"こそが鼻毛であり、それを指摘する"集合体"を "森"に例えているのです。

記者:言いくるめられる感が半端ない!なんだか面倒くさそうです。

記者:新ジャンルとおっしゃいましたが、活動15周年と聞きました。

鼻毛:2004年にお別れした元彼女の心情を理解しようと、「それまではそばにいるよ」という楽曲に落とし込んだあたりからなので、ずっとこの(残念な)テイストです。恨み、妬み、嫉みを原動力に、ひとつひとつの負の感情を、楽曲制作を通じて成仏させ続けています。

記者:他の楽曲には「誰でもよかっただから君でもよかった」「幸せだと思うことにするよ」…、よくもまあ(CDを)10枚も出せましたね(笑)

鼻毛:世の中は矛盾の宝庫ですからネタには困りません。好奇の目にさらされながらの15年は、周年というより執念ですね!

記者:これ、ファンっているんですか?いるとしたらどんな方が…。

鼻毛:言いたいことも言えないこんな世の中だけどPOISONまではできない真面目な方が多いですね。残念な現実を、なんとか呑み込もうと頑張っている"リアルオトナ"に響いているようです。逆に、身の丈に合わない夢を見がちな"意識高い系"の方々には総シカトを喰らっています。ただ、本当は彼らに向けた「現実」を書いているんですよ。もちろん、嫌がらせとして。

記者:5月1日発売のマキシシングルは、そんな聞く耳を持たない人たちにも届くように書き上げた新テイストと聞きました。

鼻毛:両A面なのですが、「味しめたい」と「NEMAWASHI~地味に届け~」は、社会を"生きる"上での本質的な原動力、「損得」と「忖度」を合理的に描いた、10"執念"にふさわしい集大成です。歌詞の生々しさと、楽曲の高揚感のギャップが過去最高となっております。

記者:(楽曲を聞いて・・・)これ、すごいですね。"あるある"をシンプルに、かつきれいな日本語で並べると、こんなに皮肉っぽくなるなんて…ある意味感動です(笑)

鼻毛:楽曲そのものはとにかくドラマティックに仕上げました。ぜひ、未体験の矛盾を楽しんでください!ただ、僕はあくまでも「セカンドオピニオン」のポジションなので、J-POPの選択肢の一つとして、自分自身を色んな角度から考えるきっかけ程度になれば幸いです。

 鼻毛の森、ニューマキシシングル「味しめたい/NEMAWASHI~地味に届け~」は5月1日より全国発売中。各種配信サイトでもダウンロードできます。ご利用は計画的にとのことです。

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