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ヒマつぶし情報

2018.09.26

秋の夜長にあなたの生き方をそっと揺さぶる本ベスト3選!!

チャットモンチーの『majorityblues』を聴いて、普通とは違うものへの憧れにわかるわかると頷きながら、似ているようで正反対の本があったなぁと取り出した一冊。

タイトルの「世界音痴」とは、飲み会の席でうまく楽しめない、料理の注文を忘れられても何も言えない…そんな世界への馴染めなさのこと。どうです? 世界音痴さんが結構いるんじゃないだろうか。あなたの心にもあるかもしれない、情けなくて目を背けてしまう場所を、おもしろく、けれどどこか悲しく描くエッセイ集。

『世界音痴』
穂村弘 著/小学館

出会ったのは高校生の頃。あまりの衝撃にページをめくる手が止まらなくなり、気づけばもう授業中。いつの間にか隣に座っていた、スラムダンクの赤木そっくりな教師の引きつった笑顔を今でも覚えている…。主人公フルカワヒデオの軽快な語りは、不意にせきを切ったように溢れ出し、独特のリズムを帯びながら読む者を飲み込んでいく(これは、グルーヴだ!)。小説を書き続けることによって、失われた存在を幻視させる『ボディ・アンド・ソウル』。愛と混乱に満ちた渾身/魂震の作品。


『ボディ・アンド・ソウル』

古川日出男 著/河出書房新社


自己啓発本は好きじゃない。「考えるより行動」とか「鈍感になれ」とか、しまいには「ありのままでいい」なんて爽やかスマイルで謳いあげるから。確かに正しいかもしれない。ただ、それができるなら迷わないし、このままじゃいけないから困ってるんじゃないか!なんてことを思っている人へ薦めたい、元ナンパ師の著者が「繊細になる」ことを説く一冊。

ここでは書けないようなエピソードのプロローグ、催眠や変性意識などヤバそうな言葉が並ぶが、いたってまじめな本なので安心されたし。


『あなたは、なぜ、つながれないのか』

高石宏輔 著/春秋社


香川航平(23)北海道在住/札幌エスタ店アルバイト
愛らしい瞳。ぷくぷくのほっぺ。幼いとき、将来は阿部寛似の化石ハンターになると信じていた。それが今や、ヒゲ面の小籔似が怪しげな本を売っている。なぜこうなったんだ…それにしてもなんて愛らしい…(最初に戻る)。

※プロフィールは雑誌掲載当時のものです。

『東京グラフィティ』#140(2016年10月号)掲載

東京グラフィティ

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