ヒマつぶし情報
2018.09.12
わかっちゃいるけどやめられねぇ!逃れられない“女の性”映画ベスト3選!!
誤解を恐れつつ言いますと、女性ならみな美しくなりたいはず、たぶん。だって「美しい」って気持ちいいから。ジャーナリスト志望の主人公が一流ファッション誌で働くことになり、理不尽な上司や文化の違いに戸惑いつつも身も心も美しく成長していく話。アン・ハサウェイにはなれないとわかっていても、観終わると性懲りもなく「さー明日から痩せよーっ!」と軽率に思っちゃう。
爽快感抜群の音楽と、サクセスストーリーの枠に収まらない仕事に対する情熱の描かれ方にもグッときます。
『プラダを着た悪魔』
2006年 アメリカ/監督:デイビッド・フランケル/出演:アン・ハサウェイほか/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
アラン・リックマンが好き。アランの声を子守唄代わりにしたりブロマイドを購入したり、気持ち悪いファンレターをどうにか英訳してイギリスまで渡しに行こうとするくらい。愛ってすごい、お金も時間も距離も簡単に超えようとする。特別で尊くて代わりがなくて、でもありふれている。クリスマス目前のイギリスを舞台に家族、恋人、友だち、同僚…さまざまな形の愛が描かれるこの映画。アラン目当てで観たことを忘れてしまうくらい、愛の逃れられなさとおもしろさを教えてくれます。
『ラブ・アクチュアリー』
2003年 イギリス、アメリカ/監督:リチャード・カーティス/出演:ヒュー・グラントほか/ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
女性って結局ロックな生き物じゃないですか。誰しも一度は「ロックしようぜ!」って言われるし…ない人はまぁ置いといて。情熱的過ぎるがゆえにバンドをクビになったさえないバンドマンが、家賃を稼ぐために名門私立学校で非常勤講師のふりをしてまじめな子どもたちにロックを教えちゃうお話。小学校でこんな先生ともし出会っていたら今頃私も…と、アホなことをこの映画を観るたび思ってしまいます。国語・算数・理科・ロック、みたいな感じで「ロックの時間」できないかなー! ロックしようぜ!
『スクール・オブ・ロック』
2003年 アメリカ/監督:リチャード・リンクレイター/出演:ジャック・ブラックほか/パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
松尾美里(26)岐阜県在住/アピタ江南店アルバイト
先日6歳になった娘に、大きくなったら何になる?と尋ねたところ、「おんなげいにん!」と言われました。お友だちと4人で一緒にやるそうです。かーちゃんは楽しみです。
※プロフィールは雑誌掲載当時のものです。
『東京グラフィティ』#140(2016年10月号)掲載