ヒマつぶし情報
2018.08.22
カリフォルニアの青いホラー映画 ベスト3選!!
ナード魂を揺さぶるヒーローといったらアッシー以外に考えられない。死霊相手にグーパン勝利、愛用のチェンソーとの空中合体シーンは一周回ってクールの一語に尽きる。十八番の画太郎チックなババアによるダイビングアタックも当然こなしてくるので安心。ついでにネクロノミコンとかアーサー王とかアメリカンな中二要素がスパイシーで抜け目ない。ティーンズの頃に早送り上映会という蛮行で観たことあるが、それでもそれなりに楽しいのがスゴイ。え? スパイダーマン? 何それ(笑)。
『キャプテン・スーパーマーケット』
1993年アメリカ/監督:サム・ライミ/出演:ブルース・キャンベル
ほか/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
カーペンター作品でこれかって人もいるだろうが、そこはアイスキューブに免じてご容赦。僕はアイスキューブが画面に映った瞬間「コイツつええぞ…」って確信に満ちるキラキラを大事にしたい。案の定、古代から蘇った火星の古代人に乗っ取られた人間をバシバシ銃殺しまくるアイスキューブ無双。また火星人がバトルメタル野郎だったり、ジェイソン・ステイサムのムダ遣いっぷりが正にエクスペンダブル。夏の昼間にランニングでヤキソバ食いながら観るのにこんないい映画ないわ。
『ゴースト・オブ・マーズ』
2001年アメリカ/監督:ジョン・カーペンター/出演:アイス・キュー
ブ ほか/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
オープニングからは予測不能! ロバート・ロドリゲスは裏切らないなぁ。ジョージ・クルーニーとタランティーノが犯罪者兄弟というキャスティングからして悪意垂れ流し。タラちゃんはやっぱり死ぬ。舞台はチチツイスターって酒場で、チーチ・マリンの呼び込みは二度見必至。僕のお気に入りはセックスマシーンっておっさんで、局部の仕込みハンドガン登場シーンは三度見必至。実はこの人トム・サヴィーニという特殊メイク界のすごい人なの。とにかく下品、真面目な人は絶対観るな!
『フロム・ダスク・ティル・ドーン』
1996年アメリカ/監督:ロバート・ロドリゲス
出演:ジョージ・クルーニーほか/東芝デジタルフロンティア
加藤清希(33)
本店次長/愛知県在住
ゲーマーというのは世にも恐ろしい業病でして、まさかのdiablo3RoSで再発。日夜、馬場さんと和田さんで地獄を駆け抜けている。2015年はゲームも豊作でホントに忙しい。
※プロフィールは雑誌掲載当時のものです。
『東京グラフィティ』#132(2015年9月号)掲載