ヒマつぶし情報
2018.06.13
心と身体の栄養剤になる参考書3選!!
1980年代に生まれた健康法を、服部みれいさん率いるエムエム・ブックスがわかりやすく雑誌形式で編集したものです。冷え性、アトピー、婦人科系も弱くて豆腐メンタル、なのにヘビーでジャンクなものが止められない、そんな自分を変えるきっかけになった本です。「自分と向き合う」「自分にやさしくする」ってよく言うけど、実際どうすればいいのかまったくわからなかった自分が見つけた、一つの方法です。
『別冊 murmurmagazinebody&soul冷えとり健康法』
服部みれい 著/株式会社エムエム・ブックス
4話構成の音楽にまつわるマンガ。気づいているけど目を背け続けている、過去に囚われて時が止まったままの自分…。
売野先生の本を読むと、ふいに思いもしない一コマ一言で、そんな自分が強制的に引っ張り出されてしまいます。恐る恐る向き合うと涙が止まらないほど、あまりにショッキングなストーリーなので、体力のあるときにしか読めないです。が、読み終えたあとはなんとも言い難い、温かい気持ちで満たされます。
『売野機子のハート・ビート』
売野機子 著/祥伝社
「睡眠の充実は人生の充実への第一歩!」を掲げる会員制快眠ホテル。読んでいるだけで眠りに誘われるホテルの描写に、泊まってみたい願望が募るばかり。一方で、主人公を取り巻く人間関係は悲惨で複雑。物語は淡々と流れていき、どこか俯瞰している夢のようで、頭がぼんやりしてきます。このぬるい温度感に触れると、良し悪しのない夢のようにすべてを静かに受け入れる心持ちでいたい
と思わされるのです。
『オテル モル』
栗田有起 著/集英社
永洞咲(25)岩手県在住/北上さくら野百貨店店員
糖質制限ダイエットを始めて半年で、15キロ痩せました。3食食べて、お酒も飲んで、筋肉もついて超元気! でも「痩せたね」とか誰も言ってくれません。なぜでしょう。
※プロフィールは雑誌掲載当時のものです。
『東京グラフィティ』#147(2017年12月号)掲載