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ヒマつぶし情報

2018.03.19

短い言葉がグッと胸に刺さる!あの歌人の短歌集ベスト3

歌人・増野浩一さんの短歌集から、厳選の3冊。

みんな大好きドラえもんをテーマに短歌を桝野浩一さんが募集し、厳選したその名の通り『ドラえもん短歌』。ドラえもんのキャラやひみつ道具をモチーフにして、簡単な日本語だけで詠まれた短歌たち。これが胸にザックザク刺さる。思わず笑みが溢れるものや涙な

しでは詠めないものがありますが、どれもやさしさで溢れています。ドラえもんが私たちに教えてくれたのはやさしさなんだと再確認できる一冊です。



『ドラえもん短歌』

枡野浩一 著/小学館

親孝行者で清貧だったという偉大な歌人・石川啄木の短歌を桝野浩一さんが現代の言葉に書き直し、石川啄木がどんな人物だったのか暴くという問題作。短歌で読み解かれていく彼の人物像は、仕事をサボり友だちには借金をし、女の人とはいびつな性関係を…といった世にいう最低男。ですが、歌は心に一度刺さると抜けません。いびつな人間の言葉ほど胸を打つのは世の常なのでしょうか。



『石川くん』

桝野浩一 著/集英社

美男子なのに内気なチェリーボーイとプレイボーイの天才歌人。これは二人の目線で交互に描かれる青春ストーリー。思わず胸が苦しくなってしまうチェリーボーイ的な切ない場面も、プレイボーイ的なエロい場面もユーモアたっぷりに描かれ、すごい速度で読んでし

まいます。しかも物語の至るところに感動をさらに掻き立てる短歌が。ページをめくる手を止めて浸りたい気持ちになってしまう不思議な作品です。



『ショートソング』

桝野浩一 著/集英社


藤巻健太(31)宮崎県在住/宮崎MRT店店長
さすらいのヴィレヴァン店員です。最近はまっていることは「健康」です。禁煙を皮切りに筋力トレーニングや野菜を中心にした食生活を心がけています。美しい大人を目指したいと思う今日この頃です。

※プロフィールは雑誌掲載当時のものです。

『東京グラフィティ』#145(2017年8月号)掲載

「東京グラフィティ」のサイトはこちら

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